まちがいなく自由度が上がりそうです

「自由」ってどんな状態のことだと思いますか?ロックダウの真っ只中で、道路が封鎖され、生活物資の争奪戦が勃発している上海のニュースを見て、上海に生まれなくて良かったな~とつくづく感じている真木です。

 

そんな上海に住むある小学生の作文が話題になっているそうです。「一触触発のお母さん」というタイトルのその作文は、ロックダウン前は優しかったお母さんが、食べ物の争奪戦でヘトヘトになり、日に日に変わっていく様子が書かれているそうです。疲れたお母さんを手伝うべく台所に立ったお父さんが、最後のタケノコを鍋に入れたところお母さんがカンカンに怒り、お父さんは一目散に部屋へ逃げたというエピソードや、食事中に魚の骨を置こうとしてティッシュ2枚を使ったお父さんに対し、お母さんが「なぜお皿に置かないのか。ティッシュがなくなったらお皿でお尻を拭くのか。」と怒鳴ったエピソードなどが書かれているそうです。この作文は「早くウイルスがゼロ化しないと、お母さんの優しさがゼロ化してしまう。」と締めくくられています。小学生の作文なので微笑ましい感じがしなくもないですが、もし自分がこのお母さんの立場だとしたら・・・微笑ましいことなんてひとつもないですね。

 

上海のことを思うと、自由であるということは、とても幸せなことなのだと感じます。ところで、このところ話題(?)のベーシックインカム、皆さんは賛成ですか?反対ですか?個人的にはベーシックインカムが本当に現実のものとなったら、自由が奪われていく方向に突き進むのではないかと怖さを感じています。

 

ベーシックインカムは、最低限の生活を送るために、一定額のお金を全国民に給付する制度で、これを公約に掲げている政党も多いようです。「働きたくても働けない人」に対し、政府がセーフティーネットを設けることは当然のことですが、「働けるのに働かない人」にお金を配ることを、国が積極的に是認する必要はあるのでしょうか・・・。何もしなくても一定の所得が確保されることで、国民の勤労意欲が下がったりしないのでしょうか。「勤勉の精神」を政府が進んで破壊するのがベーシックインカムの本性であるように感じてしまいます。「国家が国民を養う」構図はまるで社会主義・・・働らかなくても暮らせるけど、気づけば意欲も自由もなくなっていた、なんていう未来社会にならないことを願うばかりです。

 

 

「ベーシックインカムが導入されたって、働きたい人は自由に働けばいい!」という意見もあるかもしれません。確かにそうですね。どんな社会であっても、その中でどう生きるかは個々人の自由ですからね。

 

堕落することも自由、欲しいままに流されていくことも自由、自分自身をつくり上げるために努力することも自由・・・どれも「自由」と言えば「自由」ですが、どうせなら自分自身をつくり上げるために努力する自由を選びたいものです。ダラダラと過ごした日は、ダラダラしている間は楽しくても、その日の終わりが近づいてくると後悔するものです。何かを頑張った日には、頑張っている最中は辛くても充足感が得られます。努力する自由を選んだ方が、結局のところ人は幸福になれる気がします。

 

ということで、努力することで得られる幸福感を感じていただくためにも、是非トライしてみていただきたいことがあります!もちろん挑戦するもしないも自由ですが・・・😊まずは1ヶ月間、もしこれからご紹介する動きを1ヶ月間毎日行えば、体の自由度、特に股関節の自由度は必ず上がると思います。重要なポイントは「毎日」ですよ・・・😁

 

4つの動きをご紹介します。静止画でポイントを説明し、最後に動画を載せますので、実際に行う時は動画を真似ながら行ってみて下さい。

 

開始姿勢はこれです。ディープスクワット、しゃがみ姿勢、ヤンキー座り・・・呼び方はなんでも良いですが。足幅はできるだけ広くします。

 

 

1つ目の動きです。右肩をできるだけ下げ(右肘をできるだけ床に近づける)右膝をご自身の肩周りで押さえておきます。左手を左膝に当て、手で膝を押してください。この時、左肘を伸ばせられる方は伸ばします。10回押して、10秒キープします。反対も同様に行って下さい。

 

 

 

 

2つ目の動きは、1つ目より足幅を若干狭め、つま先を正面に向けます。肘をそれぞれの膝の辺りに当てます。

上体を倒しながら、肘で膝を外に押し出します。手は画像のように重ねても、合掌でもOKです。この動きも10回+10秒キープです。

 

 

 

3つ目の動きは、再び足幅を広くして下さい。右手で左足の親指をつまみます。

上体を左側に開きながら、左腕を天井へ向かって伸ばしていきます。

伸ばした左腕を下ろし、左肘を床につけます。10回+腕を伸ばした状態で10秒キープです。反対側も同様に行って下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4つ目の動きは、手を上下に重ねて床につけます。(左右どちらの手が上でもOKです。)背中をできるだけ真っ直ぐにします。

お辞儀をするように上体を深く倒していきます。おでこを上の手につけれる方はつけて下さい。もちろんこれも10回+お辞儀して10秒キープです。

 

以上です。最後に動画を貼ります。最初の50秒くらいはしゃべっているだけなので飛ばして下さい。4つの動き全て行っても5分かかっていません。1日5分ならどれほど忙しい日でも行えるのではないでしょうか・・・😊

 

文:真木