復習の意味も込めて

近々、「貸し切りレッスン」をやる予定です。貸し切りレッスンは5名以上の団体様が対象で、1レッスン1時間で1500円です。内容はご希望に応じて行いますので、色々なレッスンを混ぜることもできます。

 

今回の貸し切りは「幼稚園児のママ友」さん達が集まる予定です。どんな方がいらっしゃるかは分かりませんが、あらかじめご質問を頂いたので、ご質問に答える形で、プリントをご用意しようと思っています。

 

今日そのプリントを作っていたのですが、「せっかく作ったのだから、同じ内容をそのままブログに載せてしまえ😁」という心の声が聞こえました。その声に勝てず、今日のブログはプリントの内容の横流しです。

 

シャキットにしばらく通っていらっしゃる方でしたら、「そんなこと知っているわ!」という内容かもしれませんが、復習も大事ですのでね・・・と言い訳しておきます。

 

 

頂いた質問は、

 

なぜ筋トレは重要なのか?筋トレをすることは、体にどう良いのか?

 

というものでした。こんな良いこと、あんな良いこと、たくさんあるよ!と書こうと思ったのですが、良いことは頭に残りにくいかと思ったので、あえて「筋肉が減ると体に起こる怖ろしいこと」という視点で書いてみました。

 

 

筋肉量は20歳をピークに、何も対策をしなければ、加齢とともに誰でも必ず低下します。70歳の頃には20歳の頃の4割程度にまで低下すると言われています。半分以下です😣

 

特に30~50代の中年期に運動不足であった場合、筋肉量の低下は急激なものになります😭老年期に健康に生きれるかどうかは、中年期の運動量が大きく影響するということです。

皆様、今が頑張り時です!

 

筋肉が減ることで生じる問題は、なにも老年期にのみ起こるわけではありません。筋肉が減少することのデメリットは・・・

 

①免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなる⇒家にこもりがちになって活動量が減ると、当然、筋肉量も減ります。筋肉量が減ると、免疫機能が低下し、かえって感染のリスクが高まってしまいます。

 

②水分を蓄えられなくなる⇒老化を一言で例えるなら・・・それは「乾燥」です。子供の「みずみずしさ」が大人になって失われていくのは、体内に水分を蓄えられなくなるからです。人体で最も水分を保持しているのが「筋肉」です。筋肉が減って、体に水分を十分に保てなくなると、乾燥まっしぐら、老化への道一直線です😭

 

 

③むくみやすくなる⇒心臓から押し出された血液は、体の隅々までめぐって、再び心臓に帰ってきます。体の末端にまで辿り着いた血液を、心臓に「押し戻す」ことができるのは、筋肉がポンプのように働くからです。このポンプ作用が弱っていると、血液を押し返すことができず、その場に滞留しむくみとなります。ふくらはぎがむくみやすいという方は下半身の筋力が弱っている可能性大です😣

 

④体温が下がる⇒筋肉は熱を作ります。筋肉が多いほど、熱生産量も増え、結果として基礎代謝が上がり、脂肪が付きづらい体になります。食事量は若い頃と変わっていない、むしろ減った、なのに体重は増えているという方は代謝が落ちているかもしれません。また、足先が冷たい、お尻が冷たい、冷え性である、平熱が36.5度に届かない、こんな方も筋肉量不足が懸念されます。

 

 

⑤ホルモンの分泌が減る⇒別名・若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンは筋トレによって分泌が促されます。また、シミの原因となるメラニンの生成を抑え、美肌へと導く「マイオネクチン」は筋肉から分泌されます。

 

大きく5つ挙げましたが、筋肉が減少することのデメリットはこんなものではありません。疲れやすくなる、筋肉が垂れて見た目が悪くなる(お尻や胸など)、骨粗鬆症のリスクが高まる、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる、認知症のリスクが高まる、睡眠の質が下がる、骨盤底筋の弱化による尿漏れ、腰痛、肩こり、猫背、etc・・・挙げればキリがないくらいデメリットだらけです。

 

逆を言えば、筋トレをして、筋肉を増やせば、上記のことは防げるということです。筋肉を増やすことは、副作用が一切ない、最強のアンチエイジングです。(副作用は時々来る筋肉痛くらい?)健康、強さ、若さ、美しさをキープするには筋トレは必須です。

 

文:真木