しつこく骨盤前傾・後傾

前回(4/27)のブログの骨盤前傾・後傾がやっぱり分からん!というお声がありました~😭説明が下手でスミマセン・・・。でも、下手な説明も数うちゃ当たる!かも、当たらなくてもかするかも、ということで、今日もしつこく骨盤前傾・後傾です。

 

画像は体を横から見た時の骨盤後傾(左)と前傾です。矢印が示しているので、後傾している、前傾しているが分かりますが、もし矢印がなかったら、どこを見て判断したら良いでしょうか?

 

 

 

 

答えは黄色の丸で囲まれた箇所です!この場所の名前、ご存知ですか?

恥骨(ちこつ)、もっと言ってしまえば、恥骨結合です!その名の通り、右の恥骨と左の恥骨が出会って、軟骨によって結合されている部分です!

 

 

真木が大好きなマイケル・ジャクソンの中指が当たっている辺り、そこが恥骨結合です!

 

本当は骨盤前傾・後傾を練習する時には、ここを触らせていただきたいのですが、さすがに同性であっても、ここは無理😂なので、練習する時には、ご自身で触るか、ここに一点集中してみて下さい!

もう一度、さっきの画像に戻ります。骨盤を前傾・後傾させる時には、黄色で囲まれた恥骨結合を動かすと、骨盤を正しく動かしやすいと思います。

 

どのように動かすのか、いくつかポイントをあげますので、意識しやすい方法でやってみて下さい。まずは後傾からです。

 

●恥骨結合をおへそに向かってあげる

●恥骨結合をみぞおちに向かってあげる

●恥骨結合とおへその距離を縮める

●恥骨結合とみぞおちの距離を縮める

●恥骨を前に出す

 

いずれも「お尻の穴をしめながら」もしくは「背中を丸めながら」行うと、更に後傾を意識しやすいと思います。

 

 

 

ちなみにこの時のマイケルは骨盤後傾です。恥骨とおへその距離が近くなっているのわかりますか?背中も少し丸まっていますし、お尻の穴締まっているはずです😆

1枚目は骨盤後傾していない(やや前傾~中間位)マイケル、2枚目が骨盤を後傾しているマイケルです。違いわかりますか?1枚目は恥骨結合を触っている中指の先があまり見えなくて、2枚目になると指先が見えますね。手の位置を動かしているのではなく、恥骨結合を出したり戻したりしているのです。

 

こんなにマイケルの恥骨結合を凝視して、ファンとしては、罰当たりな感じがします・・・😅でも、目印をしっかり触って、骨盤前傾・後傾してくれるのは、マイケルしか思いつきません😆

 

ど~でもいいですが、これはデンジャラス・ツアーの時の衣装です。20年以上前に東京ドームに見に行きました。懐かしい・・・😍

 

次に前傾をする際のポイントをいくつかあげます。後傾同様に、意識しやすい方法で行って下さい。

 

●恥骨結合をおへそから離す

●恥骨結合をみぞおちから離す

●恥骨結合を真下に向かって落とす、真下に向ける

 

前傾は背中は丸まりません。お尻の穴は広がる、もしくは少し上を向くようになります。

 

 

⇓参考までに、下にマイケル・ジャクソンの動画を貼ります。マイケルはダンスの中で骨盤前傾・後傾を多用します。開始15秒くらいの恥骨に手を当てている動きもその1つですが、それ以外にも随所で骨盤が動いています。このスピードで骨盤前傾・後傾を繰り返すなんて、さすがマイケル!真似できますか~😁

いかがでしょうか・・・骨盤前傾・後傾、ご理解いただけたでしょうか?本当は今日のブログで骨盤前傾・後傾の練習メニューを紹介するつもりでいたのですが、そこまで辿り着けませんでしたので、次回に持ち越したいと思います。

 

骨盤前傾・後傾、得意だよ!という方、上記で挙げたポイント以外に、何か良い方法があれば、是非教えて下さい😄

 

文:真木

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コメント: 4
  • #1

    西谷 (水曜日, 28 4月 2021 22:34)

    Oh!マイケル!Oh yes 〜Oh yes〜でございます。

    昨日のブログはモデルの良さで?16/19当たりましたが、レッスンでは骨盤まで意識も動きも付いて行けず状態です。

    前傾・後傾の動き方を学ぶことも大切ですが、前傾・後傾することでどこにどう効かせるのか?逆だと何が悪いのか?意識付けしたいと思うので、レッスンの中でレクチャーいただければ幸いです。

  • #2

    ともにゃんこ (木曜日, 29 4月 2021 06:27)

    大半の人は骨盤を意識して生活してないと思います。
    その上の肉の部分、たとえば私は子どもの頃から出っ尻でした。
    それが骨盤の位置が関係してるって知ったのはここ数年です。
    お尻が後ろに行ってから最初は後傾?と逆を思ったほどです。
    ですから真木さんのレッスン中の「骨盤を前傾に!後傾に!」より「出っ尻にして!恥骨を前に!」の方が分かりやすいワタクシです。

    ワーク3のマット敷いて片足をレッドコードにかけて、両手を上げで重りを持つ動き、あれはなかなか恥骨が前にいきませんねー(^^;
    つまり後傾にするんですよね。
    恥骨を前にする!つまりマイケルの動きをするとき、なんとなく顎を出してしまいます。
    マスクの下で下顎出すとやりやすいように思いました。
    もしかして骨は繋がってるから?
    マスクの下の顔はスゴいことになってます(笑)

  • #3

    シャキット真木 (木曜日, 29 4月 2021 07:07)

    西谷さん、16問正解は素晴らしいですね!少々いじわるな問題も混ぜてたので、その中で19分の16なら、ほぼパーフェクトです!

    前傾後傾にする意味、逆がなぜダメか、レッスン中にもっともっと言うようにします!レッスン中は時間との戦いでもあるので、なかなか詳しく言えないもどかしさをいつも感じてはいるのですが、皆様に伝えていけるよう努力します。ご意見とても参考になります。ありがとうございます!

  • #4

    シャキット真木 (木曜日, 29 4月 2021 07:22)

    ともにゃんこさん、そうですよね、骨盤を意識して生活している方なんて、そうそういないですよね。

    シャキットのお客様に前傾後傾を知っていただきたいのは、理論が分かれば、ご自身で間違いに気づき、修正できるようになるのでは、と思うからです。もちろんシャキットで運動される際には、間違いを修正するのは、私達の仕事ですが、一日中、皆様の姿勢を観察することはできません。長い時間その姿勢でいれば、それが定着してしまうので、日常生活の中でこまめに気付き、こまめに直していただきたいと思っています。そのための理論だと思います。めんどくさいですがね(笑)

    後傾する時に下顎を前に出す!新しいですね!次回やる時は、是非マスクはずして下さい。見てみたいです(笑)