免疫を鍛えるという考え方

前にもチラッと名前を出したことがありますが、兵庫県尼崎市の長尾クリニックの長尾和宏医師です。

 

先日、長尾先生が出演されたニコ生を見ました。とても勉強になったので、内容を一部ご紹介したいと思います!有料動画で、投稿者の方(長尾先生はゲストでした)に許可は取っていないのですが、このページはシャキットのお客様しかご覧になっていないと思うので、勝手に拝借します😅

 

 

 

 

長尾先生は「バイキング」や「ミヤネ屋」にも出演されたことがあるそうなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

ご自身のことを「町医者」と呼び、その呼び名に相応しい、「地域医療」に尽力されている方です。「地域医療」を掲げる病院は多いと思いますが、私の印象では、長尾先生は「地域医療」を越えた「地域べったり医療」を実践されており、きっと尼崎市民に愛される「かかりつけ医」なのだろうと想像しています。(クリニックから半径30分以内の患者さん以外はやんわりお断りされるそうです。)

 

私事ですが、20代の頃に1年間ほどの短い期間ですが尼崎に住んでいました。͡阪神の試合がある日には、コッテコテの阪神ファンが電車や商店街に溢れ、ダイエー(当時)の店内で流れる曲は朝から晩まで阪神の応援歌である「六甲おろし」、パチンコ店や雀荘におじさん達が群がり、立ち飲み屋は昼間っから大盛況というなかなかインパクトの強い街でした。

 

そんな「あくの強い」尼崎に長尾クリニックが誕生したのは阪神大震災の年で、26年間で長尾先生が看取った尼崎市民の数なんと1,500人。長尾クリニックの病室で亡くなった人の数ではなく、それぞれのご自宅で最期を迎えた人の数です。長尾先生は、日本人の多くが持っている大病院信仰や薬の使い過ぎよりも、その人らしく生きることを支えたいという強い想いをお持ちだそうです。

 

家庭の事情等で、人生の最期を自宅で迎えられないという方は多いと思います。私の父も、母一人での自宅での介護が厳しくなり、最後の2年は病院にお世話になりましたので、大きな病院や施設に救われている方も多いというのは重々承知してます。一方、最期を迎える側としては、自宅を希望する人が7割を超えているそうなので、最期の場所として自宅を選ばれた人にとっては、長尾先生は大変に心強い存在だと思います。長尾先生のクリニックには約100名の医療従事者の方がおり(うち8名が医師)、24時間対応をされているそうで、長尾先生も開院以来、休むことなく働かれているそうです。

 

 

長尾先生は2日に1回くらい在宅の方のお看取りをされているそうですが、その隙間を縫ってコロナ診療もされています。この1年半で長尾先生が関わった600人のコロナ患者のうち亡くなった方はゼロです。「自分が関わったからには、コロナごときでは絶対に死なせないようにしたろう!」という強い気持ちでお仕事をされているそうです。

 

そんな長尾先生の提言は3つ。これは昨年初めから、無視されようと、同業者からバカにされようと、脅迫されようと、ずーっとずーっと言い続けてきたことです。1つが「5類引き下げ」、2つ目が「開業医による早期治療」、3つ目が「全国民にイベルメクチンを」です。

 

現在、コロナは2類相当(本当は1類扱いらしいですが、それはさておき)です。長尾先生は「困っている人が目の前にいるのだから助けたい。目の前に溺れている人がいれば助けるのと同じ。だけど多くの開業医は「これは保健所の管轄だから」と思っている。」とおっしゃっていました。(2類だと患者が病院に行っても入院できず、保健所が隔離と入院手配をするため、入院先が決まるまでは自宅待機となる)

 

更に長尾先生は「最初から重症の人などいない。最初は誰もが軽症なのに、1週間放っておかれる間に、一部重症化してしまう人がいる。おかしい。なぜ早期に治療させないのか。これを決めた国会はおかしい。いつ5類になるのかと聞いても、分科会の尾身先生は「そのうちね。」とおっしゃる。そのうちと言っている間に死ぬ人がいる。」とおっしゃっていました。確かにおかしな話ですね。「医療崩壊、医療崩壊」と言ってますが、医療の問題ではなく、政治の問題としか思えません。

