地獄の4分間

数日前に高校時代の友人からラインが来ました。30年弱の付き合いがある友人ですが、いつも「唐突」です。仲良くなったきっかけは、高校に入学して数日経った日に受け取った彼女からの電話でした。今のように携帯などありませんので、自宅に電話がきました。その電話での彼女の第一声が「同じクラスの工藤ですけど、友達になって。」でした😅

 

入学して日が浅かったので、名前は分かりましたが、ろくに話したこともない人から「友達になって」と言われ、しかも電話で言われ、内心驚きましたが、断る理由もなかったので友達になりました(笑)

 

後に本人に他の人にも電話をかけたのかを聞いてみましたが、どうやら私が一人目の候補者だったようです。なぜ選ばれたかはいまだに謎です(笑)こうして30年近く友人関係を続けているので、「縁があった」と思うことにしています。

 

友達になってからも彼女は唐突で、「(家に)遊びに行っていい?」ではなく「今から遊びに行くから」なんです😅そんな唐突な彼女から数日前に来た唐突ラインは「人生の目標ある?」でした。前振りもスタンプも一切なしの「人生の目標ある?」に吹き出しましたが、こちらも彼女の唐突癖には慣れていますので、冷静に「地獄に落ちないように生きる」と返しました。

 

すると「そういうことじゃなくて、短期目標」と一蹴されました。高校生の時から天国・地獄、精神世界、宇宙人といった話が好きで、そういう本をよく読んでいる私を見ていたので、彼女も私の「オカルト癖」には既に慣れっこで、私の人生の目標を軽々とスルーしてきました😅

 

 

皆さんは天国・地獄ってあると思いますか?これに関しては、私は100%の自信を持って断言します!ある!と!証拠?証拠なんてな~んもありません。私の30年来の「オカルト調査」が導き出した答えです😊

 

問題はある・なしではありません。なきゃないでいいんです。死んで全て終わりならそれでいいんです。でももしあったら・・・もし本当に地獄があって、「地獄行き」の人生を送ってしまったら・・・😱だったら地獄はあると想定して、地獄行きの列車に乗らずに済むような生き方をした方が、「地獄なんてない、死んだら終わり」と考えるより安全だと思います。

 

 

 

 

それでは、本日はオカルト真木がシャキットのお客様にこっそり教えちゃう「地獄行きの列車に乗らないための生き方」のご紹介です~😄

 

まず地獄がどんな所かというお話から・・・ディズニーランドは7つのテーマごとに分かれています。例えば、冒険の世界である「アドベンチャーランド」、開拓時代のアメリカ西部をモチーフにした「ウエスタンランド」、白雪姫やピーターパンがいる童話の世界「ファンタジーランド」、未来都市「トゥモローランド」などなど。

 

地獄もディズニーランドさながらに、テーマごとに別れています。有名どころをいくつかご紹介すると、芥川龍之介の小説にも登場する「畜生道」は、大蛇や狐、顔は人間なのに体が牛や豚という元・人間の獣の世界です。人に対し妬みや恨みを持っていた人は蛇に、人を騙して生きていた人は狐に、といった具合です。

 

男女の道を踏み外した人たちが血の池の中でのたうち回る「色情地獄」、闘争と破壊の世界「阿修羅地獄」、間違った思想で人々を惑わした人が閉じ込められる「無間地獄」などなど・・・その数は無限大!というのも地獄というのは神様とか閻魔大王が「はい、〇〇地獄完成です~」と作ったわけではなく、その人の「心のあり方」が反映して現れたものだから、人間の心の数だけあるというのです😱怖い~!

 

 

ではここからは、どんな「心のあり方」が地獄をつくるのかという話です。悪いことをしなければ、要は法律に触れるような犯罪行為に手を染めなければ、地獄には落ちないと思ったら、それは甘いようです。こんな心は危険です!

 

😱人の不幸は密の味と思う心

人の不幸や失敗を見て、積極的に喜ぶ人は少なくても、「ホッとする」気持ちや「ざま~みろ」と思う気持ちは多かれ少なかれあると思います。これ危険!

 

😱俺が俺が、私が私がという心

「自分がかわいい」の気持ちが強く、口癖は「俺が俺が、私が私が」で、頭の中は自分でいっぱい。地球の中心は自分、これ危険!

 

😱自分は悪くないという心

地獄に落ちたからと神様を逆恨みしたり、自分が不幸なのは、国が悪い、社会が悪い、政治が悪い、会社が悪い、家族が悪い、といった具合いにてんで自分自身を反省できない。これ危険!

 

😱異性に狂った心

家庭を壊すような不倫、不特定多数と関係を持つ、誰かを傷つけるような恋愛、これ危険!

 

他にもありますよ~。不相応にお金や物を欲しがる欲の深さ、カッとなる怒りの心、人当たりが良さそうに見えて実は腹黒い、肉体や物質的なものへの執着が強い、嫉妬心、うぬぼれ、怠け心、などなど挙げたらきりがない!

 

自分自身もそうですが、自分の心が善の状態なのか、悪の状態なのかはなかなか分かりません。死んだ後に自らの心の善悪を自覚して、「時すでに遅し」とならないようにするコツがあるそうです!それは・・・

 

 

自分の今の心の内を、他人に見られたとしても恥じるところがないかどうかを日頃から点検する!です。エスパー(古い?)に心を読まれても、堂々としていられるような心の状態で生きていく、ということです。

 

シャキットのお客様には「地獄行き列車」には乗っていただきたくありませんので、体だけでなく心も磨いて、「天国行き列車」に乗り込みましょう~😄

 

 

 

さて、さすがにこのまま終わるわけにいかないので、最後は地獄のようなトレーニングである「タバタトレーニング」をご紹介して終わりたいと思います。

 

画像は立命館大学教授の田畑泉先生です。タバタトレーニングなので田畑先生が考案されたものかと思いきや、スピードスケートのナショナルチームのヘッドコーチだった入澤孝一先生が、選手に対し行っていたトレーニングなんだそうです。田畑先生がその有効性を論文化したことで、タバタトレーニングという名前が一人歩きしたのだとか。

 

タバタトレーニングは日本よりも先に世界で人気となり、日本に逆輸入されるという経緯をたどりました。世界で脚光を浴びた理由は、「短時間なのに効果抜群」という点が、トレーニングを日課とする多忙なビジネスマンなどの心を鷲掴みにしたことにあるようです。

 

タバタトレーニングには「決まった動き」があるわけではありません。唯一のルールは「20秒全力で動き、10秒休むを6~8セット行う」ということです。8セット行っても所要時間は4分。たった4分なのに真面目にやると「地獄」のように辛いのです。

 

とは言え、本物の地獄で味わう苦しみを思えば、極楽のような楽しさです。下記にタバタトレーニングの動画を1つ貼ります。ちょうど4分間なので動画内の女性を真似て挑戦してみて下さい!ちなみに真木はまだ挑戦していません・・・😅

 

文:真木