片足立ちしてますか?

シャキットのチラシ配りは主に山内が担当しているのですが、時々、私も手伝います。ツルツルの道やガタガタの道を歩いている時に、ふと足指が丸まっていることに気づくことがあります。あれほどレッスン中に皆さんに足指を丸めて踏ん張らないようにと言っているにも関わらず、しっかり足指で踏ん張ってしまっている自分の情けなさを反省しながら配っています😓

 

反省しては伸ばし、数歩進んでは忘れてまた反省して伸ばすの繰り返しで、足場の悪い所で足指を曲げて踏ん張らないというのはなかなか難しいなと感じています。

 

話は変わりますが、一昨年のクリスマス頃だったと思ったのですが、熊川哲也さんが主宰するKバレエ・カンパニーの『くるみ割り人形』を映画で見ました。ただただ「美しい」の一言で、いつか生で見てみたいな~と思いました。その映画の中では、マリー姫という役を中村祥子さんという方が演じていました。

 

中村祥子さんは現在41歳。ベルリン国立バレエ団やハンガリー国立バレエ団のプリンシパルとして活躍され、現在はKバレエ・カンパニーの名誉プリンシパルだそうです。41歳の今でも現役で舞台に立たれているようで、同年代でありながら、足指を丸めて踏ん張っている自分自身との落差を考え、感服するばかりです。

 

くるみ割り人形に出演されていた方々は、それぞれ皆さん素晴らしかったのですが、中村祥子さんは圧倒的な存在感を放っていらっしゃいました。身長174㎝と高く、舞台映えするということもあるかもしれないですし、ベテランならではの貫禄と言いますか・・・思わず、映画の後にインスタグラムで中村祥子さんをフォローしてしまいました😆

 

特に映画後半の中村祥子さんの見せ場は鳥肌もので、美しいのはもちろん、そのバランス能力にぶったまげました!あの美しさを表現するのに言葉が美しなくて申し訳ないのですが、「ぶったまげた」ものですから😅そのちょっと前のシーンでは比較的若いと思われるバレリーナ達が、トランポリンの上でも飛んでいるのかというくらいの跳躍力を見せてくれたり、疾走感が溢れる踊りを披露してくれるのですが、その後に登場する中村祥子さんがゆ~っくり踊られ、内心、軸がぶれるんじゃないかとヒヤヒヤしました。もちろんそんな私のどうでもよい心配をよそに、中村祥子さんは片足を高~く上げても微動だにせずピタッーーー!と止まるんです!Youtubeに映像がないかな~と思って探してみたのですが、中村祥子さんがマリー姫を演じている「くるみ割り人形」は見つけることができませんでした😭(他の方がマリー姫を演じているKバレエ・カンパニーのくるみ割り人形の映像の一部はありましたので、ご興味あれば見てみて下さい。)

 

 「くるみ割り人形」がなかったので、代わりにというのもなんですが、「白鳥の湖」の中村祥子さんがチラッと見れる動画を下記に貼っておきます。

 

 

話は変わりまして、私の母方の祖父の話です。5年ほど前に93歳で亡くなり、大往生だったのですが、よく歩くじーさんでした😆親戚が盆正月などで一堂に会して外食し、タクシーに乗り合わせて帰宅するという場合でも、祖父は断固として乗らず(席があっても)、一人歩いて帰宅するという人でした。亡くなる1年ほど前に大腿骨骨折をし、そこから認知症、まもなく他界という最後でしたが、大腿骨を折るまでは、普通に杖も使わず歩いていたので、我が祖父ながら感心してました。「健康のためなら死んでも構わない」という名言(迷言?)を残した祖父の習慣で、大したもんだな~と思っていたことがもう1つありまして、靴下やズボンを履く時に立ったまま履いていたということです。シャキットのお客様からすれば難しいことではありませんが、80歳90歳の方が椅子などに座らないで靴下を履く、ズボンを履くというのはなかなかのテクニシャンです😆

 

そんな祖父の習慣を真似て、私も毎朝ルーティンにしていることがあります。それは・・・

 

靴下を床に置く⇒片足立ちになる⇒ガサガサのかかとにワセリンを塗りたくる⇒片足を上げたまま床の靴下を取る⇒片足立ちで靴下を履く

 

です。祖父のように立ったまま靴下やズボンを履けるばーさんになりたい!と思いながら、毎朝、上述の動作を左右行っています。

 

バランス能力というのは加齢に伴って非常に低下しやすい運動能力の1つです。でも今から毎日毎日行っていれば、きっと80歳になっても(そこまで生きられればの話ですが)できているんじゃないかな~と未来の自分に期待を込めています。

 

 

ワークアウト第1や第3では足首に重りを巻くタイミングが何度かありますが、皆さんはどうやって巻いていますか?実は私、皆さんがどうやって重りを巻いているかを、じ~っくり見ているんです😆

 

座って巻く方が半分、立って両足を床につけて巻く方が残りの半分。画像のように片足立ちで巻いている方は3人しか発見できていません!

 

それじゃなくても疲れるのに、重りの巻き方まで指示するのかい!って怒られそうなので、言いませんでしたが・・・片足立ちで巻いたら(ユルユルではなく、しっかりと)、それだけでもバランスのトレーニングになりますよ😊

 

余裕があれば挑戦してみてください。案外、難しいですよ。ちなみに、軸足の足指を丸めて踏ん張らないようにお気をつけ下さいね😊

 

文:真木

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コメント: 2
  • #1

    吉村 (日曜日, 14 2月 2021)

    冬のツルツル道、足指の事を考えながら歩く余裕は全くなく、転ばないようにヒヤヒヤしながら歩いています。

    片足立ち、私もワークアウトで重りを巻く時は両足を床につけたまま巻いてますね。片足立ちはなかなか難しいですよ。最近見ませんがテレビのサプリメントのCMで、ご年配の方に椅子から片足だけで立ち上がれるかをみましたが、真似てやってみたところすっと立ち上がる事が出来ませんでした。日々意識しながら頑張ってみようかな、、、

  • #2

    シャキット真木 (日曜日, 14 2月 2021 14:45)

    そうですよね~、ツルツル道では足指のことを考える余裕なんてないですよね(^^;

    片足だけで椅子から立つのは難しいですよね!でもそういう小さなことを、日常生活で取り入れ続けることが、結局は大きな結果を生むんでしょうね~。私も椅子から立つ時には、片足で立つくせをつけたいと思います・・・!