 

長尾先生の2つ目の主張は「開業医による早期診断と早期治療で重症化は阻止できる」ということです。テレビに出てくるものものしい防護服を着た医療従事者が出てくる病院は「最後の砦」です。マスコミではここばかりが強調されていますが、そこに行く前の防波堤として「最初の砦」(開業医による早期治療・診断)を強化すれば「重症化は極端言えばゼロにできる」とのことでした。長尾先生の目には今の状態はステージ1の癌をステージ4や5になるまで放ったらかしにして、末期になってから「こりゃ大変だ!」と騒いでいるように見えるそうです。

 

ちなみに画像は長尾先生のニコニコ動画です。ほぼ毎日、投稿されていて、毎回最後に替え歌を歌われます😆ご興味のある方、見てみてくださいね~😊

 

 

長尾先生の3つ目の提言は、「イベルメクチンを全国民に配布」です。「アベノマスクよりスガノメクチンは冗談ではありません。」とおっしゃっていました。

 

実は私もイベルメクチンを購入しておきながら知らなったのですが・・・イベルメクチンはコロナの正規の治療薬なんだそうです。

 

長尾先生の後輩であり、医師でもある梅村聡参議院議員が田村厚労大臣にイベルメクチンの使用の可否を質問したところ、「使用して良い」という答えが返ってきています。また厚労省による「診療の手引き」にもイベルメクチンはコロナの治療薬の1つとして掲載されているそうです。ただ、この事実は医師でも知らない人が多く、長尾先生は「いかがわしい薬を使う怪しい医者」扱いをされることが多いのだとか😅長尾クリニックでは疥癬の治療薬として長年イベルメクチンを使い、コロナに対しても武器の1つとして当たり前に使用しているそうです。せっかく日本発で、ノーベル賞も受賞して、大臣も使用を許可している素晴らしい薬があるのに、こんなすごい武器があるのに、どうして使わないのか、どうして報道しないのか、偉い先生たちはなぜ言わないのか、と嘆いていらっしゃいました。

 

 

だいぶ長くなってしまいましたが、ここからがタイトルの「免疫を鍛えるという考え方」についてです。

 

長尾クリニックでは六千回分のワクチン接種を8月14日で終了したそうです。ちなみに長尾先生ご自身も余りものを2回接種したそうです。

 

ニコ生なので、視聴者からの質問が次々押し寄せるのですが、特にみんなが気になっていた「ワクチンをどう思うか?」の質問に対し、「これ言っていいのかな~。どうなのかな~。」と迷いつつも「副反応がきつ過ぎる。どぎつ過ぎる。量が多すぎる。誰がこの量を決めたのか。だからたくさん死んでるでしょ?量が多すぎる。」と本音をおっしゃってました。

 

また「子供へのワクチン接種をどう思うか?」に対し、「これはね~、言っていいのかな~」とためらいつつも、「考えられない。40~80代くらいの人は打ったらいいと思う。それも今だから言える。高齢者に打っていた時も、何人死ぬかな~と思いながら打っていた。たまたま高齢者には効果があった。えらい目にあった人もいるけど、それなりに効果があった。年代別で全然違う。60代、50代、40代、全然違う。若い人は(コロナで)死なないというのは有名。副反応のことを考えたら打たないという人もたくさんいる。ここだけの話・・・ここだけの話・・・コロナを毎日診ている人たちが打たないんですよ。打つ必要がないことを本能的に感じるんですよ・・・。」この発言に視聴者も動画投稿者も絶句でした😅

 

