二酸化炭素は悪者か

こちらは、真木がリンカーンに次いで好きなアメリカ大統領のトランプさんのツイッターです。日本で報道されるトランプさんに関する情報というのは、ネガティブなものが大半でしたから、「トランプはとんでもない大統領だった」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。アメリカでは今でもトランプさん人気は根強く、10月に出されたニューズウィークの記事によれば、共和党支持者の78%が2024年の大統領選にトランプさんが立候補することを望んでいるそうです。

 

ちなみに画像のツイッターは2019年の12月のものです。「彼らが狙っているのは私ではない。彼らが狙っているのはあなた(アメリカ国民)だ。私はその間に立っているだけだ。」といった内容です。

 

「彼ら」が誰なのか、「何」を狙っているのかは、話が長くなるので書きませんが、このツイートを見た時に、こんな大統領がいてアメリカ国民は羨ましいな~と心底思いました。リンカーンが「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉で民主主義の不滅の理念を示したように、トランプ大統領も正に「人民のための大統領」だったと思います。

  

 

トランプさんがホワイトハウスを去ってまだ1年も経ったないというのに、ガソリンは高騰、アメリカの国境沿いは不法移民で溢れ、アフガニスタンはタリバンに制圧され、ミャンマーでは軍事政権、中国は日本、台湾、東南アジアなどあちこちで領空侵犯をし続けるなどなど、世界はきな臭くなるばかりです。トランプさんが金正恩と関係を築き上げたり、次々と中東和平交渉を成功させていた頃が懐かしい・・・

 

画像はアメリカの歴代大統領とその任期中にどんな戦争があったかです。「核なき世界」を宣言しただけでノーベル平和賞を受賞したオバマさんは、たくさん戦争されましたね~。「暴君」のイメージが強いトランプさんは戦争をしませんでした。マスコミが作り出す「イメージの力」ってすごいですね・・・

トランプさんが使う言葉はパンチが効いているものが多かったですが、「フェイク・ニュース」もその1つでした。大手マスコミ相手に「嘘だ!でっちあげだ!」と面と向かって言っていましたね。それがトランプさんがメディアに嫌われ、ネガティブな報道ばかりされた要因の1つかもしれません。でも、トランプさんが大手メディアを批判し続けた成果(?)か、今ではマスコミ報道を信じるアメリカ国民は3割以下だとするデータもあるようです。

 

そんなトランプさんが「フェイク・ニュース」だと一蹴したのが「温暖化」です。最近は「気候変動」」という言葉に変えたみたいですが。二酸化炭素を急いで減らさないと人類は滅びるー!!と声高らかに叫んでいる人たちが世界各地にいらっしゃいますが、反対意見も多いようです。

 

 

短いスパンで見れば現在は気温が上がっているのかもしれませんが、グラフのように2000年という長いスパンで見れば、地球は温暖化も寒冷化も起きているのがわかります。温暖化も寒冷化も人間の浅知恵でどうにかなるものではなく、単に地球の営みの1つなのかもしれません。

 

そもそも温暖化ってダメなのでしょうか・・・?海面が上昇して大陸が水没する・・・なんていう話も聞きますが、イギリス国立海洋学センターの過去24年間のデータを見ると、海面の上下はあるものの上昇の傾向はない、のだとか。

 

温暖化で自然災害が増えているという説に関しても、60年間の気象庁データを見る限り、台風の数は変わっていないそうです。また、温暖化すれば、冷害が減って水稲の収穫量が増えたり、作物が育たない寒帯が減って耕作可能地域が拡大したり、無霜期間が長くなって2毛作が可能になったりと、食料生産力が上がり、食料問題の解消に一役買ってくれるという主張もあります。

 

かつてロシアのプーチン大統領も「2度から3度程度の温暖化は、ロシアにとっては望ましいことだ。毛皮のコートは必要なくなるし、農作物の生産も向上するだろう」という発言をされましたが、だったら北海道にとっても望ましいような・・・。そうなってくると、二酸化炭素って本当に悪者なのでしょうかね・・・?

 

 

二酸化炭素が地球にとって良いのか悪いのかは色々な意見があるところですが、人体にとってはどうでしょうか?

