棒でのび~る

 

 

今回は棒を使った簡単ストレッチをご紹介します!棒を使うことでより伸びを感じることができると思います。

 

1mくらいの長さがある棒でしたらなんでもOKです。ちなみにワークアウト第2で使っている園芸用の支柱は2本で110円!長さも重さもちょうど良いですよ~。

 

 

手を大きく開いて棒を握って下さい。棒を前から後ろへ持っていき、また体の前に戻します。ゆっくりと数回繰り返して下さい。肘は曲げないようにします。腰の辺りまで棒を落とせないようでしたら、左右の手の間隔を広げて下さい。両手の間隔が広いほど肩の可動性が小さいということになり、肩の可動性が大きくなってくると、両手の間隔を狭くすることが可能になります。ペンで最初に握った位置に印をつけたりすると、繰り返し行うことで、進歩が目に見えて確認できるかと思います。

 

 

うつ伏せで行うこともできます。この場合は額は床につけておいて下さい。動きは上の方法と同じように、頭の上から腰の辺りまで棒を動かします。立って行う場合よりも、僧帽筋や菱形筋と言った背中の筋肉が働きます。

 

 

 

次は肩甲下筋(けんこうかきん)のストレッチです。肩甲下筋は肩甲骨の前面についており、表面から触ることはほとんどできません。ちなみに肩を内旋させる筋肉です。

 

画像のように肩の高さに腕をあげ、肘を90°に曲げます。手首を倒し、棒を握ります。(画像では親指に挟めています。)

 

反対の手で棒の反対側を持ち、その手を上に上げていきます。肩が外旋され、肩甲下筋が伸びていくのを感じ取れるでしょうか?

 

 

最後は主に胸椎を伸ばす(伸展と回旋)動きです。うつ伏せで棒を握り(両手の間隔は広めにします。)、上半身を開いていきます。上にくる足の膝はできるだけ床から離さないようにします。これ気持ち良いですよ~♪

 

文:真木