「こしぎゅう」をやめる

当店に通い始めて1か月ほどのS様から「体重は変わらないけど体脂肪が減りました!」という報告をいただきました😊体重を落とすことより、筋肉を増やすことが大事だと考える真木にとっては、これはとっても嬉しいことです!

 

同時に、「今後も同じペースで減っていくんでしょうか?」というご質問もいただきました。私の答えとしては、同じペースでは減っていかないと思います。トレーニングも慣れてくると、体の変化は小さくなっていきますので、減り方も鈍化していくか、あるいは停滞することもあると思います。

 

とは言え、長~い目で見れば、継続すれば体は変わり続けると思います。ただし、その変化は「体脂肪が落ちる」という変化に限らず、「筋力がつく、体力がつく」といった肉体的な変化から、「自信がつく」といった精神的な変化も含まれると思います。

 

 

また、最近の嬉しいこととして、上記のS様と別のS様の変化があります。こちらのS様はシャキット歴半年ほどです。週に2~3回、2レッスン受けも珍しくありません。はじめの頃は、お世辞にも上手とは言えませんでした。(S様、ご自身のことだと認識してたら、ゴメンナサイ。)

 

そんなS様、このところ少し体が引き締まってきたように見えます。それももちろん嬉しいことですが、真木が嬉しいのは、S様の動きがとても良くなってきていることです。例えば、スクワット系の動きで、なかなかお尻を深く落とせるようにならなかったのですが、それが少しずつ落ちてきたではありませんか!S様ご自身も「周りの人みたく落とせない。鏡を見たら、自分だけ高い位置にいる。」といったようなことを以前おしゃっていたので、ご本人も気にされていたのかもしれませんので、本当に嬉しいです😆!

 

 

シャキットはグループレッスンですし、嫌でも鏡に姿が映ってしまいます。周りの方の動きを見て、「他の人はできているのに」という気持ちを抱かれる方も案外多いのかもしれません。

 

劣等感や自己嫌悪までいかないまでも、周りの方との比較で、「自分は出来ない、自分は下手、自分は体が硬い」などといったある種の「不幸感覚」を持ちがちな皆様、筋トレにおいてはその気持ちをかき集めて、投げ捨てて、ペッちゃんこに踏みつけてください😄

 

上手に見える「あの人」も出来ていないとこ沢山あります!逆に一見ポンコツ風に見える「あの人」もとても上手な動きあるんです!偉そうなことを言っている真木なんて、柔軟性が人並みよりちょっとあるだけで、瞬発力や敏捷性、跳躍力などスポーツに必要なセンスは全くのゼロ!皆無です!!でも筋トレなんてやったもの勝ち。長~い目で見れば誰でも成長するんです😊シャキットを始めてから7年、継続している方で何一つ変化のない方なんて誰もいません。というわけで、筋トレは劣等感ではなく、絶対的な自己信頼感を持って続けていただきたく思います😄

 

 さて、ここからが今日のブログの本題です~。「仰向けでのお尻上げ」はいろんなレッスンでやりますよね?両足ともレッドコードにかける場合もあれば、片足のみのこともありますし、膝を伸ばした状態で行うこともあれば、あえて膝を曲げて行うレッスンもあります。いずれもお尻や太もも裏側に効かせたいという目的があります。

 

 

鍛えたい筋肉が「お尻」の場合、上の2枚の画像のどちらがより良いと思いますか?

 

高く上がって見えるのは1枚目の画像ですよね~。高い方が良い気もしますが・・・問題はどこを使って高く上げているか、です。文章で読むより、体感していただいた方が分かりやすいと思うので、ぜひ試してみて下さい。

 

 

1枚目のように上半身で弧を描くように上げた時と、2枚目のように肩から膝が一直線になるように上げた時、使われている筋肉の違いを感じ取れますか?1枚目の時は腰椎が「ギュー」っと潰れるような感覚はありませんか?

 

それです!避けていただきたいのは、その「ギュー」です!お尻上げに限らず、いろんな動きの中で「腰ギュー」を無意識のうちにしてしまっている方、「ギュー」をやめるよう意識してみて下さい。その1つを意識するだけで、効かせたい筋肉に効くようになることが多々あるんです!

 

 

腰ギューはいろんな動きに潜んでいます。柔軟性が高めの方は注意が必要です。また、骨盤前傾気味の方もご注意くださいね~。

 

文:真木