いまさら腋窩

前回は「いまさらスクワット」と題して、スクワットについて深掘りしました。今日のタイトルは「いまさら腋窩（えきか）」です。

 

「いまさら」シリーズ（シリーズ化できるかどうかわかりませんが😆）では、レッスンで十分にお伝えできていない部分について書いていきたいと思いますので、シャキット歴が長い方にこそ読んでいただけたらありがたいです。

 

 

 

 

 

 

では本題に・・・今日は腋窩、つまり「わき」の話です。

 

わきのお手入れはしっかりとされていますか？お手入れと言っても、毛の処理とかそういう話ではないです。わきやその周辺を十分に動かし、柔軟性を保てていますか？という話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

レッドコードでトレーニングをするようになってから、肩こりが良くなったという話をよく聞きます。肩こりが改善した理由はいろいろとあると思いますが、その1つにレッドコードのトレーニングは、わきを使いやすい（意識している・していないにかかわらず）という特徴が挙げられると思います。

 

イラストをご覧下さい。わきの周りにはこんなにもたくさんの筋肉が集まっているのですね。大渋滞を起こしています😂この渋滞っぷりを見ても、わき周りを動かすことの重要性が感じられるのではないでしょうか。

 

またわきはリンパ節が集中している部位の1つなので、わき周りをよく動かすことは肩こり改善だけでなく、顔のむくみを緩和する作用もあるようです。

 

ではここからは実際にレッスンで行っている動きの中から、わきを意識してみると良い動きをいくつかピックアップしたいと思います！

 

 

こんな動きあったっけ？！と思っている方も多いかもしれません。ワークアウト第1の一番最初にやるものですね。たぶん90％・・・いえ、98％くらいの方が何の気なしにやっているだろうと思われるあの動きです😂

 

太ももの裏側やお尻を伸ばすのを第一の目的としていますが、せっかくなので上半身、特にわきも意識していたけると一石二鳥！でございます😄

 

わきを伸ばすためにはポイントがあります。それは背中を丸めない、つまり胸椎をできるだけそらせるということです。右側の画像のように背中を丸め、頭を落としてしまうと、わき周りにはあまり効果がありません。左側の画像のように胸を床に近づけるイメージで胸椎をそらせることができると、わきの伸びも感じ取れると思います。

 

 

次もワークアウト第1のストレッチの1つですね。骨盤を出し切って、腕は肘を伸ばして力を抜く、というのがポイントになります。上の腕のわきはもちろん、体側（体の横）を全体的に伸ばすことができます。

 

ちなみにこのストレッチ、背中を丸めて行う方と逆に胸を開くような形で行う方とに分かれます。どちらかが正しいというわけではありません。わきの伸びを強くしたい場合には、体をやや上方に向かって開く（わきを天井に向ける感じ）にすると良いかと思います。左右2回ずつ行うので、いろんな伸ばし方をするのが良いのではないでしょうか😄

 

 

 

 

 

 

 

 

またまたワークアウト第1の動きです。どれだかわかりますか？ここから肘を外に開きながら（肩甲骨を下げながら）、体を起こしていく動きです。

 

あくまで筋トレなので、メインは画像の後に続く体を起こしていく部分にはなりますが、わきのためにはこの部分もないがしろにはできません。ここでわきをしっかりと伸ばしておくことで、その後に続く動きでより大きく肩甲骨を動かす下準備ができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトSMはわき周辺を伸ばす動きがてんこ盛りです。ソフトSMでよりわきの伸びを強くしたい時には意識すると良いポイントが2つあります。1つはわきをできるだけ棒に近づけるという点です。右側の山内さん、わきがちぎれる寸前みたいな顔しています😆

 

 

 

 

 

 

 

もう1つのポイントが胸椎をそらせることを意識するということです。こちらもソフトSMの動きですね。棒を握っている側のわきはもちろんのこと、反対側もわきをできるだけ床に寄せる（胸椎のそりを強める）ことで、両方のわきを同時に伸ばすことができます。

 

ということで5つピックアップしてみました。他にもいろいろとあると思います。「この動き、わき伸びる！」というのを探しながらレッスンを受けられると、つらいレッスンも少しは楽しめる？！かもしれません・・・😆