タダより高いものはない②

今日は前回に引き続き、シャキット文庫に寄贈していただいた雑誌ターザンに載っている数々のトレーニングメニューの中から、真木が「これいい!」と思ったものをご紹介していきます~😄ターザンのような身体能力を手に入れることができる!わけではもちろんありませんが、スポーツをする方には良いのではないかな~と思います。

 

その動きがこちら👆「ジャンプツイスト」と命名されています。やり方はこう説明されています。

 

『両手を肩の高さで水平に伸ばす。掌(手の平)は前に向ける。左右のつま先を揃えて、小さくジャンプしながら左右交互に回旋。胸と腕は常に正面に向け、肋骨から下をツイストさせるつもりで。トータルで50回。』

 

この運動のポイントはどこでしょうか?できるだけ回旋を強くすることでしょうか?

 

真木が思う大事なポイントは、「腕と胸は常に正面に向け、肋骨から下をツイストさせる」という箇所です。つまり、肋骨から上と肋骨から下を「分離」させるということです。

 

肋骨から上と肋骨から下を分離させて動かすというこの「技」はダンスをされる方なら必須かもしれません。

 

自分はダンサーではないから関係ない・・・と思われるかもしれませんが、実はワークアウト第1にはこの動きあるんですね~。

 

どの動きだかわかりますでしょうか?自分ではけっこううまく描けたかと思うのですが・・・😅

 

動き出す前の姿勢は大半の方が正しい形になれています。ところが・・・開いている側の足を上げようとした途端に重心が反対側に逃げてしまい、骨盤から上の軸(薄いピンクの点線)が倒れてしまう方がいらっしゃいます。

 

正しくは、骨盤のみを反対側(左足を上げるなら骨盤のみ右)にずらすことで、骨盤から上の軸が乱れないようコントロールします。この軸を保つことで狙っている筋肉(中殿筋や体幹の筋肉)に効かせることができるのです。

 

この動きも「分離」が大切です。ダンサーではなくても「分離」ができるとできないとではトレーニングの効果に差が出てしまうのです。この分離を習得するために、上記の「ジャンプツイスト」は有効なのではないかと思うわけです😄

 

冒頭に「スポーツをされる方にも良い」と書きましたが、特にゴルフをされる方に良いのではないかと思います。と言っても、真木はゴルフ経験ゼロですので、これから書くことは単なる推測で、もしかしたら大ハズレかもしれません。間違えているようでしたら、ゴルファーの皆様ご指摘をお願い致します🙏

 

肋骨から上と肋骨から下、つまり胸郭と骨盤を分離させることは、ゴルフでも大事なのではないかな~と思い、色々と調べていたら、こんなの見つけました!

 

イギリスのゴルフスクールでコーチをされているクリス・ライアンさんが配信されている動画内で見つけたものです。

上記の2枚はショットを打つ前段階の静止画です。2枚の違いは分かりますでしょうか。1枚目は右に回旋させた胸郭に骨盤がついていっており、重心が右に移動しています。2枚目の方は胸郭は右に回旋していますが、骨盤は逆に左に移動しています。ライアンさんによれば、2枚目の打ち方の方がより回旋が強くなり、飛距離が伸びるということのようです。

 

先ほども書きましたように真木はゴルフ経験ゼロですので、これに関し何らコメントできる立場にないのですが、確かに回旋が強くなれば飛距離は伸びそうな感じはします。ゴルフに限らずひねり動作を伴うスポーツに共通して言えることかもしれません。ゴルファーの皆様、いかがでしょうか?

 

最後に・・・ダンスもゴルフもしないからジャンプツイストはど~でもいいやと思われた方、それは早計です!

 

骨盤と胸郭が分離できると腸腰筋をはじめとする深部の筋肉の活性化になるのです。つまりこれも十分に体幹のトレーニングになるということです。実際、このトレーニングは「進化論的体幹トレでブレない軸を手にしよう。」のコーナーで紹介されていました。体幹は鍛えたいけどプランクは嫌い、そんな方にも良いかと思います😄

 

文:真木

 

おまけ:風除室にある自動販売機で販売されているお水が120円に値上がりしてしまいました。常温ではありますが、シャキットにて90円にてお水をご購入いただけます。ご希望の方はお申しつけ下さいませ~。