アンチエイジングにはこの食べ物

中古ロボットのドラえもんが中身の部品を新品にできるように、我々人間にも古い細胞を新しい細胞に入れ替える機能があります。オートファジーと呼ばれるその機能は、毎日、私たちの体の中で働いています。細胞内の古くなった数パーセントの物質を分解し、分解したものを使って新しい「部品」を作り出すのです。

 

毎日、オートファジーが起きているのなら、体内はいつまでも「新品」のはずですが、残念ながら加齢ともにオートファジーの働きは弱まっていきます。

 

日本は世界有数の「長寿の国」ですが、悲しいことに病気の人の割合である「有病率」もとても高い国なのです😭アンチエイジングのみならず、病気を予防し健康寿命を伸ばすためには、オートファジーを活性化し、細胞の入れ替えスピードを早めることが大切になってきます。

 

 

 

 

 

 

空腹はオートファジーを活性化させることが知られていますので、オートファジーをパワーアップさせる方法として真木が一番におすすめしたいのはプチ断食です。なのですが、毎度毎度プチ断食推しでは芸がないので、今日はプチ断食以外で、オートファジーを活性化させる方法を探ってみたいと思います~😄

 

オートファジーを活性化させる方法を、探せば探すほど出てくるのは、「空腹時間を長くする、体を飢餓状態にさせる」などなど、早い話が「食べるな」ばかりなのですが、1つおもしろいのを見つけましたよ~。それが、

 

スペルミジン!

 

スペルミジンは、「ポリアミンに分類される有機化合物で、細胞代謝の際にRNAポリメラーゼの一種である酵素T7RNAポリメラーゼを活性化するのに利用されることがある」だそうです!なるほど~!何を言っているのかサッパリわかりませんが、とにかくスペルミジンはオートファジーを活性化してくれるのだそうです😄

 

空腹を我慢しなくても良いなら、スペルミジン欲しいですよね?スペルミジンが一体どこで手にはいるのかと言うと・・・ありがたいことにそこら中にあるんです!スーパーで買えちゃうあの食品に入っているんですよ、スペルミジンが!あの食品とは・・・

 

 

 

 

納豆です!なんだかこのブログでは納豆をほめたたえることが多いですが、別に納豆を賛美しようというつもりは全くないんです。ただただ調べていくうちに納豆に行きついた、というだけのことなんです。納豆はやはりただ者ではありませんね😄

 

スペルミジンはヨーグルト、チーズ、味噌などの発酵食品に多く含まれるのですが、中でも納豆は含有量が高いそうです。ちなみに納豆の中でもひきわりが更に含有量が多いそうです。

 

 

納豆の消費量はどんなものか調べてみたところ、ここ10年くらいは増加傾向にあるそうです。2018年の調査で、各都道府県の1人あたりの年間の納豆消費量はどれくらいだったのかというのを見つけました。

 

トップが青森県の年間25.1パックでした。1パック3個計算なので、1年間で約75個の納豆を食べたことになりますね。4・5日に1個は食べているということです。

 

北海道はどのくらいにランキングしていると思いますか?年間15.4パックで25位です。全国平均が15.8パックなので、平均にわずかに届いていません。年間約46個を食べている計算になり、約8日で1個です。これは・・・少ない!!道民の皆様、もっと納豆を食べましょう!毎日の積み重ねが大切です。スペルミジンも8日に1個の納豆では、きっとオートファジーを活性化させるには不十分です。1日1納豆でスペルミジンを増やしましょう😄!

 

文:真木