この「ダンス」良いかも!

突然ですが、高知県南国(なんこく)市から徳島県美馬(みま)市と香川県高松市、車で行くとするとどちらが遠いと思いますか?

 

真木は当然、高松の方が遠いと思っていました。香川県に行くには徳島県を通り越していかなければいけない、と地図で見て思っていたからです。

 

 

ところが実際に行ってみると、どちらも約1時間半、ほぼ変わらないという結果になりました。

 

南国から美馬へは北東に一直線と思っていたのですが、それが甘かったのです。そんな道は存在せず、一旦北上し、なんと愛媛県(水色の丸部分)に入り、愛媛県から徳島県に入るという「ワンクッション型」でないと徳島県に入れないのです。(高速道路の話です。)

 

しかも美馬市まではトンネルだらけ!1時間半ほどなのに、約20もトンネルを通過せねばならず・・・。更にはほぼ一車線。高速道路ではなく中山峠でも走っているような錯覚に陥るようなクネクネ道。運転しながら、「日本は山だらけ」を実感しました。

 

四国四県は県民性がバラバラというのを聞いたことがあったのですが、画像の地図を見て納得しました。東西に走る山で見事に分断されています。現代の技術を集結して作ったであろう高速道路でさえ、あのグネグネ一車線なのだから、道路がない時代には、他県(他藩?)との交流などほとんどなく、それぞれがそれぞれの文化が発展し、それが現在のバラバラな県民性につながったのかもしれません。

 

南国市から美馬市への北東一直線を阻むのが、赤丸の剣山(つるぎさん)です。道民はあまり聞いたことがない山だと思うのですが、謎多き山なのです。

 

どんな謎かと言いますと・・・書くととても長くなりますので、良かったら下記の動画を見て下さい。YouTubeで「剣山、アーク」で検索するとたくさん動画が出てくるのですが、下記は10分程度で短くて良いかな~と思いました。真木はこういう話が大好きなのですが、興味のない方にとってはただの「とんでも話」かと思いますので、スルーして下さい😅

 

ちなみに下記は駿台予備校の世界史の先生、茂木誠先生による動画です。茂木先生の動画はどれもとても分かりやすく、さすが予備校講師だな~と毎度感心させられます。歴史にご興味のある方、どうぞ~。こちらは少々長め、20分強あります。

 

なぜ四国や剣山の話を書いたかと言いますと、ある「ダンス」をおすすめしたかったからなのです。

 

前回・前々回と2回にわたってブログに登場したアイアンガーヨガの創始者アイアンガーさん。前回、アイアンガーさんの言葉を2つご紹介したのですが、実はもう1つ気になった言葉があったのです。それは

 

If you open your armpits, you’ll never get depressed.

脇の下を開けば、気分が落ち込むことはない。

 

というものです。これはうつ症状に悩んでいたパトリシア・ウォルデンさんという生徒さんが、初めてアイアンガーさんのクラスに参加した時に言われた言葉なのだそうです。この時、パトリシアさんは25歳。その後、パトリシアさんはアイアンガーヨガを40年以上学び続け、今ではアメリカを代表するヨガの先生なのだそうです。画像は若き日のパトリシアさんとアイアンガーさんです。

 

パトリシアさんが上記の言葉をかけられた時に行っていたアーサナ(ポーズ)がTadasanaというものです。検索してみると、タダーサナ、ターダアサナ、ターダ―サナなど色々と出てきて読み方はよく分かりませんでした。

 

また、どんな形のアーサナなのかも正直よくわからなかったのですが、イラストのような伸びをしているものがいくつかありました。イラストの3つ目、4つ目のポーズをすると、脇の下や胸が開いてスッキリします。確かに、落ち込んでいる時にこのポーズをしようとは思わないですね。

 

うつ症状に悩んでいたパトリシアさんは、アイアンガーさんのこの言葉で、体をどう使うかは心にも影響を与えるということを知り、そこからすっかりヨガに魅了されていったそうです。

 

この話を読んで、改めて「脇の下や胸を開くということは大事だな~」と感じた真木は、ブログでストレッチについて書こうかと思い立ったわけです。

 

ところがよく考えてみると、脇の下や胸を開くストレッチというのは、今までもちょいちょいご紹介しており、ある意味、新鮮さに欠けるな~という気がしてきたのです。

 

そんな真木の目に飛び込んできたのがあの「ダンス」!!剣山は徳島県にあります。徳島県のダンスと言えば・・・

そうです、阿波踊り!!

 

脇の下、開きっぱなしではありませんか!踊る阿保に見る阿保、同じ阿保なら踊らにゃ損々♪♪

 

阿波踊り踊って、気分が上がらない人なんていないのではないでしょうか。下記の動画は5分過ぎ辺りから「女踊り」が見られます。

脇の下&胸を開くには手の平の向きが大切です。よく見てみると、手の平を正面に向け、前方へ押し出すような動きが入っていますね。この動きいいですね~😄脇の下や胸が開くのがよく分かると思います。

 

女踊りは余裕~♪という方は、下記の男踊りをどうぞ!腰を落とすので更にきつくなります。

 

 

徳島の炎天下で踊り倒すのですから、すごい体力ですね。なんでも地元の踊り子さんは阿波踊りに向けて、年に200日は筋トレに励むのだとか!

 

阿波踊りで脇の下を開いて、気分を上げていきまっしょー😄😄😄

 

文:真木

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コメント: 2
  • #1

    サノ (水曜日, 27 7月 2022 18:17)

    以前徳島の田舎に住んでた時、阿波踊りの音楽がかかると、老若男女問わず踊り始めて、おまけにやたらかっこよくてびっくりしたのを思い出しました。
    暑さやあのビートで一種のトランス状態になれるのかも。習っておけばよかったです。

  • #2

    シャキット真木 (水曜日, 27 7月 2022 21:12)

    徳島県民のDNAには阿波踊りが埋め込まれているんですかね!観光客に見せるための阿波踊りではない本物の阿波踊りも見てみたいです。「トランス状態」・・・なるほど、そうでもないとあの暑さの中で踊れないですよね。