「常識」を疑う

今日は、シャキット文庫の新たな1冊・石原結實先生の「医学・健康常識を疑え」のご紹介です。

 

石原先生の著書はシャキット文庫の中にいくつかありますし、ブログ等でも度々、石原先生のお考えを、真木があたかも自分で考えたが如く、ドヤ顔で語ることがありますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。石原ファンはもちろん、健康に興味のある方でしたら、この1冊は楽しんでいただけるのはないかな~と思っています😊

病名等は出てきますが、内容的には専門用語が分からないと理解できないということはなく、わりとスラスラ読めるのではないかと思いますので、是非、手に取ってみていただきたいと思います。なのですが、読書が嫌い!そんな時間はない!という方のために、真木が「へえ!」と思った箇所を2つだけかいつまんでご紹介したいと思います😄

 

まずはまえがきから・・・原文に近い形でご紹介していきます。なので数字もこの本が発刊された2009年時点での数字となります。

 

石原先生がお医者さんになられた約35年前、医者の数は約13万人、ガンで亡くなる日本人も約13万人だったそうです。その後、医師の数は増え、ガンに関する研究や治療法も格段に進歩・・・したはずなのにガンは増え続け、2008年にはガンによる死亡者は約34万人を越えました。

 

また、日本人の死因の2位と3位を占める心筋梗塞、脳梗塞などの血栓症も増加を続け、戦前は日本にはほとんどいなかった糖尿病患者・予備軍は2210万人と激増しました。1960年頃からは全国的に減塩運動が展開されたにもかかわらず、高血圧患者は減少するどころか、今や約6000万人を越えました。

 

毎年33兆円の医療費を費やしながら、この様(ざま)です。医師の数も増え続けているのに、病気や病人は減るどころか、増え続けています。石原先生は、これは「摩訶不思議な現象で、われわれは、一度、医学・健康常識を疑う必要がある」とおっしゃっています。

 

 

 

それでは、ここからは、私達が今まで疑うこともなく信じ込んでいた2つの「常識」にくさびを打ち込んでいきたいと思います!

 

①解熱剤を使うと症状の治りが遅くなる

 

ご自身やお子さんが発熱し、解熱剤を使ったことがある、という方は多いのではないでしょうか。ところが、「発熱したら解熱剤」というのは、完全に間違った療法だと石原先生はおっしゃっています。

 

石原先生が院長をされているイシハラクリニックでは、東洋医学も取り入れているそうなのですが、東洋医学における発熱というのは、「血液の汚れを燃焼させて、病気を治そうとしている状態」なのだそうです。よって、解熱剤を使うと、一時的に熱は下がるものの、症状自体はかえって長引くケースが多いそうです。

 

「熱こそ最高の妙薬である」というのはノーベル賞を受賞したA・ルウォッフ博士の言葉だそうです。病気を治すのは「熱」であり、40度以上の高熱が1日以上続き、体力の低下が明らかな場合以外は、解熱剤は不要だそうです。

 

このページを読んでいた時に、昔どこかで聞いた話を思い出しました。あるガン患者の方がインフルエンザにかかって、1週間くらい39度の発熱が続いたそうです。ところが、熱が落ち着いた時には、インフルエンザはおろか、ガンも治っていたという話です。もしかしたら、この話も本当なのかもしれません。

 

ちなみに、本書の中では、発熱時におすすめの4つの飲み物が紹介されています。

 

 

②「コレステロールは悪者」説はもう時代遅れ

 

私自身、色々と読んだり見たりして、「コレステロールは低い方が良い」というのは胡散臭いと思っていたので、本書を読んでスッキリしました。

 

コレステロールが悪者扱いされるようになったのは、血中コレステロールが高いと、動脈硬化や脳卒中、心臓病などの原因になりえるという指摘からスタートしたようです。ただ、コレステロールに対する見方は変わってきているようです。

 

フィンランドで行われた1200人の高コレステロール血症の人を対象にした調査では、食事療法と薬でコレステロール値を下げたAグループと、何もしなかったBグループを比較したところ、10~15年後の心筋梗塞の発症率と死亡率は、なんとAグループの方が高かったそうです😓食事療法も薬も意味なし・・・😭

 

また、南カリフォルニア大学の研究でも、食事でコレステロール摂取を制限した人の6割で動脈硬化が進み、改善したのはたった3%だったとか・・・これまた意味なし😭しかも、薬を使った人たちの4割は動脈硬化が悪化したそうです。意味なしというか、百害あって一利なし・・・😭😭

 

そもそもコレステロールは、ストレスホルモンに対抗するステロイドホルモンの原料にもなっており、人間に不可欠な成分なのだそうです。コレステロール値が低いとセロトニンが脳細胞で利用されにくくなり、情緒不安定になる傾向があるのだとか。コレステロールを敵視するのはやめた方が良さそうです。

 

他にも「へえ~!」となった章に、『鎮痛剤で新たな痛みが生じることも』『良薬は口に甘しである』『漢方薬には即効性がないは的外れ』『脳卒中は脳ではなく下半身に原因がある』『汗かきがせっせと水分補給するのは本末転倒』『食べれば体力がつくという思い込み』などがあります。興味わきませんか😄?

 

 

常識を疑うと言えば・・・ワクチン、もう打たれましたか?一応、書かせていただきますが、私は「反ワクチン」ではないです。インフルエンザワクチンは卵白アレルギーで受けることができませんが、息子には打たせたこともありますし、予防接種も一通りやっていますので、ワクチンは何でもかんでも反対というわけではありません。

 

でも、今回のワクチン、特に子供や若者にはどうなのかな・・・という疑問はあります。私のような中年、またそれ以上の年代の方は、ご自身の判断で決めれば良いと思っています。人生全て自己責任(自然災害などを除いて)だと思っていますので、大人は自分の頭で考えて、自分で判断すれば良い、というのが私の考え方です。でも、未成年の接種をどうするかに関しては、保護者のみならず、社会の責任として、大人たちが考える必要があると思っています。

 

 

ここからは永江一石さんという方のブログから抜粋させていただいてます。全ては書けませんので、全文を読みたい方は、下にリンクを貼っておきます。ちなみに、永江さんご自身は2回目の接種も済ませていらっしゃり、反ワクチンではありません。

 

上の表は厚生労働省が発表している6月7日までの統計です。この時点では接種者の6割が65歳以上、他はほとんどが医療従事者です。よ~く見てみると、接種者の母数が少ない20代の方が、摂取数が多い60代より重篤が副反応が多く、接種数が非常に少ないであろう10代にも重篤な副反応が出ています。要するに、若ければ若いほど、重篤な副反応が出やすい、ということになります。

 

永江さん曰く、厚労省が年齢別の接種数を公表していないのは、それを発表してしまうと、「年代ごとの重篤な副反応出現率」がすぐに算出することができてしまうからではないか、とのことです。永江さんの予測では、もし年代ごとの重篤な副反応の出現率を計算できたら、おそらく10代は70代の数十倍の確立になるそうです。

 

ブログにはもっともっと怖いことが書いてあります・・・😱私も一人の親として、この問題は見過ごすことはできません。気になる方は読んでみて下さい↓

 

若い世代のコロナワクチンのメリットとデメリットをざっくり計算してみて仰天した。 - More Access! More Fun (landerblue.co.jp)

 

 

石原先生や永江さんが全て正しい、と言うつもりはありません。大切なのは、「常識だから」と信じ込んでみたり、「みんながそうだから」と空気に流されるのではなく、自らが情報を集め、吟味し、自身の頭で考えてみることなのかな~と思います。

 

文:真木