言語化できない

気づけば1週間もよもやま話を更新していませんでした。ボーっとしていました・・・というわけではなく、既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、11月末に臨時休業させていただくことになりまして、スケジュールの変更やら張り替えやらでバタバタしていました。

 

今回の臨時休業は21日(火)から28日(火)までとかなり長め・・・ご迷惑をおかけし申し訳ありません。皆様がシャキットの存在を忘れてしまわないように願うばかりです😅

 

 

話は変わりまして、お客様からいただく質問というのは実にさまざまで、私の予想のはるか上をいくものもあり、「その視点はなかったな~」と勉強になります。自分の勉強のためにも、質問は大歓迎でございます!ドシドシお願い致します。とは言え、答えられないことも多々あります😅いつも答えに窮する質問があります。それが・・・

 

「〇〇はどんなレッスンですか?」

 

です。最近いただいたのは「ワークアウト第3はどんなレッスンですか?」です。同じ質問は何度かいただいているのですが、その度に心の中で「キター!」と叫んでいます。なぜなら、この質問をされると私の頭の中はグルッグル・・・まともに答えられたことがないのです😅

 

筋トレ系ではあるけど、第1よりは肩周りとか胸椎の柔軟性が必要な動きが多くて、でも強度としては第1や第2よりは低め・・・。とは言え、柔軟性がない方にとってはもしかしたら第1よりキツイかも?特に男性は苦手な方が多い?いや、男女関係なく、背中が硬い方は苦手??背中が柔らかい方にとっては楽勝?でもそういう方は骨盤前傾の傾向があって、実は正しく動けていないケースも多い・・・。ということは、実はけっこう難しいレッスン?強度は低めだけど正しく行うのは難しかったり?そういう意味ではソフトSMとかスロー&フローもそう・・・強度の低いレッスンは楽だと考えがちだけど、本当は正確に動くのが難しかったりする・・・。で質問はなんだっけ?

 

という感じです😭何度か同じ質問をされているなら、答えを用意しておけよ!と思うのですが、言語化できないんです😭で、常套句で逃げます。「ぜひ一度やってみて下さい😄😄😄」です。

 

 

言語化が苦手な私ですが(言語化が苦手というより、そもそも思考が浅いだけかもしれませんが)、X(ツイッター)で人様の主義・主張・意見を観察するのは好きで、Xチェックが毎朝の日課になっています。(自分は投稿することはなく、ただ見るだけの陰湿なタイプです😅)

 

時々あるんですよね~、「そうそう、それが言いたかった!」と賛同したくなる投稿や、「やっぱりそうなの?!前からそう思っていたんだよね~!」と私の心の叫びを代弁してくれているかのような投稿が。今朝もありましたよ、「代弁投稿」が(笑)代弁というのはもちろん冗談で、私がその方のご意見をパクっているというのが実情ですが。その方のご主張はこんな感じでした。

 

『骨は螺旋(らせん)の動きで連動する。この法則から外れているストレッチやトレーニングは多い。例えば膝裏のストレッチ。膝を伸ばして足首は背屈させる。このストレッチよりも膝、足首、股関節を螺旋の動きで一緒に伸ばす方が柔軟性が改善する。』

 

膝裏のストレッチは色々なやり方がありますが(画像をご参照下さい)、どれも基本は同じで、膝を伸ばしてつま先を自分の方へ向ける(背屈)という方法が一般的です。

 

私のレッスンでもこのストレッチをすることはあります。(例えばワークアウト第1の冒頭、レジトレの最後など)やらせておいてなんですが・・・モヤモヤもあります😅本当に効果あるのかな、と😅😅こういうストレッチを全否定するつもりはありません。効果がある方もいると思います。例えば・・・元々そこそこ柔らかい方。柔軟性が高い方でも、丸一日デスクワークをすればそれなりに体の動きは悪くなります。そういう方が凝り固まった筋肉を緩めるという意味でこういったストレッチをするのは良いと思っています。

 

では、それほど柔軟性がない方にとっての効果はどうなのか?と聞かれたら・・・理学療法士として働いていた時期も含めれば20年近く人体をみてきたわけですが・・・自信を持って答えることができません。そんな迷子の私にヒントをくれたのが上述のXの投稿でした。

 

 

ソフトSMのレッスンで時々使う表現があります。

 

「体についている膜(ファシアとも呼ばれ、筋膜はファシアの1つです)は螺旋状になっていることが多い。だから螺旋を意識して下さい。」

 

と・・・。螺旋を意識するってどういうこと?!という方が多いのは重々承知の上でこの表現を使っています。言語化が下手で本当に申し訳ないです😭写真で表現するとこんな感じです👇

 

 

足先から始まった渦が反対側の指先へと抜けていく感じです。

4パターン載せてみました。1枚目の時は右足先から左指先まで螺旋を意識しました。

 

2枚目は右足は螺旋させたものの、骨盤のところで螺旋がいったん止まり、上半身を再び螺旋させたイメージです。骨盤を境に螺旋が分断してしまった感じです。

 

3枚目は上半身の螺旋が消失しています。

 

4枚目はぱっと見、1枚目と近いように見えますが、首で螺旋が消えています。

 

ソフトSMを受けていらっしゃる方はぜひご自身の螺旋がどこからどこまで続いているかを感じ取ってみて下さい!あともっとうまく言語化できる方がいらっしゃったら、是非ご教示お願い致します!