こんな時だからこそ

コロナウイルスの感染が拡大していますね・・・。ちょっと体調がすぐれないと、「もしや?!」と不安になりますね。もちろん、うがい・手洗いをしっかりと行い、人混みを避け、睡眠を十分に取り、体を冷やさないようにし、免疫力を高めるような食生活を心掛ける、といった予防策をとることは大切ですが、あまり恐怖を感じ過ぎるのも良くないのではないかな~と個人的には思います。人間は常日頃から考えていることを現実として引き寄せるなんていう話もありますから、「ウイルス怖い、怖い」ととらわれ過ぎないで、できるだけ明るい・積極的な気持ちでこの時期を乗り切りたいと思っています。

 

 

根っからの能天気人間なので、あまり落ち込んだり、何かに不安を感じたりということは少ないのですが、今年に入ってから始めた2つのことが、良く言えばポジティブな気持ちを保つのに役に立っている、悪く言えば、この能天気な性格に拍車をかけている感じがします。その2つとは瞑想と感謝日記です。瞑想についてはブログでやります宣言したので、まだ2か月足らずですが続けています。

 

 

感謝日記を始めたのは息子がきっかけでした。息子は寮に入っているので、夏休みや冬休みの帰省以外は、家にいません。時々ラインが来るのですが、「〇〇送って」が99%で、1%が「もう嫌だ~!帰りたい~!」です。帰りたいと言っても、ホームシックではなく、寮は自由がないから帰りたいという理由です。3人部屋なので、たとえ友達同士だとしても、ストレスが溜まることはあるようです。私自身も大学時代に寮に入っていたので、息子の気持ちも分かります。

 

日常生活で感じる不平・不満は誰でもあると思います。私も通勤の時に除雪がされてなくて道幅が狭いことにイライラして、「市長さん、ちゃんとやってよ!」と思ってしまいます。でも不平・不満の原因を自分以外の外側に求めても、余計イライラするだけなんですよね・・・。他人も環境も変えることはできません。変えられるのは自分の考え方・捉え方だけなんですよね・・・。雪が多いから、北海道は断水がないっていう風に思えれば、道幅の狭さなんて大したことではないと感じられます。

 

と、こういう話を私から息子に言っても、息子から来る返事は、こんな→💩絵文字だったりします。だったら、息子がよく見るYouTubeに参考にできそうな動画はないかと探してみました。発見したのが「不満感への解毒剤」という動画です。日本語字幕表示できますので、ぜひ見てみて下さい。長さは10分です。ちなみに最後の数分間は字幕がありませんが、その部分はこちらの動画のスポンサー会社で販売している感謝日記の説明です。本編は最後まで字幕がついてます。

 

 

 

息子に勧めたからには、自分も始めなければと感謝日記を書き始めました。1日5,6行足らずですが、「ありがたや~」っていう気持ちになります。

 

動画の中で感謝日記によって人生の満足度が上がるという話がありますが、感謝日記の効能はそれだけではありません。

 

カリフォルニア大学の心理学者ロバート・エモンズ氏が8歳から80歳までの約1,000人の感謝日記を継続的に書いている人を対象に調査をしたところ、

 

☆より楽しさや嬉しさを感じるようになる

☆ポジティブな感情が高まる

☆幸福感が高まる

☆より他者の過ちに寛大になる

☆孤立感や孤独感が軽減する

☆より外交的になる

 

といった心理的な変化のほかに、

 

☆痛みが軽減する

☆血圧が低下する

☆睡眠の質が上がる

☆免疫力が上がる

 

といった身体的変化もみられたそうです。免疫力に関しては、多くの研究で瞑想でも向上することが示唆されています。中には瞑想を始めて1週間未満で結果が出るとする研究もあるようです。

 

免疫力を上げるには、食事・睡眠・運動が王道ですが、さらに瞑想と感謝日記を加えれば、コロナウイルスにも負けない免疫力を得られるかもしれません。コロナウイルスが不安という方は、どちらも1日数分でできますので、ぜひ試してみて下さい。

 

文:真木