ペパーミント

真冬になんですが、何味のアイスがお好きですか?私は、断トツでチョコミントです!ブーイングが聞こえるのは気のせいでしょうか・・・?「歯磨き粉でしょ」という声も聞こえます・・・。小学1年生の頃、英会話教室に通わされました。毎回毎回、AからZまでを大きな声で一人ずつ言わされるのが苦痛で苦痛でたまりませんでした。でもその辛い時間が終わると、必ずサーティーワンに寄ってアイスを食べさせてもらえていたので、それだけを楽しみに毎週通っていました。もちろん毎回チョコミントを選んでいました。1年くらい通って、最後までアルファベットは言えるようになりませんでしたが、それ以来、チョコミント愛は冷めることなく続いています。

 

 

チョコミントアイスに限らず、ミントが入っている物はなんでも好きです。おしゃれなスイーツに乗ってるミントの葉っぱはもちろん食べちゃいますし、ミントティーを飲むのが至福の時間です。ハッカ飴とか「樹氷」も大好きです。「樹氷」ご存知ですか?好きだと言うと、けっこう引かれることが多いのですが、甘納豆にハッカがコーティングされた北見銘菓です。お土産屋さんなどで売っているのを見ると、ついつい買ってしまいます。

 

ということで、「真木の好物」というどうでもよい前振りを長々としてしまいましたが、今回はミント、中でもペパーミントに関する研究結果がちょっと面白かったのでご紹介します。

 

 

ミントには3000以上もの種類があるそうです。自然交雑が起こりやすい植物で、厳密に区別するのが難しいそうなのですが、日常生活で使われるものは主にペパーミント系かスペアミント系に分けられます。ペパーミントはスペアミントよりもメントール成分が多く(50%以上)、清涼感が強くなります。

 

 

では本題に入ります。1つ目の研究は、ヨーロッパのあるクラブでペパーミントの香りが店内に広がるようにし、お客様にどのような変化が出るかを調べたというものです。ペパーミントの香りが広がるとお客様のダンスがより激しくなり、クラブの評価も上がり、リピーターが増えるという結果になったそうです。シャキットもペパーミントの香りの芳香剤でも置こうかな・・・

 

 

 

2つ目は香りがタイピングのパフォーマンスにどのような影響を与えるかをみた実験です。ペパーミントの香りをかぎながら、タイピングをすると、速さも精度も上がるという結果が出ました。デスクワークの方は机にペパーミントオイルなんかを置くと、仕事の効率が上がり、昇進しちゃうかも??

 

 

次は香りが運動に与える影響について調べた実験です。香りなし、ジメチルスルフィド(磯臭いそうです。)、ジャスミン、ペパーミントの4種の香りが出るチューブを鼻に差しながらトレッドミル(ウォーキングマシーン)を行い、被験者の感じ方にどんな違いが出るかをみました。

 

グラフは左から香りなし、ジメチルスルフィド、ジャスミン、ペパーミントの順です。1つ目のグラフは被験者が感じる「疲労感」を表しています。ペパーミントの時の疲労感が1番低くなっています。しかも断トツで低いですね。

 

2つ目のグラフは被験者が感じる「活力・エネルギー」を表しています。ペパーミントの時の活力が圧倒的に高くなっています。クラブでの実験で、ペパーミントの香りでダンスの激しさが増したのも、エネルギーが増す感じがしたからかもしれません。

 

 

トレッドミルを使った実験は香りが運動時の精神状態に与える影響でしたが、こちらの実験は実際のパフォーマンスに与える影響を調べました。

 

ペパーミントの香りを嗅ぎながら行う場合と無臭の場合を比較すると、ペパーミントを嗅いでいる時の方が、プッシュアップの回数が増え、走るスピードと握力が上がったそうです。ただし、バスケのフリースローでは違いが出なかったそうです。研究者によるとペパーミントの香りは被験者のモチベーションを上げることには役立つものの、フリースローのような技術を必要とする場合には役に立たないのではと考えているそうです。

 

ペパーミントなかなかやりますね~。シャキットにも本当にペパーミントの芳香剤を置いてみようかな・・・そしたら今まで以上に追い込めるかも・・・笑

 

文:真木

 

↓引用動画