老化を最も加速させるもの

老化を加速させるものというと何が思い浮かびますか?

 

💀喫煙

 

💀アルコールの過剰摂取

 

💀睡眠不足

 

💀運動不足

 

💀過剰な紫外線

 

💀ストレス

 

ほかにもいろいろとあるかもしれませんが、その中でも最大の老化促進パワーを持つとされているのが、これです。

 

順番はぐちゃぐちゃになってしまっているのですが、最大の老化促進パワーを持つ「ラスボス」を作っている工場の様子です。真木の目にはコンクリートでも作っているように見えるのですが、もちろんラスボスの正体はコンクリートではありません。もう少し分かりやすい画像もあります。

 

こちらはラスボスの原材料を収穫し、何度も何度も洗浄し、その後に繊維を除去する作業過程の画像です。繊維はローラですりつぶすそうです。そうして取れた液体だけを使ってラスボスは作られます。ちなみに不要となった繊維は廃棄されるわけではなく、燃料として活用されているそうです。液体には石灰乳が加えられ加熱されます。不純物は凝固・沈殿させ、上澄みをさらに煮詰めていきます。

 

最終的には遠心分離機にかけられ、そこで得られた結晶がラスボスの正体です。もうお分かりでしょうか。ラスボスの正体は「砂糖」です。

 

残念ながら、現代人のほとんどが中毒にかっかっているといっても過言ではない砂糖こそが老化促進の最大にして最恐のラスボスなのです😭中でも危険なのが「フルクトース」です。


「甘いものはあまり食べないから大丈夫」と油断したら危ないですよ。日本は「フルクトース天国」なのですから😭

 

ケチャップ、麺つゆ、ドレッシング、漬物、海苔の佃煮、焼肉のタレなどなど、日本人が日常的に食べている加工食品にはフルクトースが含まれていないものを探す方が大変なくらいごく普通にフルクトースが含まれています。ただし、フルクトースという名前では書かれておらず、「果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖、異性化液糖」などと書かれています。

 

 

ここからはフルクトースがどのように体を老けさせるかという話です。

 

クリームブリュレのキャラメリゼ(砂糖を焦がしてパリパリにした部分)って美味しいですよね~😍実はこのキャラメリゼ(キャラメル化)と同じことが、体でも起こるのです。

 

人間の細胞はたんぱく質と脂肪で出来ています。そして糖には生命を維持するためのエネルギー源としての役割があります。

 

体内に取り込まれた糖は、ブドウ糖に変換され、生命活動(脳で考える、筋肉を動かす、内臓を働かせる、体温や脈拍を維持するなど)の源となります。使われる分だけが体に取り込まれるのなら良いのですが、多くの人は使用する量以上の糖を体内に取り入れています。余った分のブドウ糖はインスリンによって脂肪に変換されて、「万が一の時」のためのエネルギー源として蓄えられることになります。早い話が「脂肪がつく、太る」ということですね😭

 

しかもこれで終わりではないのです。脂肪になって「いざという時」に使えるのならまだ良いのですが、体内の余分なブドウ糖は血液で全身の細胞に送り込まれ、そこでたんぱく質や脂肪にくっついて、ある物質が生まれてしまいます。それが、

 

AGEs、終末糖化産物です。なんだか名前も怖いですね😱AGEsはとにかく老化を促進させます。例えば、真皮にAGEsが溜まれば、肌の弾力は失われ、たるみ・くすみ・シワという書くのも恐ろしい事態に発展します。血管に蓄積すれば、動脈硬化、血圧上昇、心疾患から脳血管障害まで誘発し、脳に増えればアルツハイマー型認知症、骨に増えれば骨粗鬆症といった具合に、全身のありとあらゆる細胞や臓器にとてつもない悪影響を及ぼすのです。

 

AGEs怖いですね・・・😱でも上記は「ブドウ糖」での話です。では「フルクトース」の場合はどうなのでしょうか?

 

残念ながらフルクトースの場合は、インスリンが出動することもなく、体内に入ると細胞に直行です。しかもフルクトースはブドウ糖の10倍ものスピードでたんぱく質や脂肪とくっついて、大量のAGEsを作り出してしまうのです。

 

スイーツや清涼飲料水はもちろんのこと、多くの加工食品にフルクトースは潜んでいます。しかも一見、体に良さそうな食品にも入っていることが多いのです。原材料ラベルをよ~く見てみてくださいね。

 

女性ならお肌のために手入れをがんばっている方も多いかと思います。せっかくに努力がフルクトースで台無しにならないためにも、フルクトースは出来るだけ避けるのが賢明かもしれません。

 

文:真木