竹のような脚①

唐突ですが・・・「かぐや姫は宇宙人」説を聞いたことはありますか?

 

『ある時、おじいさんが竹藪の中で竹を取っていると、光っている竹を見つけ、その中には身長が10㎝ほどの女の子が座っていました。その女の子を家に連れて帰り育てると、3か月ほどで美しい大人の女性に育ち、「かぐや姫」と名付けられました。

 

ある日、かぐや姫は「次の満月の夜が来たら、私は月の世界に帰らなければなりません。月から使者が迎えに来るでしょう。」とおじいさんとおばあさんに告げました。』

 

画像は「竹取物語絵巻」です。光る雲に乗った使者たちがかぐや姫を迎えに来た場面が描かれています。右下の方にいる人物はかぐや姫を守るために配備された護衛たちです。屋根の上で弓を取り、矢を放とうとしているのですが、体がしびれて動けなくなっている、という光景です。

 

竹取物語の作者は不明ですが、平安時代に宇宙人に遭遇した人の体験談を基にしているとしたら・・・なんだかロマンがあると思いませんか~😊

 

光る竹型のUFOに乗って、何らかの理由で地球に着陸したかぐや姫を、母星の人たちが迎えに来る、そんな物語なのかもしれません。宇宙人に「アブダクション」される時は、体が動かなくなって一切抵抗できない、という話はアブダクション経験者がよく言うことです。かぐや姫の護衛たちが体が動かくなってしまったのも、宇宙人の未知なる技術によるものかもしれません。

 

そう考えると、桃太郎も怪しい・・・。猿・犬・キジと意思疎通できるということも、巨大な鬼を退治したということも、桃太郎が宇宙人であれば説明がつきます。桃太郎は桃型UFOで地球人を救うために飛来した正義の味方なのかもしれません😄

 

日本人は昔から宇宙人との交流があったのかもしれませんね。今だって、気づいていないだけで、その辺をウロウロしているかも・・・😆

 

今日のブログのタイトルは「竹のような脚」です。北海道には竹林がほとんどないので、道民にとっては竹というのはあまり身近な存在ではないですよね。竹ってどんなイメージかな~と考えてるうちに、かぐや姫が思いつき、いつもの悪いクセで思考があらぬ方向へ飛び、宇宙人の話になってしまいました😓

 

竹は「強くてしなやか」という表現がピッタリきます。そんな竹のような脚を目指そう!というのが今日のブログの本題です。

 

植物の中で最も折れづらく、それでいて最もしなやか、竹はそんな不思議な植物です。2・30㎝間隔で節があり、節はカッチリとしています。また、上に行くほど細く柔らかくなり、その柔らかな部分が風に吹かれて揺れるのですが、柔らかな部分も時間が経つにつれ、次第にカッチリとした節となっていきます。この節を固めていく生長の仕方こそ、竹を「強くしなやか」にしている秘密です。

 

「竹のような脚」になるには柔軟性だけでは不十分です。強風にあおられても折れない強さ、節の強さも必要なのです。ということで、強くしなやかな脚を得るための3つの動きをご紹介します!今日はそのうち1つだけご紹介です。

 

画像のストレッチの名前ご存知ですか?ブログで何度か書いたことがあると思いますが、「ピジョンストレッチ」と呼ばれるものです。ワークアウト第2で行っています。遅筋ブーストでも似たような形になる動きがあります。

 

ちなみに画像はスタティック(静的)ピジョンストレッチです。スタティックは動きを伴わないという意味です。ジーっと我慢するストレッチです。

 

今日ご紹介するのはアクティブ(動的)ピジョンストレッチ、つまり動きのあるストレッチです。静的ストレッチと違い、柔軟性に加え、筋力も必要とします。

 

足を前後に大きく開いた姿勢になります。「大きく」は大事なポイントですよ😊この時、前後の足が一直線になるように開いて下さい。

 

 

手は肩幅程度に開き、左右の手と前足が一直線になる位置につけます。

 

 

前足の膝を床に近づけていきます。この時、上半身と骨盤は動かさないように気をつけます。

 

こちらはダメな例です。膝が床に届いていますが、上半身と骨盤がずれてしまっています。上半身も骨盤もずらすことなく、どこまで膝を床に近づけられるか、が重要です。ちなみにこれは股関節の外旋という動きです。苦手な方が多い動きの1つです。

 

 

後ろの足の膝はできるだけ床につけないようにします。ただし、どうしても支えられない場合には、まずは膝をつけて行ってみて下さい。

 

膝を浮かせて行えないということは、支えるだけの筋力が不足しているということを表しています。徐々に膝を浮かせられるよう、「節づくり」だと思って継続を心掛けてみて下さい。

 

また、腕で体重を支え過ぎないよう意識することも大切です。床に手の平をつける場合にも、指先で行う場合にも、あくまで脚力で支えることを意識して下さい。

 

膝の上げ下げを10~15回程度繰り返し、最終可動域(膝を最も近づけた状態)で数十秒ホールドします。

 

 

股関節の外旋の可動域が小さい場合や脚力が不十分な場合には、床で行うことが難しいかもしれません。そういう場合には、まず前足を椅子等にのせて行うと良いかもしれません。

 

強くしなやかな竹のような脚を目指して!まずは第1弾でした。次回は2つめの動きをご紹介します~😊

 

文:真木