本日はシャキット文庫に追加した新書のご紹介です~😊
シャキット文庫は健康、運動、食事をテーマとして本が大半ですので、そういう意味では今回の本は少々異色かもしれません。でも最初の2章はコロナに関する内容なので、ある意味、健康関連のテーマと言っても良いのかと思います。
コロナが始まった頃、ほとんどのジムは営業を停止し、緊急事態宣言が明けた以降も、レッスンの定員を減らすなどの対策をしている(いた)所が多いかと思います。シャキットも最初の緊急事態宣言の時は休業しました。なにせ、ジムが槍玉にあげられましたし、コロナのこともさっぱりわからなかったので。
休業中に、今後どうやって営業をしていくかを考えるために、色々な専門家の方たちの動画を見たり、本を読んだりしました。この本の著者の宮沢孝幸先生はその時に知った専門家の1人です。
色々と調べた結果、シャキットはレッスンの定員数も減らしませんでしたし、マスクもお客様の自由意志ということに決めました。もちろんおしゃべりを控えていただくというお願いもしませんでした。なぜなら、そういった対策にはほとんど意味がないことを宮沢先生はじめ、多くの専門家の解説を聞いて知ったからです。
唯一、お客様にお願いしたのは「手の消毒」くらいでしょうか。コロナ出始めの頃は、接触感染の話もありましたので、念のためお願いすることにしました。今となっては、接触感染はほとんどないとわかってきているようなので、真木個人としては躍起になって消毒する必要はないと思っていますが、レッドコードは握るものなので、次に使う方へのエチケットとして、手の消毒を皆様にお願いするのはありかな~とも思っています。
この本を読むと、日本でコロナ対策と称して、「とんちんかん」な対策がいまだにとられている理由が何となくわかった気がしました。そこにあるのは、ウイルス学の知識があるのかないのかよくわからない政府分科会の「専門家」、責任を取らない政治家、自己保身が第一の政治家と専門家、事なかれ主義、利権・・・要するに正義は存在しない、という感じがしました。宮沢先生のように科学者としての正義感や、日本を凋落させないためにという愛国心から発言する人は、罵詈雑言を浴びる、もしくは無視されるということが、この2年以上続いているのだと思います。(宮沢先生以外にも発言を黙殺されている方は多いように思います。)
最近、国立感染研究所も空気感染をようやく認めたことですし、「無意味なアクリル板を今すぐ撤去しましょう」と岸田首相や分科会の偉い方々は言えないもんなのでしょうか。そういう真木もフェイスシールドつけてますが、真木は唾液を飛ばす習性があるので、お客様に真木の危険な飛沫を浴びせないための対策です😅
本当に空気感染が主流であるならば、マスクはすり抜けてしまうわけですし、実際に多くの国でマスク規制が撤廃されました。とは言え、真木が一番尊重したいのは個人の自由意志なので、シャキットでは今後もマスクするもしないも自由ですし、シャキット側が徹底する対策は以前と変わらず換気だと思っています。幸い、シャキットはオープン前は壁で仕切られて3つの部屋に分かれていた物件なので、大した広さでもないのにあちこちに換気扇がついているんです。なのでコロナ開始以来、その換気扇は24時間稼働しています。もう少し暖かくなれば、入り口ドアも全開にします。こういう路線で行こうと決めたのも、宮沢先生をはじめとする専門家の方々から学ばせてもらえたからであり、宮沢先生には感謝です。「何もしないと42万人死ぬぞー!出歩くなー!ステイ・ホォォォォムッ!!」という警告?煽り?は対策を練る上で参考になりませんでした。
というわけで、どういう経緯をたどって日本でのコロナ対策がすすめられていったのか、宮沢先生が提唱する「目玉焼きモデル」とは何なのか、そもそもコロナウイルスの感染力はどの程度なのか、といったことに関心がある方は是非読んでみて下さい。
第2章には妊婦さんや子供のワクチン接種に関して、ワクチンの効果、そもそも人類が初めて打ったmRNAワクチンというものがどういうものなのか、などが書かれています。政府が出している情報の中にはない情報かと思いますので、色々な意見を知りたい!という方におすすめです。
全部で6章から成る本なのですが、コロナに関しては最初の1・2章だけで、3~6章はワクチンメーカーの話、今市事件(2005年に栃木県で小学校1年生の女の子が殺害され、犯人は冤罪を主張している)の話、宮沢先生の組織論、宮沢先生がウイルス研究者になった理由が書かれています。個人的には後半の方が初めて聞く話ばかりで、とても勉強になりました。
ワクチンメーカーの章では、ニャンコのワクチンの話が出てました。ニャンコを飼われている方は知っておいても良い話かもしれません。ニャンコのワクチンにもこんな闇があったか・・・と少々悲しくなる話でしたが。
最後に、この本を読んで、「なるほどね~、やっぱりそうだったのか~」と思った箇所をご紹介したいと思います。
「ダメな人を大事にする組織が、よい組織」という宮沢先生の持論があるそうです。下記は本からそのまま抜粋です。
ダメな人がいじられることなく、組織内に居場所があることによって、他の人たちの心が和らぎ、組織が平和になることを実感しました。
よく、会社内で仕事が抜群にできる人たちが独立して会社をつくるケースがありますが、たいていはうまくいかないと聞きます。仕事のできる人だけでは、組織は成り立たないのでしょう。
強い組織と言うのは、仕事の実績を上げられない人も、ニコニコしながら働いている組織ではないかと思います。「僕は宴会要員やります」とか「僕は、雑用は何でもやります」と言ってニコニコして働き、周りの人も「彼が雑用を何でもやってくれるから本当に助かる。僕は彼の分も実績を上げよう」と言っている組織は、うまく回ります。
このくだりを読んだ時に思ったんです・・・シャキットも山内さんという頼れる雑用係がいるから、8年近く持っているんだ!と。決して、決して、山内さんが「ダメな人」だと言いたいわけではございません😅!それどころか、昨日も生活能力のない真木の破けたジャンパーのポケットを縫ってくれました。本当にありがたいご存在です😆というわけで、たまには山内さんのことを褒め称えて締めくくりたいと思います・・・
文:真木
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吉村 (木曜日, 14 4月 2022 23:08)
う~ん、コロナ対策やワクチン等々、いろいろな意見があるでしょうね。難しい問題です。。
シャキット文庫、以前お借りしました~。自分では買わない様な本ばかりですのでまた貸して下さいね。
真木さん、山内さんを奥さんにしたら生活が楽になりますよ‼️ 良くできた嫁になるはず(笑)
シャキット真木 (金曜日, 15 4月 2022 09:50)
シャキット文庫はいつでも貸し出しオッケーでございます!色々読んでみて下さい!
山内さんは確かに良い奥さんになりそうですね〜。料理上手、掃除好き、裁縫からタイヤ交換までやってくれますからね〜。嫁ぎ先をご紹介してくださる方がいらっしゃったら、一声お願い致します!