スピリチュアルやオカルト系の話がお好きな方なら一度は聞いたことがあるかもしれない『第3の目』、どこのことだかご存知ですか?
松果体という脳に存在する小さ~な内分泌器です。
大脳は右脳と左脳に分かれますが、その2つの大脳に挟まれる形で松果体は存在します。大きさはグリーンピースほどで、赤っぽい灰色をしているそうです。概日リズム(いわゆる体内時計)を調整するホルモンであるメラトニンを分泌する作用があります。
と言っても、松果体が内分泌器だと分かったのは比較的最近のことです。昔は松果体は神秘的なものと捉えられていたようです。
例えばこちらの方。「我思う、ゆえに我あり」で有名な近代哲学の祖・デカルトさん!
デカルトは、この世界には「物質」と「精神」という根本的に異なる2つの実体があり、その両者が松果体を通じて相互作用すると考えていたそうです。また松果体を「魂のありか」とも呼んでいたそうです。
また、ヨガではチャクラと松果体を結び付け、眠れる器官である松果体が目覚めるとテレパシーが使えるようになる!と考えている方もいるようです。
また、松果体は古代エジプトやギリシャ神話の壁画、キリスト教の建築物などなど、場所も時間も超えて、ありとあらゆる所にシンボルとして描かれています。やはり松果体は単なる内分泌器ではないのかもしれませんね・・・。
ところで、松果体がなぜ「第3の目」と呼ばれるかですが、理由はさまざまあるようです。動物にも松果体はあり、ニワトリや魚などでは光を感じる器官として作用するそうです。
また、お釈迦様やイエス・キリストなどの「後光」は松果体が放っているという考え方があるようです。悟りを開いた人の松果体は活性化されているのだとか。
他にも、第3の目と呼ばれる理由として、動物が松果体を使ってテレパシーのようなものを出しているという主張もあるようです。魚や鳥が一定の距離を保ちつつ、集団で目的地までスピード感を持って移動することができるのは、松果体の機能を駆使しているのではという考え方です。後光とテレパシーに関しては科学的に証明されていることではありませんが、謎の多い器官・松果体に興味が湧きます・・・😊
レパシーを使えるようになる、お釈迦様の松果体は活性化していた、なんていう話を聞いたら、オカルト大好き真木としては、松果体を是非とも活性化させたいと思ってしまいます。
しかし残念ながら・・・松果体は子供時代は大きいのに、思春期頃から小さくなり、メラトニン生成量も減少します。16歳を過ぎたあたりからは、松果体にカルシウムやらマグネシウムが沈着するようになり、やがて石灰化するそうです😭だから歳を取るほどに、眠りが浅くなるのかもしれませんね😭
ちなみに画像は63歳の男性の脳のCT画像です。中央辺りが白で塗りつぶしたようになっていますが、それが石灰化した松果体です。石灰化すると、こんな風に骨のようにしっかりと確認できるようになってしまうそうです。悲しい!
松果体の石灰化を抑え、松果体を活性化させることができるのか・・・正直なところ、よく分かりませんでした😅今の科学で立証済みという方法はないのかもしれませんが、ネット上にはこんな方法が出ていました。
①フッ素の摂取を抑える
②砂糖、アルコールの摂取を抑える
③日光を浴びる
④クエン酸を摂る
⑤運動をして血流を良くする
⑥瞑想
⑦リンゴ酢を摂る
松果体に良いかどうかは不明としても、どれも「健康」に良いことばかりですね😄少しづつ春が近づいてきましたし、これからはもっと太陽を浴びて、カチンコチンになっているであろう松果体を少しでも復活させたいと思います。
文:真木
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