腕の始まりはどこ?

よもやま話の更新をちょいちょいさぼっております。さぼって他の仕事に勤しんでいたかと言うと、勤しんでおりませんでした。ただたださぼっていました。さぼって何をしていたかと言いますと、YouTubeでキャンピングカーの動画ばかり見てました。キャンプとか釣りとかアウトドアのアクティビティにはあまり興味はないのですが、キャンピングカーで暮らしてみたいと漠然と思っています。キャンピングカーに詳しい方がいらっしゃいましたら、キャンピングカー情報お願いいたします!

 

 

キャンピングカー動画から足を洗い、よもやま話にようやく取りかかったのは、あるお客様の言葉がきっかけでした。

 

「毎日、ブリッジやってます。」とおっしゃった方がいたのです。たぶんですが、少し前のよもやま話で書いた「ブリッジのすすめ」を読んでくれたのかな~と思いました。そして自分が恥ずかしくなりました。

 

私が書いたことを真面目に実践して下さっているお客様がいるのに、自分は怠けてばかり。反省して、昨日はネタ探ししました。よもやま話を書く時に一番時間がかかるのが、ネタ探しなんです。ネタをお持ちの方、ご提供お願いいたします!

 

 

しょーもないキャンピングカー話で行数を稼いだので、そろそろ本題に入ります。今日のネタは肩甲骨です。ご質問をいただいたので、それに関して書いていきます。

 

ワークアウト第1で行うイラストの動き、この動きで手に持っているクッションを上げる時に「肩甲骨から肩を動かして下さい。」と、このところ言うようにしています。腕を上げる時に肩甲骨があまり動いていないように思える方がチラホラ見受けられるからです。

 

ご質問くださった方は肩甲骨の動きが特別悪いわけではなく(むしろわりと動く方だと思われます)、他の動きの時には肩甲骨の動きを感じ取れるのですが、上述の動きの時はいまいち肩甲骨が感じ取れないとのことでした。

 

 

 

ということで、腕を上げる時に肩甲骨がどういうふうに動くかを可視化できないかと思い、YouTubeで動画を探してみました。

 

動画に入る前に・・・体の前方で腕を上げていく動作のことを「肩の屈曲」と言います。体の横で腕を上げていくのは「肩の外転」であり、どちらも腕を上げる動作ではありますが、肩甲骨の動きも働く筋肉も別物です。

 

今回、可視化したいのは「肩の屈曲」です。で、キャンピングカー動画以上に必死で探したところ、なんとか1つ見つけました。7分11秒の動画なのですが、「肩の屈曲」は2分55秒から始まります。正面から、右から、後ろから、そして上からの4パターンが見られます。約1分間です。

 

 

説明では、肩甲骨がまず外転し、後傾と挙上をしながら上方回旋していく、というようなことが書かれています。なんのこっちゃいなですね。

 

上記を専門用語なしで言うとこんな感じかと思います。右肩甲骨でいきます。まず肩甲骨が少し背骨から離れます。そして肩甲骨の右上部分が上がりながら、下の部分が体の奥に入っていきます。そして最終的には肩甲骨は全体的に少し上がります。

 

なんと複雑な😣肩甲骨は本当に不思議な動きをするところなんです。膝のように「曲がる、伸びる」と単純な動きをしてくれたらわかりやすいんですがね~。でも肩甲骨が複雑な動きをしてくれるおかげで、私たちは腕を自由に動かすことができるんですね。腕は人体の中で自由度が非常に高い部位ですが、それは肩甲骨の恩恵によるものが大きいというわけです。

 

今日のタイトルは「腕の始まりはどこ?」にしました。普通は腕は肩から始まるという認識だと思いますが、今日からその認識を改めてみてください😄腕の始まりは肩甲骨です!肩甲骨が動くから腕が動くのです。逆を言えば、肩甲骨の動きが悪くなれば、腕の動きも悪くなります。

 

 

肩の屈曲の時に肩甲骨がどう動くかがなんとなくわかったところで、もう一度、肩の屈曲をやってみて下さい。どうですか、肩甲骨の動きが感じ取れますか?