「目」はあちこちにある?!

この映画、覚えていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1982年公開の「ET」です。40年近くも前なのですね・・・。

 

今年に入って、アメリカ国防総省がUFO映像を公開したり、CNNといった大手メディアがUFOネタを取り扱ったりと、あちらは宇宙人ニュースで盛り上がっているようです。

 

ところで、子供の頃、このポスターの真似をして、指を合わせるということを友達とやっていたのを思い出しました。ご自身の右手と左手の人差し指を合わせることはできますか?もちろん、できますよね。

 

では目を閉じるとどうですか?ピッタリとつけれますか?他の指はどうですか?例えば、「薬指と小指」とか「中指と親指」だとどうしょうか?ちなみに真木は・・・ずれます😅

 

 

とは言え、多少ずれるとしても、10㎝も20㎝もずれるという方は少ないと思います。見ていないのに、どうして指先同士を近づけることができるのでしょうか?

 

実は、人間には目がいっぱいあるんです・・・!「固有受容器」と呼ばれ、筋肉や関節の中に存在します。正確には目と同じ働きをするわけではないのですが、体がどんな位置にあるか、関節がどれくらい曲がっているか、筋肉にどのくらい力が入っているか、などを察知するセンサーです。

 

目を閉じていても指先同士を近づけることができるのは、肘がどれくらい曲がっているか、腕がどれくらいの高さにあるか、などの情報を固有受容器が感知するからなのです。

 

 

前回のブログでも片足立ちが出てきましたが・・・今回は目を閉じた片足立ちです。(前回書いた通り、つま先は正面を向けてくださいね~)画像では靴を履いていますが、ぜひ素足でやってみてください。

 

何秒こらえられますか?5秒?10秒?

 

固有受容器は体のあちこちに存在しますが、中でも足裏はたくさんあるとされています。

 

片足立ちをしている時、足裏の固有受容器がバランスを取るための情報を脳に送り込んで、それによって脳が必要な筋肉を働かせる、ということが起きています。

 

目を開けての片足立ちの方がはるかに簡単だと思いますが、それは視覚によって、バランスを崩さないように姿勢を正すことができるからです。目を閉じた片足立ちの方が、目を開けた片足立ちよりも、足裏が「猛烈に」がんばっている感じが感じ取りやすいかと思います。

 

 

目を閉じた片足立ちが3秒ももたないという方・・・足裏の固有受容器を刺激してみると、もしかしたら5秒いけちゃうかもしれません😆

 

どうやって刺激するかと言うと・・・

 

 

竹踏みとか、タオルギャザー(足指でタオルをたぐり寄せる)とか、テニスボール等で足裏をゴロゴロする、とかです。要は足裏に刺激が入れば、なんでもOKですよ😊

 

文:真木