 

「酸素を吸って、二酸化炭素を出す」という人体の仕組みから、なんだか二酸化炭素は体内から出すべき「老廃物」のような印象を持ちがちです。しかし、二酸化炭素は駆逐すべき悪者などではなく、それどころか、人体で重要な役割を担っているのです。

 

体内で酸素を運ぶのはヘモグロビンという運送屋さんです。血中の二酸化炭素濃度が上がると、(株)ヘモグロビン運送がお客様である細胞様に「酸素をお届けするぞ~!」となります。ところが二酸化炭素濃度が不十分だと、(株)ヘモグロビン運送は細胞様宅についても酸素を降ろさず、走り去ってしまうのです😱結果、細胞様は酸素不足となります😭体内の隅々まで酸素を届ける鍵は、意外にも体内に取り入れる酸素の量ではなく、血中の二酸化炭素濃度が握っているというわけです。

 

 

酸素不足の細胞様を助けるべく、頑張るのは血管さんと心臓さんです。血管さんは自らをギュー!と締め付け、血液の流れを早めることで、酸素を届けようとします。締め付けられるので、高血圧になります😭

 

一方の心臓さんも、バクバクと鼓動を早め、酸素を届けようと頑張ります。心拍数が無駄に上がります😭

 

それもこれも、二酸化炭素濃度が足りないから・・・体内に十分な二酸化炭素があれば、血管や心臓が過剰に頑張る必要はなかったのに。

 

 

二酸化炭素不足の弊害は他にもさまざまあります。例えば、二酸化炭素が不十分なことで、交感神経が刺激され、結果、リラックスできない、消化吸収が悪化する、下痢・便秘、などが生じます。

 

体内にある程度の二酸化炭素が存在することが大切だということはお分かりいただけたかと思います。そうは言っても、体内の二酸化炭素が増えると苦しくなりますよ?

 

最後に、二酸化炭素に対する耐久力がどれくらいあるかをみる簡単なテストをご紹介します。最初に言っておきますが、くれぐれも頑張り過ぎて失神しないで下さいね(笑)

 

 

大きな鼻呼吸(鼻から吸って鼻から吐く)を4回します。

 

4回目の吸気の最大限に吸い込んだ時にタイマーをスタートさせます。

 

鼻からできるだけ長い時間をかけて吐き出します。

 

我慢できなくなった時点でタイマーを止めます。

 

20秒以下だった方は心肺機能が弱っている可能性ありです。20~40秒の方は平均的ですが、改善の余地ありです。40~60秒はまずまずで、更なる精進で二酸化炭素耐久力が比較的簡単に上げられるかと思います。60~80秒はなかなかの上級者、呼吸上手です。80秒以上は呼吸エリート!

 

40秒に届かなかった方は、ぜひ二酸化炭素に対する耐久力を高める努力をして下さい!このテスト自体がトレーニングになりますので、ぜひ毎日行って、少しずつ秒数を伸ばしていってください。もう1つとても大切なこと、それは口呼吸を直すことです。口呼吸はデメリットしかないくらい体に悪影響を与えるのですが、その1つに二酸化炭素を過剰に体内から排出してしまう、ということがあります。気づいたら口が開いて口呼吸になっているという方、画像のような製品いかがでしょうか😆

 

文:真木

 

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コメント: 2
  • #1

    西谷 (月曜日, 15 11月 2021 19:41)

    太陽活動の低下からは緩やかに寒冷化に向かっているとの見方もありますね。温暖化と言うなら牛のゲップでしょう〜二酸化炭素の50倍の音質効果があると言われていますからね。ちなみにワタクシ牛肉は食べません。二酸化炭素削減というのは所詮利権というか原発推進では?と真正あまのじゃくのワタクシは思っています。

    それはともかく鼻呼吸ですよね!マスク生活は鼻呼吸危機だそうです。ワタクシは寝る時口テープしないと長年身についた方呼吸は直りません。

  • #2

    シャキット真木 (月曜日, 15 11月 2021 20:22)

    寒冷化の話もありますね~。これ以上、寒くなるのは勘弁してもらいたいです。牛のゲップは二酸化炭素の50倍ですか!焼肉好きなので牛削減は困ります・・・。やっぱり利権ですよね~。環境を破壊する太陽光パネルを売りたい人、脱炭素を推し進めて日本の自動車産業を衰退させたい中国の思惑などなど、温暖化には「大人の事情」がいろいろとありそうです。

    そうです!温暖化より鼻呼吸(笑)マスクで口呼吸、虫歯、歯周病が増えているそうですね。せっかく鼻がついているのだから、口は咀嚼用、鼻は呼吸用ということで、しっかり鼻を活用したいですね!