何か1つをコツコツと

先日嬉しいことがありました。5月1日のブログのトレーニング(股関節の自由度を上げるための動き)を約1カ月にわたって試されたお客様が結果報告をして下さったのです😊股関節の可動域が広がったことを実感されているそうで、スクワットの時にはお尻を以前より深く落とせるようになり、あぐらの時の膝の高さが床に近づいたとのことでした。ブログでは1日5分でできると書いたのですが、その方おっしゃるに2分でOK!とのことでした。2分でできるというのが継続するコツだそうです。

 

他にもいらっしゃいます。5月16日のブログを読んでから、ビルの8階にある職場にエレベーターではなく階段で上がっているという方です。「イイ感じ」だとおっしゃっていました😊お二人には今後も続けていただき、3か月後、半年後にどう変化したかを聞いてみたいところです。

 

このお二人に限らず、シャキットのお客様を見ていて日々思うことは「コツコツ型の努力に勝るものはない」ということです。シャキットのお客様が「カメ」だと言いたいわけではないですが😅、『ウサギとカメ』の物語は人生の真実なんだな~とつくづく思います。

 

こんな言い方はなんですが、「いい年した大人」が「去年の自分、数年前の自分より元気である、体力がある、柔らかい、動ける」というのは、驚くべきことです。普通に生活をしていたら、良くて現状維持、大体は緩やかな下り坂、下手すりゃ坂を転がり落ちる、なんていうことも十分にあり得ます。そんな「定説」をくつがえして、日を追うごとに、年を追うごとに、「成長」しているシャキットのお客様には真木、敬服です😊

 

と持ち上げたところで・・・ここからはダメ出しもしたいと思います!

 

「家ではなぁぁぁぁぁぁぁぁんにもしない」という方が多いのも承知しております。忙しい毎日、家にいる時くらいはの~んびりしたいよ!という気持ちは分かります。痛いほどわかります。ですが、週1回・2回シャキットのレッスンで動かしくらいでは、到底十分とは言えない部位があります。ブログでも何度も言っている部位です。胸椎です。

 

股関節や肩関節が若い頃より硬くなったと感じている方は多いと思います。それは事実かもしれませんが、少なくともその事実に気づけているということは、日常の中で股関節や肩関節を使っているという証しでもあります。

 

ところが、「胸椎が若い頃より硬くなった」と認識できている方はほぼいないと思います。胸椎など意識すらしたことがないと言う方が大半だと思います。それは言い換えれば、日常生活の中で胸椎をほとんど使っていないといういことかもしれません。

 

シャキットで胸椎をたくさん動かすレッスンと言えば、ソフトSMとスティック・モビリティです。受けてくださるお客様も増えており、ありがたい限りです。ただ、やはり・・・残念ながら週1・2回では十分とは言えません。

 

ということで最期に、お家でできる!2分でOK!の胸椎ストレッチをご紹介します。毎日行って下さい。小さなコツコツが必ず大きな違いとなって現れてくると思います!ちりも積もれば山となるですよね😊

 

うつ伏せになります。足は骨盤より広めに開いて、頭を壁につけて下さい。

手をできるだけ高い所につけます。滑り止めのついた軍手をお持ちであれば、手が滑り落ちてこなく、なお良いかと思います。

手の位置が定まったら、あとはひたすらリラックスです。頭も落として、全身脱力です。最初は30秒くらい、徐々に延ばしていくのも良いと思います。腰から反らせないようにだけ気を付けます。あくまで反らせたいのは胸椎です。ついでに脇の下も伸びますので、肩周りが硬い方にも大変おすすめです。

 

1カ月後に成果報告をしてくださる方が現れることを願って・・・

 

文:真木