上記は長尾先生の言葉ほぼそのままです。「コロナを毎日診ている人たち」というのは長尾クリニックの医療従事者の皆さんのことです。長尾先生は立場上、スタッフの皆さんに接種を勧め、万が一、感染者が出た場合には、保健所に怒られ、相当のバッシングを受け、営業停止に追い込まれるんだろうな~とヒヤヒヤしながら過ごされていたそうなのですが、第4波あたりから「大丈夫だ」という自信に変わったそうです。約100名いるスタッフが日々、コロナ患者さんのご自宅に伺うなど接触しているにもかかわらず、誰一人かかっていないそうです。(毎日検査をしている)

 

コロナだけではなく、長尾クリニックでは毎年多くのインフルエンザ患者さんが来るそうなのですが、長尾先生はじめベテラン看護師さんやベテラン事務員さんはワクチンを打たなくても誰も感染しないそうです。逆にワクチンを打った新人医師や新人看護師さんは感染するのだとか。

 

どうしてそんなことが起こるのか。ここからは長尾先生の仮説なのですが、「免疫が鍛えられている」と考えているそうです。長尾先生のように毎日毎日ウイルスにさらされている状態、ウイルスに暴露している状態(もちろん暴露しないよう対策はしているそうですが、「どう考えても浴びている」とのことでした)でいると、免疫が鍛錬されていて、抗体が出来ていないとしても、T細胞に免疫記憶ができたのではないのかと考えていらっしゃるそうです。自然免疫と獲得免疫以外にも第三の免疫として「鍛錬免疫」があると考えられているそうです。「ステイホーム」ばかりでは、免疫が弱くなって、かえって脆弱になるということは他にも指摘されている方がいらっしゃいますよね。

 

よく赤ちゃんをあまりに清潔な環境で育てるとアトピーになりやすいとか言いますが、あれも似たようなものなのでしょうか。筋肉も似ている気がします。一昔前までは腰痛には安静が当たり前でしたが、今では安静がかえって毒になるとされています。安静にしていると筋肉が弱って、かえって回復を遅めるからです。人間はあまり「大事」にし過ぎると、ダメになるものなのかもしれません。なんだか咳ひとつしづらい世の中ではありますが、いろいろな菌やウイルスにさらされることで強くなれるのなら、咳をしている人を敬遠するのは無意味なことなのかもしれません。

 

文:真木

 

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コメント: 2
  • #1

    西谷 (木曜日, 30 9月 2021 20:15)

    宝塚遠征費用の節約に、阪神尼崎駅の北口のホテルに時々泊まります。新しくてキレイで大浴場あって安いのです。前泊して朝南口からバス1本で歌劇場前まで行って11時開演のパターン。球場離れているし試合ない日なのかタイガースファンとのバッティングは無く、尼崎駅前静かな飲食です。

    さてさてコロナ・・・最初から変です。致死率50%のエボラ熱以上のもの凄い感染病扱いで行動制限、病床少なくして医療逼迫、オミ氏は補助金目当てで五類にしたくない説もあり。そろそろ茶番は止めましょう!

    肝心の免疫力は2度目の帯状疱疹で自信ないけど、身体だけでなく情報や洗脳への免疫力も試されると思う今日この頃です。まぁ自分が少数派だということは十分認識しておりますので。

  • #2

    シャキット真木 (木曜日, 30 9月 2021 20:47)

    宝塚遠征時は阪神尼崎のホテルですか!私は阪神武庫川駅の近くに住んでいました。家の窓を開けると、甲子園球場から響く阪神ファンの応援の声が聞こえ、とんでもない所に住んでしまったと思ったものです(笑)別にアンチ阪神ではないのですが、阪神ファンの熱量がすごくて圧倒されました。今となっては良い思い出ですが。

    一度だけ宝塚ファミリーランド(遊園地)に遊びに行きましたが、宝塚鑑賞をしなかったことが悔やまれます。人生で一度は生で見てみたいと思っています。

    私もパンデミックならぬ茶番デミックだと思っています。いつになったら終わるのやら・・・。
    「情報への免疫力」それも大事ですね~。情報氾濫&自由主義国でも言論統制が進む世の中、真実を探すのが大変です。