コロナウイルスにビタミンC

札幌市内で新型コロナウイルスの3人目の感染者が出たようですね。(19日現在)体力があるであろう10代の若者でも感染しているようなので、決して他人事ではないですよね。うがい、手洗い、マスク、人混みを避けるなど、至極当然の予防策以外にも、感染を防ぐには免疫力を上げるのが大切です。(コロナウイルスに限った話ではありませんが。)

 

免疫力にダイレクトに影響を与えるのが睡眠です。睡眠時間が7時間未満の人は7時間以上の人より3倍以上も風邪をひきやすいという研究があります。また、寝つきが悪い、夜中の中途覚醒などによって全睡眠時間の2~8%が減っただけでも、約5倍も風邪をひきやすくなるとするデータもあるそうです。それほど免疫は睡眠に左右されるということです。ちなみに風邪をひくと眠くなるのも免疫の働きと関係しているようです。ウイルスとの戦いに専念するために眠気を強くし、体を休ませようとするそうです。

 

また食事も重要です。オーソモレキュラー医学とは、栄養を補うことで健康を維持するという補完医療・栄養療法です。オーソモレキュラー医学ニュースの編集長であるアンドリュー・ソウル博士によると、高用量のビタミンCによってコロナウイルスの流行を劇的に遅らせる、もしくは感染を止めることができるそうです。ビタミンCの強力な抗ウイルス効果は医療現場では活用されているそうなのですが、メディアなどで取り上げられることはあまりないようです。確かに、予防には「うがい、手洗い、マスク」で、「ビタミンCを取りましょう」と言った報道はあまり見かけませんね。

 

 

「高用量のビタミンC」を食事から取るというのは難しいかとは思いますので、感染が落ち着くまでは一時的にサプリメント等を摂るという方法も考えてもいいのかもしれません。

 

私自身はいつもより意識的にビタミンCを多く含む食べ物を摂るようにしています。その1つが「ザワークラウト」です。元々好きなので食べていましたが、頻度を増やしました。

 

日本語で「酢キャベツ」と表記されることもあるようですが、本来は酢につけたものではなく、発酵の過程で乳酸菌が出す乳酸により酸っぱくなったものが「ザワークラウト」です。

 

ザワークラウトがビタミンCが豊富なのはご存知でしたか?そもそもキャベツ自体もビタミンCは豊富ですが、加熱しないで乳酸発酵させることで更にビタミンCが増えるんだそうです。ビタミンCの含有量がずば抜けて高いということで、昔のドイツでは冬のビタミンC補給源として重宝されていたそうです。

 

 

キャベツと塩と煮沸消毒した瓶さえあれば自宅でも作れるザワークラウトですが、私は作れる自信がないので、いつもコストコで買っています。

 

約1.4キロ入りで1200円位だったかと思います。材料は有機きゃべつ、塩、有機にんにくとなっています。

 

ちなみに、コストコのフードコードにあるザワークラウトを食べたことがある方は、あの味とは全く違うのでご注意ください。フードコートの物よりしょっぱい・すっぱい・臭いです(笑) 慣れるとクセになりますが、好き嫌いが分かれそうな感じはあります・・・。

 

ビタミンCをしっかり補給して、よく寝て、運動して、免疫力を高めてコロナウイルスを撃退しましょう!

 

文:真木