呼吸が浅いのは・・・

すっかり秋めいてきましたね~。体調は崩されていないでしょうか。ところで・・・しっかりと呼吸できていますか?長引くマスク生活で知らず知らずに呼吸が浅くなっているかもしれません。加えて、寒くなってくると姿勢はますます縮こまり、そうなると呼吸のための筋肉が伸びづらくなります。ということで、今日は呼吸に関係する筋肉のストレッチをご紹介します!本格的な冬が来る前にしっかりと整えておきましょ~😄

 

 

本日、伸ばしたい筋肉はこちら、肋間筋(ろっかんきん)です!肋間筋について書く前に、呼吸の時に体の中がどんな風に動いているかを見てみたいと思います😊

優雅なBGMに乗って、胸郭が膨らんだりしぼんだりしています。実際はここまで大きな動きではないかと思いますが、胸郭の動きが分かりやすいので載せてみました。息を吸う時に胸郭が広がるため、肺に空気を入れることができるのですね。

 

肋間筋は三層になっており、内側から最内肋間筋、内肋間筋、外肋間筋と呼ばれる筋肉が付いています。

 

安静時の呼吸(普段の生活の中での呼吸)に関与する筋肉は横隔膜と外肋間筋です。そのうち外肋間筋が胸郭を広げる役割を担っています。外肋間筋は息を吸う時のみ働いて、吐く時には働きません。外肋間筋が弛緩する(力が抜ける)ことで、胸郭がしぼまり(元に戻り)、肺の中の空気が押し出されます。(呼気)

 

肋間筋が十分に働かなければ、当然、胸郭の動きも悪くなり、胸郭が十分に広がらなければ、胸郭の中にある肺も空気を取り込みづらくなります。呼吸における肋間筋の重要性がわかったところで、いよいよストレッチのご紹介です!とっても簡単なストレッチです。今までこのブログでご紹介してきたストレッチの中でも最も簡単なのではないでしょうか。

 

これだけです!隣のおじさんは必要なのか?!・・・と思ってしまうくらい簡単です😆気を付けることは、「骨盤を動かさない」ことくらいです。数回繰り返して、最後は15~20秒程度止まると、肋骨の間の広がりを感じ取れるのではないでしょうか。

 

反対側の腕はだらんとしても良いですし、広げている側の肋骨に手の平を当てるのも良いかと思います。ぜひお試しあれ~😄

 

文:真木