この方、ご存知ですか?元プロレスラーの前田日明(まえだあきら)さんです。私はプロレスはあまり興味がないので、前田さんを最近まで存じ上げなかったのですが、「格闘王」と呼ばれ大変人気のあるレスラーだったようです。
最近、前田さんが出ているYouTubeなどを時々見るのですが、前田さんの知識量にビックリなんです。失礼ながらちょっと意外な感じがするのですが、プロレスラーは読書家が多いのだとか。中でも前田さんの読書量は尋常ではないらしく、政治から経済から歴史から文学から話の振り幅がすごいんです。本も書かれており、今年の6月に発刊となった『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』は絶対に読んでみたいなと思っている1冊です。
先日、ニコ生で前田さんが出演されている動画を見ました。その中で、南海トラフ地震の話をされていたんですが、その話が怖すぎて自分一人では抱えきれないので、ブログでぶちまけます😅
近い将来必ず来ると言われている南海トラフ地震。北海道に住んでいると、つい「他人事」になりがちですが、前田さんの話を聞いていると、これは全日本人が
真剣に考えなければいけない問題ということを痛感しました。
なんでも、日向灘(宮崎県東部沖合)で地震が頻発してくると、南海トラフが近いかもしれないという説があるようなのですが、今年の6月末から7月初旬にかけて日向灘で地震が続いていたそうなんです😱更に更に・・・10年ほど前に富士山が冠雪せず大騒ぎになったそうなのですが、なんと今年の1月も富士山に雪が積もらず、富士山の一側面が真っ黒で、地元静岡の人たちの間では、「富士山があたたまっている」という不穏な空気が流れていたそうです。
もし南海トラフ地震が起きたら、30メートルを超える津波が2分でやってくるそうです。30メートルというのは11階建て相当です。内閣府が出している被害想定は30万人、ただそれは地震発生を深夜に想定した場合の数値です。仮に、地震が昼間に起きたら、大阪の梅田の地下街には昼間約10~15万人、神戸の三宮に約10万人、名古屋の栄に約10万人くらいの人出があるそうで、階段は滝のようになり、地下からの避難はできなくなります。被害は30万人で収まるはずはなく、最低50万人、多ければ100万人という数値も出ています。前田さんは「50万人の遺体をどうするのかという問題が怖い。」ともおっしゃっていました。
2013年のNHKの番組内で「南海トラフ地震が30年以内に起こる可能性は70%」という予測が出されました。もうすぐ2022年・・・。政府は南海トラフ地震に備えて、何らかの対策をしているに違いない!ニュースとかではあまり見かけないけど、まさかボーっと待っているわけではない!と思いたいですよね?日本政府、もちろん対策とっています!それは何か?!
臨時情報です!!南海トラフに関する情報を出します!!
土木学会は「国土強靭化」のための計画を提言していいます。150兆円ほどかかるそうなのですが、それを行えば万単位の人が救われるという試算だそうです。ではもしそれを行わなければ・・・土木学会によれば、「日本は復興不可能」になるそうです。
大阪、名古屋、神戸などの大都会の老朽化したインフラを今の段階で直しておけば、万が一、巨大地震が襲ったとしても、復興は可能という計算が出ているにもかかわらず、日本政府が行っていることは臨時情報・・・。2分で30メートル越えの津波が来るというのに、臨時情報・・・。このままの状態で南海トラフ地震が起きたら、日本の経済規模(GDP)がフィリピンと同程度になる、とも言われています。
前田さんは「なぜ自分が生まれ育った国なのに大事にしないのか、国家存亡の危機に予算を出し渋るのはなぜか」と政治家や官僚に苦言を呈されていました。そして「政治家はクルクルパーばかり」ともおっしゃっていました。よくぞ言ってくれました!
