ピザと腹筋

ピザはお好きですか?ピザと言えば・・・ピザ回し!

 

『ピザ回し』はピザ生地を空中に投げて均等に伸ばす技術で、イタリア・ナポリの伝統的技法として、なんとユネスコの無形文化遺産に認定されているそうです。

 

ピザ回しはピザ生地を伸ばす技術ですが、シャキットで「伸びる」と言えば・・・腹筋!

 

真木がレッスン中に「腹筋が伸びます」とか「腹筋を短く」とか、あたかも全人類の共通認識かのように言いますが、「シャキット慣れ」していない方の中には、「腹筋が伸びるとか短くするってどういうこ?!」となっている可能性もあるかと思い、今日は腹筋の伸び縮みについて書きたいと思います😊

 

シャキット歴が長い方にとっては当たり前過ぎる話かもしれませんが、今後もシャキット独特(?)の言い回しについて書いていきたいと思いますので、お暇な方はお付き合いください。

 

 

腹筋という用語は一般的ではありますが、実のところ腹筋という名前の筋肉は存在しません。腹直筋(ふくちょくきん)、腹横筋(ふくおうきん)などなどお腹の辺りにある4種類の筋肉を全部まとめて腹筋と呼んでいるだけです。

 

上(PCでは左)のイラストをご覧いただけるとわかるように、腹筋の上に覆いかぶさっているのが皮下脂肪、腹筋の内側にあるのが内臓脂肪です。

 

 

4種類の筋肉を合わせて腹筋と呼んでいると書きましたが、真木が腹筋の伸び縮みを言う時に、頭に思い浮かべていただきたいのが腹直筋です。ちなみに他の3種の腹筋も伸び縮みしますが、腹直筋は一番表面に近いため、「感じ取りやすい」というメリットがあります。また脂肪は筋肉のように動かすことはできませんので、意識すべきは皮膚の一番近くにある皮下脂肪ではなく、その下にある腹直筋です。

 

上のイラスト(PCでは左)では筋肉の走行が線で表されています。腹直筋を見ると、お腹の前面を縦に走っている筋肉であることがわかります。この「筋肉がどのように走っているか」を知っていると、筋肉の伸び縮みを意識しやすいと思います。腹直筋はピザのように全方向に伸び縮みするわけではなく、上下に伸び縮みするのだということが分かるからです。

 

最後に腹直筋の伸び縮みのイメージをいくつか載せます。レッスン中の「腹筋が伸びます、縮みます」の私の声を「うるさい、しつこい」と感じることもあるとは思いますが(自分でもしつこいと思っているので😅)、時々は腹直筋の伸び縮みを脳内でイメージし、実際にそれが出来ているか、感じ取れるかどうかを意識してみてください。

 

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コメント: 2
  • #1

    入江ゆうこ (日曜日, 03 9月 2023 21:01)

    丁寧な解説ありがとうございます。
    何となく腹直筋をイメージして伸ばしたり縮めたりしてはいましたが、こんなふうに図解つきで説明していただくと具体的にイメージできるので、より鮮明にターゲットを意識できます。
    次回が楽しみです。

  • #2

    シャキット真木 (月曜日, 04 9月 2023 13:05)

    やはり百聞は一見にしかずで、絵で見るとイメージしやすいですね。ぜひ今まで以上に腹直筋を意識してみて下さい!