今日はある野菜について書いて欲しいと依頼を受けましたので、それについて書きます。いや、実際には依頼ではなく、命令だったかと思います。なんでもその人はこれからその野菜を収穫する予定で、それをシャキットで販売し、お小遣い稼ぎをしようと目論んでいるようなのです。ブログでその野菜の宣伝をすれば、お客様が飛びつくだろうと考えているようです。汚らわしい人です・・・
その汚らわしい人が収穫する予定の野菜がゴボウです。(画像はきんぴらおしょうとこむすびまん)昨日、久しぶりに畑に行ったので、試しに1本抜いて食べてみましたが、おいしゅうございました。
ゴボウについては前に一度ブログで書いたことがあったので、丁重にお断りしたのですが、しつこい+前回何を書いたのかさっぱり覚えていないので、書くことにしました。
ゴボウと言うと、食物繊維が豊富で便秘解消に良いというのは誰でも知るところなので、他にどんな「良いこと」があるかを探ってみたいと思います😊
と、その前に・・・ゴボウというとザ・日本の野菜という感じがしますが、いつから日本にあったのでしょうか?なんとさかのぼること縄文時代という説が有力なようです。
原産地は中央アジアと考えられていますが、この地域が東西交易の主要ルートだったこともあり、ゴボウは東西に広がっていきました。例えば、紀元前後に書かれたとされる『ディオスコリデスの薬物誌』にゴボウが登場するようです。
世界中に広がっていったゴボウですが、ゴボウを食用としているのは日本と朝鮮半島くらいだそうです。ゴボウ大好きな真木からすると、どう見てもただの根っこにしか見えないゴボウを食べようと思った昔の日本人に感謝です😆ちなみにあるサイトで「最初に食べた人すごい!」と思う食材ランキングに、ゴボウは見事ランクインしていました😅他には、ウニ、ナマコ、納豆、カニなどがランクインしていました。
1~3世紀あたりに書かれたとされている漢方医学の古典『名医別録』によると、ゴボウは
味は辛・平。目を明らかにし、中を補い、風傷を除く。根や茎は傷寒による寒熱、汗出、中風、面腫、消渇、熱中を治療し水を逐う。久しく服すれば、身を軽くし、老いに耐える。
と書かれているそうです。意味がよくわからない部分もありますが・・・身を軽くし、老いに耐える!これは見過ごせませんね~😆
東洋でも西洋でも、ゴボウは解毒作用がある薬草として重宝され、咽喉の腫れや痛み、体内の老廃物の排出を促し、感染症や慢性的な肌荒れの治療などに用いられてきたそうです。
人体で解毒の役割を担っている臓器と言えば肝臓ですが、ゴボウの解毒作用というのは、肝臓の働きを助けるものによると考えられているようです。飲酒習慣のある方はゴボウで肝臓の英気を養ってあげると良いかもしれませんね。
上述の『名医別録』の記載を裏付けるような研究はさまざまあるようです。関節の痛み(炎症)や肌荒れ・吹き出物などもゴボウの解毒作用によって、改善が期待できるとする研究が複数あるようです。
また、「老いに耐える」については、ゴボウに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸やタンニンが関係しているようです。病気の原因となる活性酸素や、老化の原因である過酸化脂質の発生を抑える働きが、クロロゲン酸やタンニンにはあるそうです。更に更に、ゴボウに含まれるアクチゲニンには加齢による記憶障害を抑制する働きもあるのだとか!
ということで、肌荒れにお悩みの方、膝等々が痛い方、💩が出ない方、大酒飲みの方、物忘れが増えている方などなど、今日からゴボウを食卓にどうぞ!
あ・・・!危なくシャキットゴボウのアピールを忘れるところでした😅シャキットファームのゴボウは加熱なしで食べれられるサラダゴボウでございます!細切りにしてマヨネーズで和えたりすると絶品ですし、普通にキンピラ等でも美味しくお召し上がりいただけます😊もちろん農薬は一切不使用、代わりに山内さんの愛情がたっぷり入っています!(これはプラス要素にはならないかもしれませんが・・・😆)
販売は11日の木曜日を予定しているようです。皆様、よろしくお願いいたします~!!
文:真木
コメントをお書きください