誰もができるべき①

今日はYouTubeで見つけた動画

「誰もができるようになるべき3つのエクササイズ」をご紹介します!3つあるので、3回に分けてご紹介したいと思います。

 

ちなみに、その動画の配信者はこのブログにちょくちょく登場するCalithenicmovementです。日本語字幕がないのが残念なのですが、説明が非常に丁寧でわかりやすく、トレーニング系のチャンネルでは最も信頼しているチャンネルの1つです。

 

教えてくれるのはAlex Lorenz(アレックス・ロレンツ?)さんです。あだ名はEl Eggs、卵?・・・そのままですね!6歳から空手を始め、その後はテコンドーやパルクールなどを学んできたそうです。スポーツ科学の学位も持っているそうです。ちなみに今日、ご紹介する1つ目のエクササイズは画像のものとは違いますので、ご安心下さい。

 

 

 

 

1つ目のエクササイズというのは、おそらく日本中の人が人生で1回はやったことがあるであろう「立った状態での前屈」です。そんなことかい!と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、きれいにできますか?

前屈した時に指が足に届かない原因はさまざまあります。太ももの裏側やふくらはぎの筋肉が硬い、脊椎の可動性が小さい、胴体より脚が長い(これなら指なんて届かなくても良い気がしますが・・・)、体が十分に温まっていない、などです。

 

このエクササイズには2つの方法があります。1枚目の画像のように背筋をまっすぐに保つ方法(骨盤は前傾します。)と2枚目のように背骨を丸める方法(骨盤は後傾します。)です。背筋を伸ばす方法の方が、ハムストリングス(太ももの裏)の柔軟性を必要とし、難易度も上がります。

 

 

指がまったく届かない場合にはこの準備運動から始めてみて下さい。背中を丸めながらすねを手の平でなぞるようにして行けるところまで、手を下げていきます。限界のところまで行ったら、すねを握ってそのまま数十秒キープします。

 

 

2つ目の準備運動は片足で行います。背中を丸めないように気を付けながら、上半身をゆっくりと倒していきます。軸足のハムストリングスの柔軟性が十分にあれば、1枚目の画像のように手で床を触ることができると思います。ハムストリングスが硬ければ2枚目の画像のように、手を床につけることができません。柔軟性に左右差があるかどうかがわかります。またバランス強化にももってこいの動きです。(バランス強化のためにはゆっくり動くことがみそですよ~。)

 

 

3つ目の準備運動は手の平で歩きます。手の平を床につけた状態で、可能なところまで手を足に近づけていきます。限界まで行ったら、また手の平で歩いて元の姿勢に戻ります。できるだけ膝は曲げないようにします。10往復ほどしてみてください。

 

上記の3つの準備運動を行ってから、再度、前屈すると、1回目よりもう少し指が床に近づいていると思います。試してみて下さい。

 

文:真木