越えられますか?

今日はFMSの第3弾です!FMSが何だか分からんという方でも、読み進めていただいて大丈夫です。気になる方は前回、前々回のブログをご参照下さい。

 

今回の動きは「ハードル・ステップ」です!

 

 

ハードルと言っても、これではありませんので、ご心配なく😊それにしても、こうやって見ると、ハードル走ってスゴイですね~。よくもまあ、全速力で走って、こんな体勢で飛び越えれますね・・・😱ハードル走を少~しかじったことがある山内が言うには、ハードルが想像以上に高く感じるそうで、「飛ぶ」というより「越える」だそうです。ちなみに山内は「疲れる」という理由でハードル走をあきらめたそうです😂

 

 

皆様に挑戦してみていただきたいハードルはこちらです。もちろん専用の器具など必要ありません。棒がなければ、タオル等を張らせて持っていただければと思います。ハードルについても、椅子の脚等にヒモを結んだり、ご家族がいらっしゃれば、30㎝定規みたいな物を持っていただく、といった感じで行っていただければと思います。

 

 

 

 

まずはハードルの高さを決めます。高さは図の「脛骨粗面(けいこつそめん)」くらいにします。膝蓋骨(しつがいこつ)は膝のお皿のことです。脛骨粗面は膝のお皿の少し下になります。

 

 

ハードルの高さが決まったら、画像のように棒を肩の上に持ち、足を揃えて立ちます。立ち位置は、つま先がハードルの真下にくる辺りです。

つま先を天井に向けた状態で片足を上げ、ハードルを越え、つま先は上げたまま踵を床につけて下さい。上半身を真っ直ぐに保ち、ゆっくりと動いて下さい。また片足を上げた時に、膝を内側に倒して内股にしたり、逆に外側に開いてがに股にならないようにします。このメニューでは、股関節・膝・足首の可動性や安定性、片足立ちでのバランス能力を測ることができます。

 

 

では、点数付けです~。

 

①上げた足が内股やがに股にならず、軸足側は横から見た時に、股関節・膝・足首が同じライン上にある。

 

②腰椎が動かない、もしくはほとんど動かない(腰が反ったり、背骨が丸まらない)

 

③棒とハードルが平行(肩が水平)

 

④つま先が天井を向いている

 

この4点を全てクリアできれば3点ゲット!です。次に2点です。

 

①上げた足が内股やがに股になる。もしくは軸足側の股関節・膝・足首が同じライン上にない。

 

②腰椎が動く(背骨が丸まる)

 

③棒とハードルが平行でない(どちらかの肩が上がる)

 

この3つのいずれかに当てはまる場合は2点となります。1点は、

 

①つま先がハードルに当たる

 

②バランスを崩す

 

です。こちらもいずれかに当てはまると1点です。痛みが出る場合は、前回・前々回同様に0点となります。さて、いかがでしょうか?このメニューに限ったことではありませんが、「正確に行う」というのは、どんな動きであっても、意外に難しいものですね。でも正確に動くことで、弱い部分が強化され、本当の意味で自由に動ける体が手に入るのだと思います。筋トレは慣れてくると、ついつい惰性で行いがちですが、慣れてきた時こそ、細部にまでこだわってみると、新な発見があるかと思います😊

 

文:真木