帯状疱疹

「今日はレッスンをお休みします。」というお電話は時々いただきます。理由で多いのは、残業、腰痛、ご自身ないしお子さんの風邪、筋肉痛が残っている、こんなところでしょうか。「今日は気分が乗らないから」という本音の理由を教えてくださる方も稀にいらっしゃいます😆

 

今年に入って急に増えた理由、それは帯状疱疹です。シャキットがオープンしてもうすぐ8年です。オープン当初は高齢者の方が多かったので、帯状疱疹にかかったという話はたまに聞くことがありました。オープンして1年が過ぎたあたりから30~50代のお客様が増え、通って下さっている方の平均年齢が下がると、帯状疱疹を理由に休まれる方はほとんど見かけなくなりました。ところが・・・今年は多い!本当に多い!「帯状疱疹になりました。」と聞くと、「またか!」という感じです😭

 

帯状疱疹は珍しい病気ではありません。50代から発症率が上がり、年齢が上がるほど発症率も上がり、80歳までには約3人に1人が帯状疱疹に罹るそうです。

 

帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウイルスで、日本人の9割はこのウイルスを持っているそうです。普段は免疫によってこのウイルスの活動は抑えられていますが、免疫力が落ちるとこのウイルスが活動・増殖、皮膚に移動したウイルスによって帯状疱疹を発症するということだそうです。

 

「帯状疱疹が急増」という話はこのところよく耳にしますが、シャキットのような小さな店ですらこの頻度で起きているのだから、日本全国だとどれくらい増えているのか気になるところです。

 

お医者さんも帯状疱疹の増加を実感されているようで、病院のブログ等を見るとこんなのがありました。全て書くと長くなるので、抜粋のみご紹介したいと思います。

 

「ワクチン接種が進んで来た頃から、当院では帯状疱疹の患者さんが増えてきたように感じています。これは、全国でも同じように感じている先生も多いようです。実際、イスラエルにおける88万人解析の報告が有りますが、やはりワクチン接種により帯状疱疹の発症率が上がることが報告されています。Safety of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine in a Nationwide Setting | NEJM (福島県 石橋病院)」

 

「前職は大学病院で循環器内科をメインにで診療しており、帯状疱疹の患者さんを見る機会は少なかったのですが、開院してから身内でも帯状疱疹を発症したりと何となく増えている印象もあります。クリニックの先生方に聞くと同じような印象を持っている先生方も多いようです。文献を調べると大きな研究はないのですが、いくつかの症例報告、ケースシリーズがコロナワクチンと帯状疱疹の関係を報告しています。https://doi.org/10.1016/j.ijid.2021.08.048 ワクチン接種によるリンパ球の減少が帯状疱疹を誘発する一因と考えられています。コロナワクチンと帯状疱疹という一見あまり関連なさそうな事象も調べてみると研究報告も多く、両者の間になんらかの因果関係があるのかもしれません。(京都府 桂川さいとう内科循環器科クリニック)」

 

上記の動画ではmRNAワクチン接種後に帯状疱疹が起こる原因について語られています。YouTubeはワクチンに関するものはすぐに削除されてしまうので、ダイジェスト版のみが公開されており、その原因についても「とあるもの」という表現が使われています。完全版は

 

【原因が判明】mRNAワクチン接種後の帯状疱疹発症。【完全版】/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士) (rumble.com)

 

で見られます。6分半くらいの動画ですので、ご興味のある方は見てみて下さい。

 

 

完全版の中では、ワクチン接種後の帯状疱疹発症は、スパイク蛋白が原因なのではないか、ということが説明されています。

 

今月、高知大学医学部皮膚科の研究チームの論文が「Journal of Cutaneous Immunology and Allergy」という雑誌に掲載されました。この論文に関し、高知大学のホームページに下記のように説明がありました。

 

「本邦では、国民の8割以上が2021年より開始された新型コロナウイルス(Covid-19)のmRNAワクチンの2回目接種を完了していますが、皮膚障害を含む様々な副作用が多数報告されています。

 

佐野栄紀徳仁教授らは、ワクチン接種後に皮膚症状が発言した患者の皮疹部を調べた結果、COVID-19のスパイク蛋白が検出されたことから、ワクチンの副作用としてmRANがコードするスパイク蛋白が皮膚病態に関与している可能性を示唆しました。

