レッスン中に聞こえるあの音が気になるのです・・・。事務所にいる山内さんの口笛や鼻歌ではありません。
ゼェゼェ、ハァハァ・・・そうです、口呼吸になっているのかな?と思われる苦しそうな呼吸音です。
ということで、今日は「運動中もなぜ鼻で呼吸することが大切なのか」というテーマで探求していきたいと思います~!
とその前に・・・鼻呼吸と対極にあるのが口呼吸です。口呼吸は危険がいっぱい😱です。例えば・・・
💀口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなる。虫歯、歯周病、歯肉炎、口内炎などが起こりやすくなる。
💀空気中の微細なゴミ、埃、細菌やウイルスが直接体内に入ってしまう。
💀睡眠障害、慢性疲労を引き起こしやすい
💀口唇の力が弱くなり、歯並びが悪くなる
口呼吸は輪郭にも影響を及ぼしてしまいます。長年、口呼吸を続けると画像(右)のように、顎が後方に引かさり、下唇が下がったような顔つきになるそうです。
口呼吸が体によろしくないことはわかりましたが、普段は鼻呼吸が出来ている方でも、運動する時は鼻呼吸だけでは「事足らない」という場合もあるかと思います。例えば長~い距離を走る時や、全力疾走をする時など、強度が高い運動をする時には鼻呼吸だけではなかなか難しいというのも現実だと思います。
それでも尚、運動中も鼻呼吸をおすすめしたいと思います。理由の1つとして「一酸化窒素」があります。副鼻腔で作られる一酸化窒素には抗菌作用があるそうです。
口から酸素を取り入れた場合には、ウイルスも細菌もゴミも埃も「そのまんま」肺に届いてしまいますが、鼻から取り入れた場合には、いくつもの関門を通過する必要があります。それは、鼻毛であったり、鼻から喉の奥に生えている線毛であったり、副鼻腔から出される一酸化窒素などです。言わば、鼻呼吸は天然のマスクなのです😊
運動する時は普段より呼吸が上がり、体が必要とする酸素の量も増えます。それなのに、その肝心の酸素がウイルスまみれゴミまみれでは元も子もありません。運動の時こそ鼻呼吸を心掛けるべきなのです。
また、一酸化窒素には抗菌作用だけでなく、血管拡張という作用もあります。血管が広がれば、当然、体の隅々の細胞への酸素の運搬がスムーズになります。
鼻呼吸をすることで、一酸化窒素によって綺麗になった酸素が、一酸化窒素によって広げられた血管を通って体の隅々へと届く、なんて素晴らしい仕組みでしょう!活用しないともったいないですね。
一酸化窒素(NO)の血管拡張作用で血流が良くなると、結果として運動能力や持久力が高まるとして、NO系のサプリがボディービルダー等のトレーニングマニアの間で人気があるそうなのですが、サプリに頼らなくても、鼻呼吸すれば済む話なのです😊
幸いシャキットのレッスンは、口呼吸しなければならないほどの強度ではありません。呼吸が上がってきて、少し苦しくなってきたと思っても、ちょっと我慢をして鼻呼吸を続けてみて下さい。
最初は辛くても、何事も練習を積み重ねれば必ず慣れて楽になっていきます。鼻呼吸だって同じです。1レッスン丸々、鼻呼吸でできるようになれば、それだけで心肺機能も強くなり、トレーニングがさらに楽になること間違いなしです😊
文:真木
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D (金曜日, 29 4月 2022 11:36)
鼻呼吸頑張ってみます。まずはレッスンに伺えない日々の生活時間のやりくりからなのですが…。真木先生 頑張るから見てて(聞いてて?)くださいね!
シャキット真木 (金曜日, 29 4月 2022 12:53)
D様が私の想像しているD様だとしたら、心の底から応援してます!このブログを書いた時、D様のこと頭にありましたので…。しっかり聞かせていただきます!