人生初の1人暮らしを始めて1週間ほど経った息子が、一体何を食べているのか気になり、チラッとラインで聞いてみました。アパートから一番近い所にあるラーメン香香(シャンシャン)なる店で、ある日の夜に食べたメニューが画像の「油淋鶏定食」です。
右上は台湾ラーメンらしいです。油淋鶏定食に追加で注文したわけではなく、元々ラーメンがセットになっているそうで・・・すごいボリューム😅
大変美味しかったそうなのですが、これを毎日食べるとなると親としては少々心配です。ということで、「たまにはいいけど、毎日はやめてくれ」と伝えました。
私の危機感を察したのか、翌日、息子から送られてきた画像がこちらです。「三色丼を食べた」という短い文章とともに送られてきました。
三色丼と言えば・・・山内寛之😆山内さんの三色丼おいしいんですよ~。時々、三色丼をタッパーに詰めて、真木家にも配給してくれるので、息子もおこぼれにあずかっていました。「山内さんの三色丼、食べたいな」と口にするくらい好物の一つです。
料理と言えばインスタントラーメンにもやしを入れるくらいが精一杯の息子ですから、自力で三色丼を作れるわけもなく、あみ出したのが「納豆+しらす干し+ブロッコリースプラウト」という火力を一切必要としない三色丼でした。ご飯もレトルトです😅確かに三色にはなっている・・・
ブロッコリースプラウトはブロッコリーの芽、ブロッコリーの赤ちゃんですが、皆さん食べていますか?
野菜不足になるであろう息子に、調理が不要+栄養価が高いという2つの観点から、「たまにはブロッコリースプラウトでも食べな」と伝えておきました。しょうもない母の教えを今のところは守っているようです。
ところでブロッコリースプラウトにはどんな「いいね」が詰まっているか、ご存知ですか?
ブロッコリースプラウトは「スルフォラファン」というファイトケミカルが豊富です。スルフォラファンには癌細胞のアポトーシス(細胞死)を誘導する作用があるため、癌の予防にブロッコリースプラウトが効果的ということは有名な話かもしれません。でもスルフォラファンの強みは癌予防だけではないのです😊
スルフォラファンは女性の「強い味方」なんです。何事もバランスが大事ですが、それは女性ホルモンに関しても同じです。
「女性は女性ホルモンが多ければ多いほど良い」というわけではなく、女性ホルモンが過剰に分泌されていると、太りやすくなる、下半身に脂肪がつきやすくなる、乳腺が張る、月経前症候群(月経開始3~10日前に現れる身体的・精神的に不快な症状)が強く出る、不妊・流産、発ガン、といっ様々なありがたくないことが起こります。
そんな時にはスルフォラファン!スルフォラファンは女性ホルモンが過剰になってしまっている状態を整えてくれるそうです。スルフォラファンありがたや~。私も息子にすすめている場合ではありませんでした。自分も食べます!
自分は女性ではないから関係ない、女性だけど上記のような症状はないから関係ない、と思った方、ちょーっと待って下さい!もしあなた様が酒豪であるならば、是非とも酒のつまみにブロッコリースプラウトを・・・😆なぜなら、スルフォラファンには肝機能を改善してくれる作用があるのです!
肝臓は体に入ってくる化学物質を解毒してくれる大切な臓器です。ところが、暴飲暴食、喫煙、飲酒、過度のストレスなどにさらされ続けると、解毒機能が追い付かなくなってしまいます😭そんな時にスルフォラファンを摂取すると、肝臓がもともと持っている解毒・抗酸化・抗炎症といった防御機能を高めてくれるのです。もちろん1回2回食べてどうにかなるということではありません。運動と同じように定期的・継続的がポイントです😊
まだありますよ、スルフォラファンの強み。ある意味、これこそ極めつけかもしれません。スルフォラファンが体重増加や内臓脂肪の蓄積を予防してくれるかもしれない!のです😆
金沢大学で行われた実験です。Aグループのマウスにはスルフォラファンを混ぜた高脂肪のエサを、Bグループのマウスにはスルフォラファンを混ぜない高脂肪のエサを与えました。Aグループのマウスでは体重増加が約15%、内臓脂肪量が約20%抑えられたそうです。
更に更に、スルフォラファンが「脂肪細胞の褐色化」を促進することも明らかになったそうです。脂肪細胞が褐色化すると、エネルギー消費が増加し、脂肪の燃焼が促進されるそうです。
これはあくまでマウスでの実験ですが、人間でも肥満を抑制する作用があるのかもしれません。皆様もぜひ火力不要の三色丼試してみて下さい😆
文:真木
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