 

本研究は皮膚での検討でしたが、今後臓器で発現するスパイク蛋白においても同様に証明することができれば、mRNAワクチンによる臓器別副作用の証拠となりうるかもしれません。」

 

 

スパイス蛋白というのはウイルスの表面にある突起状をしたたんぱく質のことだそうです。

 

今回のmRNAワクチンに反対している医師や専門家の方々の多くがスパイク蛋白の危険性について指摘しています。そういう方々によれば、スパイク蛋白には血栓形成毒性がある(血管障害や血栓症を誘起とする)という論文が多数存在し、免疫の低下によるガンの悪化などの報告も多くあるのだそうです。

 

しかし、こういった方々の意見が報道されることはほとんどなく、厚生労働省のホームページにも「スパイク蛋白も接種後2週間でなくなると言われています」と書かれているだけです。ちなみにCDC(アメリカ疾病予防管理センター)は当初はスパイク蛋白は残らないと言っていましたが、最近になってホームページからその記述をこっそり(?)削除したそうです。厚労省もそろそろ削除した方が良いのではないかな~と真木は思います。

 

上述の高知大学の論文での症例は、「初回接種から2週間後に発症した成人水痘が、3週間後の2回目接種に伴って更に増悪し、3か月にわたって遷延し、その皮疹部を調べるとスパイク蛋白が検出された」というものです。厚労省の見解とは一致しません。

 

またグラフはロチェスター大学から出た論文のものです。ワクチンを接種した4人(赤、青、緑、紫)のスパイク蛋白の経時的変化を測定したものです。「2nd dose」とは2回目の接種です。4人とも2回目接種後にスパイク蛋白が増えていますが、青・緑・紫の方は5~10日ほどでスパイク蛋白量が減少しています。しかし、赤の方は接種後50日を過ぎてもスパイク蛋白が減少していません。ワクチンの長期的な後遺症に悩まれている方が多いそうですが、スパイク蛋白が残存していることの影響なのでしょうか。

 

岸田政権の政権幹部が「接種回数を増やさないと政権がもたない」と発言したことがニュースになったことがありましたが、一体全体どういう意味なのでしょうか。

 

ワクチンに感染予防効果がないとデータ(図①)によって証明された今、ワクチン推進派の唯一の根拠である「重症化を防ぐ効果がある」という主張も国立感染症研究所のデータ(図②)を見れば、2回目接種から1年ほど経過すると、65歳以上の重症化予防効果はマイナス46%となって、かえって重症化しやすくなっているのがわかります。

 

スパイク蛋白が残存する可能性がある、感染を防ぐ効果はない、長期的にみればかえって重症化しやすくなる可能性がある、後遺症が出ても因果関係が認められることはほぼない、メリットがデメリットを上回るようにはとても思えません。4回目・5回目の接種やお子さんへの接種を迷われている方もいらっしゃるようですが、皆さんはいかがお考えでしょうか・・・

 

文:真木

 

 

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コメント: 2
  • #1

    西谷 (水曜日, 21 9月 2022 16:29)

    昨年夏の帯状疱疹はなんと人生2度目だったのでショックでした。ワタクシ的にはシェディングだと思っています。陰謀論炸裂ですが( 笑 )

    ワタクシお察しのとおりレンチンはしませんし、スマホは5G解約だけど設定は4Gです。もちろんwifi環境はありません。

  • #2

    シャキット真木 (木曜日, 22 9月 2022 09:02)

    シェディング!陰謀論好きの真木もこの騒動の初期には「さすがにシェディングはありえないのでは・・・」と思っていましたが、あまり大きな声では言えませんが、3回目が進んできた時期には普段はない頭痛と湿疹に悩まされました。あれもシェディングだったのかも・・・?

    2017年に厚生労働行政推進調査事業が出した「感染症の予防を目的とした組換えウイルスワクチンの開発に関する考え方」という報告書の中には、「増殖性のある組換えウイルスワクチンを用いる場合には、第三者への伝播の可能性が高くなり、ウイルス排出による安全性リスクを慎重に評価する必要がある。」としっかりと記載されているそうですね。シェディングは「トンデモ扱い」ですが、厚労省は本当は知っているのかもしれないですね。

    シェディングに5G、ケムトレイルに気象兵器とかまで出てきて、なにがなんだかわからない不思議な世の中です。