先月からワークアウト第1でやり始めた画像の動き、この後に続く動きの時に、「もっともっと背中を意識していただきたい!」という願いから始めました。
1カ月ほどやってみて思うことは・・・「やって正解だった!」です😄次の動きの時に背中を使う意識が高まった方が増えたように見受けられます!
ちなみにこの動き、腕と同時に足を上げたり、手を違う位置にするなどのバリエーションはありますが、バック・エクステンションと呼ばれます。
バック・エクステンションをする時に中心的な役割を果たす筋肉が、上記の脊柱起立筋という筋肉です。ここで最近、流行り(?)の筋肉の走行を見てみたいと思います!わかりやすいですね~上から下へ一直線!です😄では次にちょっと頭の中でイメーにしてみて下さい。直立の状態で脊柱起立筋を短くすると、体はどういう状態になりますか?正解は・・・
上体が後ろに反ります!!ちなみに体幹伸展という動きです。
ワークアウト第1で行うレッドコードを使ったバック・エクステンションの時の「あるある」をここで暴露したいと思います。それは・・・
脊柱起立筋が弱い方は戻りが早い!
です。上がる時は多くの方がゆっくり上がれるのですが、脊柱起立筋が弱いとこらえる力が不足するため戻りが早くなってしまうのです。「戻る」というより、重力に負けて「落ちる」と言った表現の方が適切かもしれません・・・
ここでT様のことを書きたいと思います。T様も重力に負けていた方のお一人です。そんなT様がご自宅でバック・エクステンションを毎日始めたという報告をくださったのは3週間ほど前だったかと思います。確か1日2回とおっしゃていたかと思います。(もしかしたら3回かもしれません。)「腰痛が楽になってきた」と話されていました。それは良かったな~と思っていましたが、その時はこれといった変化は私にはわかりませんでした。
T様の変化に私が気づいたのは昨日のワークアウト第1の時でした。重力に負けていたT様が・・・重力に抗っている(あらがっている)ではありませんか!!落ちてないのです😄ご本人に確認したところ現在もしっかりと継続されていました。どうやらT様の脊柱起立筋が目覚めたようです😄
T様によれば「50カウントを早く数える」のだそうです。これ良い方法ですよね!もちろん50カウントをゆっくり数える方が効果は高いですが、それだと辛過ぎます。辛いと長続きしないですよね。では20カウントをゆっくり数えるのはどうかと言えば、トータルの秒数は早く数える50カウントと同じくらいかもしれませんが、なんだか20カウントでは足りない感じがして、これまたモチベーションを維持し続けるのには不向きな気がします。その点、50カウントなら数え終わった後の達成感を感じられそうです😍継続するには達成感はとても大切だと思うので、T様があみ出した「50カウントを早く」というのはナイスな選択だったと思います👍
筋肉の中には加齢によって筋力低下を起こしやすいものがいくつかあります。それらは「抗重力筋」とも呼ばれ、その名の通り重力に抗うために大切な筋肉です。そして脊柱起立筋も抗重力筋の1つです。脊柱起立筋を鍛え続け、重力に抗っていきましょー!!
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