これは私事ですが、浪人生の息子がなぜか高知県の大学にちょっと興味を持っているんです・・・。高知は上の地図で見ると、見事にすっぽり覆われています・・・。そう言えば、高知の小学生が地震対策として海岸に植樹をしているニュースか何かを見たことがあるのですが、木だけでは11階相当の津波には勝てませんよね・・・。誰が首相になるか分かりませんが、日本が滅びないよう、1日も早く「国土強靭化計画」進めていただきたいです。
前田さんは他にも色々と「怖い」話をされていたのですが、読んでくださっている方を脅すのがこのブログの目的ではないので、この辺でやめておきます😅
今回のブログのタイトルの「この人もやっている」のこの人はもちろん前田さんです。前田さんが何をされているかと言うと、「瞑想」です。20代の頃からされており、今60代なのでもう40年近く継続されていることになりますね。1つのことを40年・・・スゴイですね。
私も去年か一昨年のブログに「瞑想に挑戦します!」みたいなこと書きました。というのも、瞑想には色々な健康効果があり、中でも免疫機能に非常に良い影響があるという研究結果が出ているのです。健康づくりの三大要素と言えば、やはり食事・運動・睡眠ですが、そこに瞑想を加えれば、更に効果絶大!というわけです。
私は5分間くらいのマインドフルネス瞑想から始めました。慣れてきたら時間を少しずつ伸ばす、という方法をとったのですが、結局、数か月で挫折しました。どうもしっくりこないというか・・・慣れないというか・・・そんなこんなでやめちゃいました。
前田さんが20代に瞑想を始めた頃は「超越瞑想」と呼ばれるものから入ったそうです。超越瞑想は1950年代にインド人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって知られるようになった瞑想法だそうです。マインドフルネス瞑想は宗教的な側面が一切ない反面、超越瞑想には非宗教的な側面と宗教的な側面があり、マントラ(宗教的な単語、賛歌、祈りなど)を心の中で唱えたりもするようです。(超越瞑想はマハリシ財団関連組織で教育を受けた指導者による直接の伝授を原則とするため、内容の詳細は公表されていません。)マインドフルネス瞑想はどちらかと言うとカジュアルな感じですが、超越瞑想は本気の瞑想!って感じがしますね。
マインドフルネス瞑想をしていた時は、「いかに心を空っぽにするか」みたいなことに集中していたのですが、空にしようとすればするほど、頭がそれで一杯い一杯になるという感じだったので、全く逆の方法をとってみようと思います!もちろん自分であみ出したわけではなく受け売りです。
その方法とは・・・自分の心をとことん見つめ直す!という方法です。そして少しでもマイナスな思いが出てきたら・・・そのマイナスの思いを消す!だと思いましたか?違いま~す。マイナスを思いを消すのって難しいですよね。でも人間は同時に2つのことを思うことはできないので、マイナスの釘を抜くのではなく、プラスの釘を打ち込む!!これを繰り返し、乱れに乱れた心を整えて、画像の静かな湖面のように心を調和させていく~という方法です。
真木、瞑想に再挑戦してみます!まずは1か月・・・続くかな・・・
文:真木
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ナウシカ要素 (月曜日, 20 9月 2021 22:29)
わたしも最近、ついに瞑想してみることにしました。
「考えを無にしてじっとしてるなんてできるかい!!無理!!」
と〈マインドフルネス〉とか〈瞑想〉という単語を聞くだけで、
もうイライラしはじめちゃうので
ずっと避けていましたが、近頃心乱れることが続いて
いっちょやってみるか、ということに。
頭がまだ言葉で溢れていない朝一がいいみたいですね。
わたしは呼吸に意識をもってく方法試してみてます。
なんか考えはじめたら、ハッとなって
また呼吸に意識を持ってく、を繰り返してます。
あと耳に入ってくる音に意識を持ってくのもいいらしいです。
今のところ瞑想ほんとにできてるのかな?というくらい、
雑念だらけですけども、あまり自分を追い込みすぎず
軽いきもちで、続けてみようかな〜と思います。
昔高野山に遊びに行ったら
なんちゃって阿字観みたいなものをお寺で体験できて、
昨日はすごく夕暮れの東の月がきれいだったので
阿字観のことふと思い出して
ほんの数分でしたが
月見て瞑想してみました。
これ、お坊さんにはちがーう!と言われちゃいそうな
めちゃくちゃ自己流ですけど、
意外となんかいい感じだなと思いました。
空海は心が広いのできっと許してくれるでしょう。
画像のような静かな湖面...憧れます(笑)
シャキット真木 (火曜日, 21 9月 2021 00:25)
「阿字観」と言うのは初めて聞きました。瞑想にも色々な方法があるんですね。
瞑想挫折者の私が言うのもなんですが、形はなんであれ、心の乱れを少しでも取り除ければ、入口としてはまずはオッケーですよね、たぶん…(^^;
読書瞑想なるものもあるそうです。確かに、読書をしている時の「没頭している感じ」というのは、いい感じに瞑想ができている時と似ている気がします。読書の時は心が穏やかなことが多いと思いますが、その「心の平静を保てていること」を瞑想と捉えても良いそうです。もちろん本の内容にもよると思うので、いくら没頭できていても、殺人事件が出てくるようなサスペンス系小説とかではダメかもしれませんが。
瞑想で大事なのはきっとテクニックではないですよね。月を見ながらの瞑想、良さそうですね!真似させていただきます!