視察②

前回(視察①)の続きです。

 

2日目です。今日から本格的に高松市とその周辺の市町村を回るつもりだったのですが・・・部活の試合等で何度も高松に来たことがある息子の猛反対により、少し興味のあった岡山県に向かうことになりました。

 

思えば、今回の視察旅行を決めた時から息子は香川を候補地にしたことに憤慨していました。今回の視察に合流したのは、香川移住を阻止するという目的があったのかもしれません。

 

「実家が香川にあるとかありえん。札幌を捨てて、四国に移住なんてどうかしている。」と言ってました。(香川、四国好きの方、スミマセン)

 

20代の若者にとっては四国はな~んにもないただの田舎に見えるのかもしれません。息子はあと数年もすれば社会に出るでしょうから、息子の意見は関係ないのですがね。

 

とは言え、岡山県も気にはなっていたので、香川に着いた翌日ではありましたが、岡山へ向かいました。

 

 

明石海峡大橋は何度か渡ったことがありますが、瀬戸大橋は初めてです。奇しくも人生初瀬戸大橋の日が瀬戸大橋開通の日でした。(1988年4月10日に開通)

 

瀬戸大橋に向かう車の中で聞いていたラジオで「今日は瀬戸大橋開通35年目の日です!」と言っていたのをたまたま耳にし、「なんかイベントやっているかも?!」とワクワクしながら向かいました。

 

結果、イベントなどは何もなかったのですが、瀬戸大橋は素晴らしかった!瀬戸大橋のちょうど真ん中あたりにある与島パーキングエリアに入りました。

 

 

こちらは与島を上空からみた写真です。瀬戸大橋が島を縦断しているのがよくわかります。

 

ちなみに与島は人が住んでいるそうです!1980年の人口は361人、瀬戸大橋の建設時には500人を越えたそうです。その後、人口は減り、2023年9月時点の人口は120人だそうです。

 

「瀬戸大橋の上で写真を撮りたい!」と意気込んでいた山内さんですが、当然ながら瀬戸大橋の上での撮影はできないので(高速道路なので)、与島パーキングエリアで撮影会をしました。こんな感じです👇

 

 

おじさんに抱き着かれている息子が我が子ながらかわいそう😭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸大橋を渡り切り、そのまま瀬戸中央自動車道を北上し、まずは倉敷市に向かいました。倉敷到着後は地元百貨店である「天満屋(てんまや)」を散策してみました。

 

岡山県の地場百貨店である天満屋は、地場百貨店としては日本一の売上を誇るそうです。確かに平日であったにも関わらず、けっこう賑わっていました。特に賑わっていたゾーンが「北海道物産展」でした。その賑わいにしっかりと紛れ込み、山内さんは「おいしい、おいしい」と試食を楽しんでいました。何しに来たのやら。

 

 

限られた時間の中でできるだけ多くの情報収集をしたいので、観光はするつもりはなかったのですが、「せっかく近くまで来たから」ということで、倉敷美観地区(伝統建造物群保存地区・伝統美観保存地区)をチラ見してきました。

 

「趣がある」というのはこういう場所のことを言うのでしょうか。少ししか見ることができませんでしたので、またいつか絶対に行ってみたいと思いました。ちなみに3枚目の写真は美観地区で購入したコロッケとメンチカツを両手に持って再び「おいしい、おいしい」を連発していた山内さんです。

 

 

倉敷駅のすぐ近くにはアリオと三井アウトレットパークもありました。山内さんもアリオに対してはイオンほどの興味はないようですが、一応アリオにも寄り、ちょうどお腹も空いていたので、フードコートで食べることにしました。札幌のアリオと同じくらいの賑わいだったように思います。

 

お腹を満たして、目指すは岡山イオンです。イマイチ判定が出た高松イオンは面積が4万7千㎡、大好き高知イオンが6万9千㎡、山内さんのホームグラウンド・発寒イオンが6万㎡、そして岡山イオンはなんと9万2千㎡です😱これは期待が持てる・・・。

 

岡山イオン(画像)・・・デカい!スターバックスが2か所、テレビ局のスタジオまであり、ローカル番組の撮影がちょうど行われていました。息子がGPS代わりなので良かったものの、1人だったら間違いなく迷子になるレベルです。そしてなんだかオシャレ!ステラプレイスなどで見かけるお店がたくさん入っていました。私の知っているイオンではありませんでした。

これはさずがの山内さんでも気に入るのではないかと思いきや・・・まさかのイマイチ判定です😱理由としては、「若者が多すぎ、広すぎ、おしゃれすぎで気楽に行けない。」です。知ってはいましたが・・・この人めんどくさ!!

 

 

ちなみにイオン以外の印象としては、岡山は四国ほど道も狭くなく、車も運転しやすく感じました。大きなホームセンターや私が気になる野菜の直売所も点在しており、暮らしやすそうだと感じました。四国は店員さんの言葉も関西弁のように聞こえるのですが(違う部分も多々あるらしいですが)、岡山の店員さんはほぼ標準語でした。もちろん家庭内では岡山弁が飛び交うらしいですが。

 

岡山市内を一通り走った後は、倉敷に戻りました。岡山イオンがイマイチ判定だったので、倉敷イオンに望みをかけます。倉敷イオンのサイズは8万3千㎡です。けっこう大きい・・・果たしてこのサイズが吉と出るか、凶と出るか・・・。

 

結果は「倉敷イオン楽しい!」でした。高松、岡山に続く三度目の正直でようやく出ました合格点(笑)

岡山イオンほどおしゃれではなく、若者も多すぎず、「丁度よい塩梅」だそうです。やっぱりこの人めんどくさ!!!

 

 

私自身はイオンよりも地元のスーパーが気になるのですが、岡山・倉敷でよく目についたのが「ラムー」です。ラムーは関西や四国にもあるので、存在自体は知っていましたが、本社が倉敷ということで、やたら目に入りました。

 

画像の右端、屋根の上に何か乗っているのですが、見えるでしょうか?何だと思いますか?

 

 

 

 

大黒様です!

 

「すべての人々に福を与える大黒天様のような企業になる」という理念のもと、大黒天物産が運営しているスーパーなので、屋根に大黒様が乗っているというわけです。この大黒様が倉敷市内・岡山市内のあちこちにあるなんて、なんだか町自体が繁栄しそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕食にと、ラムーで色々と買い込みました。たくさん買ったのに・・・安い!!ドンキホーテで食材を買うことが多い山内さんも、ラムーの安さに圧倒されていました。ドンキホーテ越えだそうです。

 

山内さんが手に持っている「大黒様の揚げ出し豆腐」は2個入りで98円、「昔ながらのコロッケ」は4個入りで100円。他にもから揚げ弁当184円、ロースかつ丼274円など、どれも激安でした。味は期待していませんでしたが、意外にも美味しい!特に揚げ出し豆腐は最高でした😍

 

倉敷は人口約50万人、岡山が約70万人、隣接するので合わせると120万人ほどです。大きなイオンあり、アリオあり、アウトレットあり、天満屋あり、ラムーありでなかなか充実しており、どちらも暮らしやすそうな町に見えました。更に倉敷美観地区や後楽園もあり、観光してもきっと楽しいのだろうなと感じました。ということで、2日目終了です~。