室戸

久々のよもやま話です。長いお休みをいただきまして、ありがとうございました。再開初日にご来店されたお客様が「(シャキットが休みの間は)1秒も運動しなかった~😆」とおっしゃっていました。おそらく多くのお客様がそうだったのだろうと思います。今年も残り1カ月を切っていますが、年末年始のお休みまではまた追い込みをかけていただければと思います!

 

たくさんのお客様が息子のことを気にかけてくださり、感謝感謝です。謎の湿疹の原因ですが・・・なんと分かりませんでした😅いろいろと検査をしたのですが、どれも数値は正常。「健康」とのことでした。「もしかしたら」と言われていた腎臓の何とかという病気に関しても該当せずでした。健康と言われても、実際に湿疹は続いているわけですし、なんだか釈然としない感じもあるのですが、短絡的ではありますが、ストレスによるものかなと思うことにしました。

 

 

「ストレスには自然だ!自然に触れることが一番だ!」と思い、全く乗り気ではない息子を丸無視し、学校が休みの日に室戸市に行ってきました。

 

高知市から車で2時間弱、高知県の東南端にある室戸は、室戸市観光協会が「太平洋に抱かれた大自然の聖地」と宣伝しているだけあって、素晴らしい景観を満喫することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真では伝わりませんが、見渡す限りの太平洋でした。不思議と磯臭さが全くないんですよね~。日本の海というのはどこも磯の香りがするものなのかと思っていましたが、どうやら外洋に面している太平洋というのは磯臭さがないそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室戸は見所満載でした。『室戸ドルフィンセンター』は小さな施設でしたが、目の前でイルカを見ることができました。私たちは時間的に難しかったのでしませんでしたが、イルカと一緒に泳ぐ体験もできるそうです。体験している方々はテンション爆上がりという感じでした😆

 

ちなみにイルカをなでなでしているのは、飼育員のお姉さんです。すぐそばにお客さんもいたのですが、このお姉さんが一番楽しんでいる感じで、イルカ愛がだだ洩れでした😆

 

 

室戸廃校水族館にも行きました。こちらは2001年に3人の卒業生を見送った後に閉校となった小学校の跡地を水族館にしたものです。朝ドラ『らんまん』で主役を演じた神木隆之介さんもドラマ撮影中に訪れたとか。

 

この水族館、目玉となる魚はいないのです。と言うのも、展示されている魚は「地元の漁師さんから譲り受けたもの」だからです。通りで、ウツボやら伊勢海老やら美味しそうなものがたくさん・・・。

 

私が通っていた真駒内緑小学校も既に閉校になっているのですが(現在は何かの施設になっているようです)、水族館にしてくれないかな~なんて思っちゃいました。

 

どうでも良い話ですが、「廃校水族館」がどうも頭にインプットされず、私が何度も「廃水小学校」と言い間違えるのを聞いて、息子に「認知症じゃないの?」と言われました😭

 

 

こちらはドルフィンセンターや水族館とは全く違った雰囲気でした。『御厨人窟(みくろど)』と呼ばれる場所で、波浪の浸食によってできた洞窟です。

 

中も「自己責任」で入ることができるのですが、中はただならぬ空気が満ちていました・・・。それもそのはず、なんとここはあの弘法大師空海が修行をした洞窟なのです!

 

当時まだ青年だった弘法大師がこの洞窟で悟りを開き、この洞窟から見える景色が空と海だけだったので、「空海」と名乗るようになったそうです。

 

洞窟の中は当然真っ暗、11月なのでさすがに蚊はいませんでしたが、夏場は蚊がすごいそうです。そんな中で空海は心が乱されることもなく瞑想などをしていたのでしょうか。四国と言えば「八十八箇所」(空海ゆかりの88の仏教寺院)ですが、お遍路に行かれる予定のある方には御厨人窟も猛烈におすすめしたいです。

 

ちなみに息子は「なんか悟れた気がする」と罰当たり発言をしていました。

 

 

室戸へ行くことに乗り気ではなかった息子も、「まあまあだった。」と言っていました。息子は何を聞いても「普通」しか言わないので、「まあまあ」という言葉が出たということは、本人なりに楽しんだのだと思います。私自身も室戸の大自然に心身ともに癒されました。

 

ということで、今回はただの旅日記でした😅画像は『室戸キンメ丼』です。めちゃんこ美味しかった・・・😍