自分のためではなく足のため

先日、ある健康系ユーチューバーの方が「自分が喜ぶものではなく、腸内細菌が喜ぶものを食べる」というようなことをおっしゃっていました。なるほどね~と思いつつも、そこまでストイックにはなれない真木です。

 

食事はついつい自分が喜ぶものを選んでしまいますが、「靴選びならこの考え方を取り入れられるかも」とふと思いました。自分が喜ぶ靴ではなく、足が喜ぶ靴を選ぶということです。

 

ということで、最近よく履いていたスニーカーを捨てました。貧乏性真木が靴を捨てる時の基準は「靴底が再生不可能なほどにはがれた」なので、その基準に照らし合わせればまだまだ履けるのですが、置いておいたら自分はまた絶対履いてしまうというのが分かっていたので、断腸の思いで捨てました。リーボックのフリースタイルというスニーカーでした。

 

大人の足の生まれたばかりの赤ちゃんの足を並べてみました。皆様の足はどちらの形に近いでしょうか。

 

新生児の足というのは、画像のような足先にかけて広がっていく扇形です。

しかし多くの大人の足は、足指を結ぶ線よりも母趾球(ぼしきゅう)から小趾球を結ぶ線が長い、という形をしているのではないでしょうか。これは「成長に伴って、足の形はそのように変化するもの」というわけではないようです。

 

 

左の画像は赤ちゃんの足ではありません。サイズ感からもわかるように大人の足です。形は新生児と同じように扇形ですね。これは靴を履く習慣がない人の足だそうです。

 

右の画像は10代の人の足です。元々の形はBでした。この人に6週間にわたって普通の靴を履いてもらったところ、6週間後には足の形がAのように変化したそうです。

 

 

ということで今日は「ベアフットシューズの選び方」」という動画の内容をご紹介いたします😄

 

ベアフットは「裸足」という意味です。なのでベアフットシューズは「裸足のような靴」ということになります。レッスン中に履いている方が多い「vibram」はベアフットシューズの1つです。

 

ベアフットシューズにもメーカーによりさまざまな種類があります。これからベアフットシューズに挑戦してみようかなという方は、ぜひ下記のポイントを参考にしてみて下さい😊

 

 

ポイント①足先が広い

 

真木がリーボックのフリースタイルとおさらばした最大の理由がこれです。首を絞められているかのような圧迫感を足先に感じていました。時々、靴を脱いで指を開いたりしてしのいでいたのですが、徐々に「なんのためにこの靴、履いているんだろう」という疑問が生じ、足指を解放する決断を致しました😄

 

 

ポイント②サポートがない(ゼロドロップ)

 

多くのスニーカーの断面図は上の画像のように、足のアーチを支えるような形になっています。「地獄への道は善意で舗装されている」とか「悪魔は優しい言葉で近づいてくる」なんて言いますが、こういうスニーカもそれに近いかも・・・?!

 

「あなたのアーチ支えます!」は裏を返せば、「自力でアーチを支える必要がない」ということであり、それに甘んじていれば、アーチを支える筋肉は弱まっていきます。

 

「自分のアーチは自分の筋力で支える!」という意志をお持ちの方は下の画像のような「ゼロドロップ」をお選び下さい😊ゼロドロップは靴底が上がったり下がったりしない、上下ゼロの平らの底面のことを言います。

 

 

 

ポイント③靴底が薄い

 

左の画像の靴は底が平らで、アーチのサポートはありませんので、ゼロドロップに入ると言えます。ただし・・・なんせ靴底が厚い😭

 

安定した歩行はもちろんのこと、バランス力の向上のためには、足裏の感覚が鋭いということはとても重要になります。靴底が厚い靴ばかりを履き、足裏からの刺激が入らないような状態が続けば、当然のこと感覚は鈍くなります。靴底が薄い靴でコンクリートや石ころの上を歩くというのは簡単なことではありませんが、間違いなく感覚は強化されます。

 

ポイント④柔らかい

 

靴そのものが柔らかい、柔軟性があるということは、路面の状況に合わせて足指や関節を自由に動かすことができるということを意味します。

 

動かさない関節は動きが悪くなっていく、これはシャキットのお客様にとっては常識ですよね😀足部には19個の筋肉、26個の骨、33個の関節があるとされています。(数え方は諸説あり)柔らかい靴を履いて、33個の関節を余すことなく使っていただきたく思います。

ということで4つのポイントをご紹介しました。書き終えて思ったことは・・・「雪駄がいいんじゃない?!」ということです。雪駄と言うと男性用のイメージが強いかもしれませんが、画像のような赤い鼻緒のかわいい雪駄などもあるようです。

 

バイデン大統領が帰りましたが、行きも帰りも横田基地からでしたね。とこの国の大統領・首相であろうと、外国人が来る時は羽田か成田から入国するのに、正面玄関ではない所から入ってきたことに腹が立ち、それに文句の1つも言えない日本政府にもっと腹が立ちました。そしてそれよりも腹立たしかったのが、日本にとって最も大事な課題と言っても良いはずの尖閣諸島の防衛については、「再確認しただけ」というお粗末な内容だったことです。相変わらず北朝鮮からはミサイルが飛んでくるわ、ここは中華人民共和国日本省なのかというくらい領海侵犯・領空侵犯やりたい放題。日本はどこまでなめられているんでしょう・・・😭岸田首相には抹茶ふるまうより、日本人としての気概を見せつけてやってほしかったです。

 

ということで、今年の夏は雪駄でも履いて、日本人としての気概とあるべき足の形を取り戻したいと思っている次第です。 

 

文:真木

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    西谷 (水曜日, 01 6月 2022 22:30)

    自称 札幌屈指のビブラムコレクターなワタクシ。冬は大雪よりも外で5本指ジュースを履けないことの方が辛かったかも( 笑 )

    去年の今頃は、長く歩くと痛いというか疲労が半端ないほど足裏アーチが落ち切っていました。命運を賭けたアーチ復活には足裏の筋肉を鍛えるしかない→足指を使って鍛えるのだ!と強い信念で5本指シューズ履いて足指で掴むように歩いています。おかげで崩壊の危機から脱しました。

    足裏・足指でしっかり立てないとレッスン、特に片足引っかけるスクワット系は立てないですね。足裏がオチリを作る!ヒップアップは足裏からと実感しています。効果は抜群でアーチの弱い右のオチリは左よりフニフニしているような気がします。

  • #2

    シャキット真木 (木曜日, 02 6月 2022 15:54)

    このブログを書くにあたり、頭の中には常に西谷さんがいました。レッスンだけでなく、外を歩く時もビブラムでというその心意気、尊敬します。

    足裏がお尻を作る、本当にその通りだと思います。アーチが復活しつつあるということで、本当に良かったですね~!私も西谷さんを見習って、外用のビブラムを用意しました・・・さて、どこまで歩けるか・・・