50過ぎても

シャキットに通われているお客様の平均年齢を計算したことはないのですが、おそらく50歳くらいかな~と思います。

 

昨日、「50歳を過ぎても元気でいるための運動」なる動画を見ましたので、今日はその動画に出てきた運動をご紹介します。50歳前後の方には今日からでも始めていただきたいですし、50歳までまだまだ時間があるという方も、早く準備して損することはありません。「50歳はもうだいぶ前に過ぎちゃったよ~」という方も思い立ったが吉日で始めてみて下さい。

 

 

50歳を過ぎても元気でいるためには、3つの要素を練り込んだ運動が大切だと、動画内では言っていました。その3つとは・・・

 

①心拍数を上げる運動

②バランスを強化する運動

③姿勢を良くする運動

 

です。ではそれぞれの動きを見ていきましょ~😊

 

 

 

 

 

1つ目の「心拍数を上げる運動」というのは「有酸素運動」のことです。有酸素運動というと長距離を走ったり、泳いだり、はたまたリズムに合わせて踊らなきゃいけないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。心臓が軽くドキドキすれば、何でも良いのです。ポイントは「軽くドキドキ」です。心臓がはち切れるそうになるほどの強度は必要ありません。おすすめは早歩きですが、この季節はそれもなかなか難しいですよね。家でできる運動で、心臓を軽くドキドキさせる動き、例えば下記のようなものがあります。

 

 

心肺機能は個人差が大きいので、回数や時間の目安はありません。心臓が軽くドキドキすれば、それが「適切」と言えます。ちなみにジャンプを入れると心拍数は上がりやすいですが、関節にはやや負担がかかりますので、気を付けて下さい。軽めと感じられる動きをある程度の時間行うことがおすすめです。なかなか心拍数が上がらないという強い心肺機能をお持ちの方は、スピードを上げてみると良いと思います。

 

次に、2つ目の「バランスを強化する運動」を見ていきます。これは3つの要素の中でも特に大事だと思われます。筋力というのは年齢は関係ありません。確かに鍛えなければ加齢とともに落ちていきますが、鍛えている70代と活動性の低い30代なら、間違いなく鍛えている70代の方に軍配が上がります。しかし、バランスに関しては、残念ながら年齢が低い方が軍配が上がりがちなのです。だからこそ、ある程度の年齢を越えたら、バランスの強化は入念に行う必要があります。

 

 

多くの研究を分析した結果、バランス強化に最も効果的と考えられている運動があるのですが、何だと思いますか?シャキットでもよくやりますよ~。あのシュワちゃんが「死ぬまで1つのトレーニングしかできないとしたら、何を選びますか?」と聞かれ、「迷うことなく”あれ”を選ぶ」と言わしめたトレーニング・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スクワットです😄上の画像のようにお尻を落としながら、腕は高く上げていくやり方がおすすめです。腕を高く上げることで、体幹部分(胴回り)の強化にもなります。バランスは脚力抜きには語れません。脚力は腕や体幹の筋力よりずっと早く低下しやすいので、加齢で低下しがちなバランス力を死守するには、脚力強化は必須です。

 

3つ目の「姿勢を良くする運動」では、年齢が出やすいあの部位を伸ばします。

 

 

胸椎です。胸椎をそらせて、丸まりやすくなる背中を伸ばし、胸を開く動きです。イラストの男性のように肘を開かない方法と2枚目の女性のように肘を外に開く方法があります。背中の丸まりだけでなく、巻き肩も気になる方は、肘を外に開く方法がおすすめです。いずれの方法も、みぞおちを前に突き出すイメージで動き、腰からそっていかないように気をつけます。

 

 

年齢を重ねると、髪は白くなり、顔にはしわが刻まれ、あちこちに痛みが出てきたりと、なんだか良いことなんて1つもないと思いがちです。年をとることの醍醐味は「成熟を喜ぶ心境を持つこと」だと読んだことがあります。経験を重ねることで、若い頃であれば悩んだり、苦渋に満ちた決断を下さなければならないようなことでも、年齢を重ねると楽々とやってのけるようになれる、と。

 

確かにそうかもしれません。若い頃だったら気になったようなこと、恥ずかしいと感じることでも、今はそれほど・・・それは単に羞恥心が薄くなったから??恥じらいがなくなったことはさておき、これからも色々な経験を積んで、いい具合に熟したおばあちゃんになれたら良いな~と思います😆

 

文:真木

 

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コメント: 2
  • #1

    西谷 (月曜日, 24 1月 2022 20:39)

    ドキドキと言うよりいつもゼーゼーハァハァなワタクシ・・・ほとんど動かないソフトSMでも瀕死の白鳥状態で笑ってしまいます。

    外販母趾の悪化で崩壊状態のバランスは、おかげさまでよくぞここまで・・・と涙するほど改善できました。

    やはりスクワットですか・・・レッスンはスクワットのバリエーションが本当に豊富ですよね。片足をレッドコードにかけてのシングルスクワットやランジ、しかもオモリ付けてクッションやバーを持ってですから効き目は絶大。ここはアマゾネス軍団養成所か?皆さん本当に凄いですよね。

    加齢なワタクシですが自分の歳は自分で決めます!シャキットのレッスン続けたからこそ言えるのです。

  • #2

    シャキット真木 (水曜日, 26 1月 2022 21:09)

    コメントを頂いていたのに、通知が来ず、返信が遅くなりスミマセン。

    瀕死の白鳥(笑)確かに、ソフトSMの時のご参加者様はそんな風に見えなくもないかも・・・でも終わった後の皆様は空高く羽ばたけそうにも見えます!

    アマゾネス軍団養成所(笑笑)シャキットに来られているからには、スクワットは「一生もの」にしていただきたいと本気で思っていますので、これでもか!というくらい練り込んでます。

    自分の歳は自分で決める!かっこいい!私も70歳になっても、80歳になっても、そんな風に言えるおばあちゃんになれるよう頑張ります!