トマトよりも多い

シャキットのサーキュレーターのカバーが全て完成しました。一番の力作は鏡の前にある「骨格模型」をフェルトで作ったタイプです。完成品をご覧くださったお客様からは

 

「スゴイですね!器用ですね!かわいい😍」というお褒めの言葉から、「気持ち悪い!怖い!」という山内さんを怖がる声、はたまた「山内さんは何をやっているんですか?」という冷静な質問まで、さまざまな反応を頂きました。真木も「怖い」に一票です。

 

フェルト骨格模型がビブラム(5本指の靴)を履いているのですが、画像はそのビブラムに刺繍?を施している山内さんです。どうですか、怖いでしょ?

 

 

こんな風に今ではすっかり「おしとやか」な山内さんですが、若い頃にはとんでもないこともしていました。それが「頭でスイカ割り」です。今はドリームビーチと呼ばれる大浜で、スイカに向かって猛烈ダッシュ!からの全力ジャンプ!!そしてスイカに頭突き!!!

 

夏の恒例行事だったらしいのですが、ある時、首を痛め整形外科を受診したところ、お医者さんにめちゃんこ怒られてようやく足を洗ったそうです。怒られて当然ですね。そのお医者さんに命を救われたかもしれません。

 

ところでスイカの「あれ」はトマトより多いってご存知ですか?トマトと言えば・・・リコピン!そうです、スイカはなんとトマトの約1.5倍のリコピンを含んでいるらしいのです。真木はスイカは「色のついた水」くらいにしか思っていなかったので意外でした。みくびってゴメンね、スイカ。

 

リコピンという名前は知っていても、その作用までは詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。真木も知らなかったのですが、さまざまなサイトによれば

 

😍活性酸素を除去してくれる

 

😍シミやシワを予防してくれる

 

😍血糖値を下げてくれる

 

😍動脈硬化を予防してくれる

 

😍体脂肪燃焼(動物実験)

 

などがあるようです。そう言えば、私の94歳の祖母が昔からスイカが大好物で、94歳になった今でも大玉の4分の1カットを一人で食べてしまうくらいのスイカ愛の持ち主です。私が小学生の頃、夏休みに祖母の家に遊びに行くと必ずスイカが出てくるのですが、孫よりも誰よりも祖母が一番おいしそうに食べていた記憶があります。ただ、記憶はそれだけでは終わらないのです・・・。祖母がスイカを食べ終えたら必ず毎回やることがありました。小学生の私にはそれが怖いというか何というか・・・とても複雑な思いで祖母に目が釘付けになっていました。祖母がしていたこと、それは・・・

 

スイカの皮でフェイスマッサージ!です😅皮を手の平サイズくらいに切って、その皮を頬やおでこに当てて、10分も20分もグルグルグルグル・・・娘(私の母)からは「またそんなことして気持ち悪い」と罵られても、どこ吹く風でグルグルは止まりません。しかも!グルグルが終わった後も洗顔する気配なし・・・顔がベトベトしないのかな~と不思議でした。

 

そんな祖母ですが、足腰もそれなりに弱くなり94歳相応の身体機能ですが、ほっぺただけはあまりシワがなくツルッとしているんです。もしかしたら・・・スイカの皮でグルグルが功を奏した??スイカのリコピンが効いたのかもしれません🙄今年の夏は私もやってみようかなと迷いが生じています・・・。

 

スイカに含まれる栄養素でもう1つ覚えておきたいものに「シトルリン」というのがあります。これはあまり聞いたことがないですね。スイカ以外の果物にはあまり含まれていないそうです。

 

シトルリンの作用の1つに血流を良くし、むくみを改善するというのが挙げられます。そしてもう1つ嬉しい作用があります。それが、筋肉痛を和らげてくれるというものです。トレーニングも慣れてくると筋肉痛が起こらなくなりますが、たまに違うレッスンを受けると翌日の筋肉痛に泣かされる、という経験ありますよね。いつもとは違うレッスンを受ける日にはレッスン後にスイカを食べると良いかもしれません😊

 

ちなみに「スイカの種を食べると盲腸になる」と子供の頃に聞いてから、それをかたくなに信じてきた真木は、時々誤って種を食べてしまうと「今の大丈夫かな・・・」と少々不安になったりしたものですが、どうやらそれは事実ではないそうです。実際、スイカの種のレシピもありました。ナッツのように美味しいらしいです。皮に近い白い部分は赤い部分よりも更に栄養豊富らしく、酢漬けやきんぴらのようにして食べると良いそうです。

 

スイカの季節が待ち遠しいです!

 

文:真木