内臓脂肪のもとになる食べ物

マタニティフォト風ではありますが、もちろん新しい命は宿ってはいません😅中にいるのは・・・脂肪、脂肪、そして脂肪😭シャキットのお客様でこういう妊婦さん風のお腹の方はほとんど見かけませんが、世の中にはけっこういらっしゃいますよね~。身近にもいらっしゃいませんか?圧倒的に男性に多いかと思いますが、時々女性も見かけます。手足は特段太いわけではないのに、なぜにお腹周りだけこれほどまでにパンパンに膨れ上がるのでしょう・・・🙄

 

膨れ上がったお腹の原因は内臓脂肪ですが、血液中の脂肪がいきなり内臓脂肪となるわけではなく、一時的な脂肪の貯蔵庫として肝臓があります。肝臓で蓄えきれなくなった脂肪が内臓脂肪や皮下脂肪となるのです。

 

例えるなら、

 

血液中の脂肪→お財布の中のお金。使いたい時にすぐ使える。

 

肝臓の脂肪→タンス預金。銀行に下ろしに行く手間はかからないという意味ではいつでも使えるけど、案外使わない?

 

内臓脂肪→普通預金。タンス預金よりは引き出す手間はかかるものの、必要時には簡単に引き出せる。(内臓脂肪は運動や食べ物を変えることで比較的簡単に落とせる。)

 

皮下脂肪→定期預金。一度預けると引き出す時にひと手間かかる。(皮下脂肪は女性に多く、内臓脂肪よりも落とすのが難しい。)

 

という感じだそうです。肝臓で蓄えきれない分が内臓脂肪や皮下脂肪になってしまうのならば、肝臓に脂肪として溜まりやすい食べ物を避けることが重要となりますね。ということで今日はそんな「危険」な食べ物をいくつかご紹介します~。

 

💀トランス脂肪酸💀

 

悪名高いトランス脂肪酸は、ニューヨーク市のように使用を完全に禁止している地域があったり、EU加盟国や韓国のように表示を義務付けている国があります。日本は残念ながら規制も表示義務もないので、「自分で調べて自分で気を付ける」しかありません。

 

ただ、日本企業も表示義務がないからとぼ~っとしているわけではなく、一時期は「トランス脂肪酸の権化」のようなイメージがあったマーガリンでも、含有量は以前の10分の1以下になっているそうで、トランス脂肪酸低減のための企業努力を重ねているようです。

 

トランス脂肪酸はマーガリン以外だと、ショートニング、サラダ油、大豆油、こめ油、ひまわり油、べにばな油、ごま油、植物油脂などに含まれます。植物油脂なんてありとあらゆる加工食品に入っています。スナック菓子やファストフード、外食や総菜の揚げ物といったようなトランス脂肪酸が含まれていることを容易に想像できるものはもちろん、例えばドレッシングなどにもよく入っていますね。野菜を食べよう!と意気込んでサラダを用意し、ドレッシングをかけた結果、トランス脂肪酸を体に取り込んでしまうというのはなんだか悲しい話です。

 

💀フルクトース(果糖)💀

 

フルクトースに関しては7月16日のブログで書きましたので、ここではサラッと。ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、異性化糖、異性化液糖などなど、その呼び名はさまざまあるようですが、どれも同類です。

 

原料となるトウモロコシは9割がアメリカ産です。ここからは怖~い話ですよ😱アメリカ産のトウモロコシは8割以上が遺伝子組み換えです。主要品種であるキングコーンはとにかく強い!遺伝子操作で化学薬品に負けないようにしたのです。雑草除去のために化学薬品を撒きまくっても、キングコーンはへっちゃらです!おかげで通常栽培の5倍もの量を収穫できるのだとか。雑草だけではありません。キングコーンは虫が食べると、その虫が死ぬように遺伝子組み換え操作がされているのです。まさに無敵!そんな無敵なトウモロコシを人間が食べて大丈夫なのしょうか??

 

遺伝子組み換えトウモロコシの安全性には賛否両論あります。フルクトースの原料となる以外に、家畜のエサとしても使われていますので、肉や卵、乳製品を食べる限り、遺伝子組み換えトウモロコシの影響はゼロにはできませんが、せめてラベルにブドウ糖果糖液糖等の表記があるものは出来るだけ控えたいと個人的には思います。

 

💀人工甘味料💀

 

カロリーを抑えるために加工食品の多くに入っている人工甘味料にはアスパルテーム、ネオテーム、スクラロース、アセスルファムK、サッカリンなどがあります。食べ物を選ぶ時にカロリーで選んでいませんか?人工甘味料はカロリーが低いため、砂糖の代用品として「乱用」されていますが、砂糖が悪魔なら人工甘味料は大悪魔です。ラベルを見る時には、カロリーよりも原材料を重視していただきたく思います。

 

人工甘味料の肝臓への影響はいまだ研究段階ではあるようですが、今年発表された研究によれば、人工甘味料が肝臓の解毒作用を妨げる可能性があることがわかってきているようです。人工甘味料の健康への悪影響は多岐にわたります。カロリーゼロにつられないようお気をつけ下さい・・・。

 

😭アルコール😭

 

トランス脂肪酸、フルクトース、人工甘味料はシャキットのお客様には是非、積極的に避けていただきたいところですが、アルコールに関しては・・・その方の考え方にもよると思いますし、真木にとやかく言われる筋合いもないかと思いますので、何も申しません!「肝臓に脂肪として溜まりやすい食べ物を紹介する」というのが今日のテーマである以上、アルコールは無視できないので一応載せました。アルコールの継続摂取は肝臓の代謝機能・解毒機能を阻害してしまうというのは事実かと思います・・・。

 

ということで、4つ挙げました。アルコール以外は意識しないと知らず知らずに摂取しているということが多いと思います。お腹パンパンの方もそうでない方も、口に入れる前に今一度その食べ物が何を含んでいるのか、是非考えてみていただきたく思います。

 

文:真木