いまさらプランクの腕の位置

ようやく春らしくなってきましたね~。道路も見えてきて、苦痛だったチラシ配りも少し楽になりました。スニーカーで歩けるというだけで幸せって感じられるものなのですね😄

 

皆様は春になったらやりたくなることはありますか?私は・・・プランク!春になるとプランクがしたくなります!というのは大嘘で、四季を問わずプランクは嫌いです。

 

なのですが、プランクに関するご質問をいただいたので、そのまま今日のよもやま話のネタにしたいと思います。

 

 

いただいたご質問はプランクの時の腕の位置についてでした。腕の話をする前に、まずはプランクを軽く復習したいと思います。

 

プランクは英語ではplankと書きます。「板」という意味です。そうです、プランクは体を板のよう真っ直ぐにするトレーニングです。

 

画像の女性のプランクはいかがでしょうか?背骨が波打ってますね~。板感が足りないのではないでしょうか😭体を板状にするために必要なのは骨盤を後傾位に保つ力です。この女性のように背骨がカーブを描いてしまうと、プランクで一番使いたい胴体部分(体幹)が十分には働きません。

 

 

ではこちらの男性はどうでしょうか?板感ありますね~。背骨が真っ直ぐです。胴体部分の筋肉がフル活動していることと思われます。

 

ということで、プランクで一番大切なのは、板になれるかどうか、という点になります。これから書く腕の位置も大切ではありますが、重要度でいくと、骨盤を後傾させて背骨を一直線に保つことの方がはるかに大切であるということは忘れないで下さい。

 

 

 

こちらの男性のプランクはどう思いますか?板になりきってますね😆綺麗なプランクだと思います。では腕の位置はどうでしょうか?

 

「プランク」で画像を検索すると、この男性のように前腕(肘から下)を「ハの字」にしている画像がたくさん出てきます。

 

シャキットのレッスンでプランクをする時にも、この男性のように腕を「ハの字」にする方は大勢いらっしゃいます。「レジトレ」というレッスンではプランクをたくさん行うので、腕の位置について説明することがありますが、私の他のレッスンではプランクの腕の位置については特に触れません。先ほども書いたように、重要度としては骨盤の方がはるかに上なので。

 

ですが、せっかくご質問をいただきましたので、私が考える「プランクの時の理想的な腕の位置」について書かせていただきます。

 

理想の位置、それは・・・

 

 

平行です!

 

背中が床と平行!お腹も床と平行!そして前腕同士も平行!

 

何かについて話し合うと、ほぼ毎回平行線に終わる私と山内さんのように、交わることのない平行がオススメでございます😄

 

前腕平行をおすすめする理由の1つに、「肩に頼りたいのに頼れない」というのがあります。腕を「ハの字」にするということは、肩を内巻きにすることになります。そうすると肩の筋肉に力が入りやすくなり、結果、肩や腕で体を支えやすくなってしまいます。

 

プランクの時は肩や腕には必要以上に力を入れず、あくまで胴体部分で支えるということが大切です。あえて肩や腕を使いづらくするために、前腕は平行がオススメというわけでございます😄

 

 

肩や腕に頼れない分、前腕を平行にするとプランクの強度は少し上がります。綺麗な板状のプランクができるようになったなら、次のステップとして前腕平行にも挑戦してみると良いのではないでしょうか。