長寿のための5つの食べ物

『老いなき世界』、興味をそそられるタイトルだと思いませんか?英語の副題には「なぜ我々は老化するか。なぜ我々は老化する必要がないのか。」とも書かれています。

 

この本、けっこう前のブログに「そのうちシャキット文庫に入れるからね~」とご紹介しました。ご紹介した直後に購入しましたので、早く読んでシャキット文庫に追加せねば!と思っているのですが・・・読み終わらない😅私が読み終わるのを待っているうちに、皆様の老化が進むと困るので、近々追加します!ご興味のある方は是非ご一読下さい。読み終えていない私が言うのもなんですが、なかなか面白い内容です。

 

ということで、今日はこの本の著者であるデビッド・シンクレア博士のインタビュー動画を今朝見ましたので、その内容をお伝えしたいと思います!動画のタイトルは『デビッド・シンクレア博士の長寿のための食べ物TOP5』となっていました。

 

TOP5をご紹介する前に・・・シンクレア博士が健康長寿のために最もおすすめすることは、「できるだけ食事の回数を減らす」ということです。

 

博士ご本人は夕食しか食べないそうですし、それも腹7分に抑えるようにしているそうです。動画の中では、いきなり博士のような一日一食・腹七分というのは現実的ではないので、まずは朝食もしくは夕食のいずれかを抜くということから始めるようにと話していました。大人が1日3回+間食というのは明らかに食べ過ぎだとのことです。この大前提を踏まえた上で、シンクレア博士が選んだ5つの食べ物をご紹介です😊

 

「もし1つの食べ物しか食べられないとしたら・・・たぶん選ぶのは・・・アボカド」とのことで、1つ目はアボカドです!アボカドが栄養豊富なのは有名な話ですが、1つ目に来たのは少々驚きでした。「1つの食べ物しか食べられないとしたら」という前置きがあったので、アボカドは栄養豊富な上に、満足感も得られやすいという点も考慮されたのかもしれません。

 

シンクレア博士が2つ目に挙げたのが、な、な、なんとパン!これにはビックリでした。真木はパンが大好き、なんなら米よりどちらかと言うとパンが好きなのですが、パンは悪者にされがちなので、シンクレア博士の口から「bread」という単語が出たのは驚きでした。

 

「これで心おきなくパンが食べれる!」と思ったものの、それは早合点でした。シンクレア博士の言う「パン」は真木が好きな「ようかんツイスト」のような菓子パンではないようです。この動画の中では「質の良いパンやグルテンフリーのパン」という簡単な説明しかなかったので、シンクレア博士がどんなパンを食べているのか調べてみたところ・・・

 

おそらく画像のようなパンです。奥さんがよくサワードウ(サワー種)を使ったパンを焼くというような話をしていたので、日本ではドイツパンとかハードパンと呼ばれるような、酸味のあるずっしり系のパンだと思われます。

 

ようかんツイストも好きですが、こういうパンも大好きな真木はまたまた「やったー!」となったわけですが、シンクレア博士は「たくさんは食べないよ。」と締めくくっていました。

 

3つ目は「ブロッコリースプラウト」でした。これに関しては特段の驚きはなく、「まあ、そうでしょうね。」という感じでしょうか。ちなみにシンクレア博士はブロッコリースプラウトとにんにくを塩コショウで炒めて食べるようです。

4つ目が「カンタロープ」でした。カンタロープはヨーロッパ南部、アメリカ、タイなどで露地栽培される赤肉腫のマスクメロンだそうです。メロンは甘くておいしいですが、栄養的にはそれほどでもないと真木は思い込んでいたので、これも驚きでした。シンクレア博士によれば「最も栄養価の高い果物」なのだそうです。

 

ちなみにカンタロープを品種改良したのがスパイシーカンタロープで、スパイシーカンタロープは夕張メロンの親にあたるそうです。スパイシーカンタロープは寒さに強く、糖度は低いという特徴があるそうです。

 

これはシンクレア博士が言ったわけではありませんが、真木思うに日本の果物は品種改良が進んでいるためか、大変に美味しいですが、「甘味が強い」印象があります。アメリカやオーストラリアでよく食べていたリンゴは、日本で売ったらまるで売れないかもな~というくらい甘味がありませんでした。今の日本の果物の甘さは、「甘味」を追求して品種改良が進めた結果なのでしょうか?糖度を上げると栄養的にはどうなるのでしょうか??ご存知の方いらっしゃたら教えて下さい~。

 

話がそれましたが、シンクレア博士はカンタロープを挙げていましたが、甘~い夕張メロンが同様にリスト入りできるかどうかは不明です・・・。

 

また、カンタロープ以外の果物を選ぶとしたら「ブルーベリー」だとも言っていました。ご自身もよく食べるそうです。

 

そして5つ目が「ナッツ」です。博士はカシューナッツが好きなのだそうですが、ブラジルナッツなど様々なナッツを食べているそうです。

 

いかがでしょうか。博士はオーストラリア出身で、今はアメリカ在住だと思われます。日本人とは食生活がそもそも違いますので、上記の5つが日本人にとってのTOP5とは言えないとは思いますが、新しい視点もあり面白いなと思ったので、ご紹介させていただきました。

 

博士はベジタリアンではないようですが、肉は老化を早めるということで、それほど多くは食べないそうです。誰にでも共通して言える野菜・果物を選ぶ時のガイダンスとして、2つのポイントを教えてくれました。

 

1つは「色の濃いものを選ぶ」ということです。濃い緑、赤、紫の野菜は「健康的な分子の証」なのだそうです。分子うんぬんのことは知らなかったとしても、色の濃い野菜が体に良いというのはなんとなくご存知の方も多いかと思います。なるほどな~と思ったのが2つ目のポイントです。それは・・・

 

「ストレス下で育ったものを選ぶ」です。たっぷりの水と栄養を与えられてぬくぬくと育った「甘ちゃん」より、あまり肥料を与えられてない「たくましい」野菜・果物が良いそうです。できれば地元の農家に行って購入するのが良いとも言っていました。シャキットファームの野菜は無農薬、大した知識もない素人が作っているので、さぞかしストレスを感じていることと思います。たくましい子たちになると期待です~😄

 

 

余談ですが、シンクレア博士は運動の重要性も説いています。それは「たくましい」野菜・果物と同じで、人間も健康に長生きをするためには、「肉体的ストレス」を与えるということが大切だからです。食べる回数を減らし、空腹にさせるというのも同じ観点です。空腹も運動も「肉体的ストレス」なのだそうです。

 

運動やファスティングを美容のために行っている方も多いと思いますが、体にはそれ以外の利点もあったんですね😊真木も運動と空腹で肉体に適度なストレスを与え、「甘ちゃん」を脱却し、たくましく生きていきたいと思います!

 

文:真木