最近見つけて驚いたもの・・・減塩しお!塩なのに減塩?!どういうことなのでしょうか・・・🙄
減塩の商品って様々ありますよね。お醤油や味噌などの調味料はもちろん、加工食品でも「塩分〇%カット」といった売り文句がついた商品をたくさん見かけます。
これだけ減塩、減塩と言われると、あたかも「塩は体に悪い」という印象がついてしまうと思うのですが、本当に塩は体に悪いのでしょうか。
塩が「悪者」にされ始めた経緯は、漬物を多く食べる東北地方で高血圧が多いのは塩分が原因という説が出たのがが発端とされています。「塩分摂取量と高血圧の発症率は関係ない、もしくはあっても非常に弱い」という研究もあるそうですが、こういった研究が日の目を見ることはありませんでした。
塩分摂取量と高血圧が無関係であると示唆するデータは色々とあるようです。例えば、1800年代から第二次世界大戦前までのアメリカでは、1日の塩分摂取量は15~17gでした。冷蔵庫が家庭に行きわたり、食品の保存に塩を使う必要がなくなってからは、アメリカの1日の塩分摂取量は9g程度にまで下がり、それ以降も同程度の水準だそうです。ところが高血圧の発症率は、塩分摂取量が多い時代の3倍にもなっているというのです。
塩分摂取量が多いのに、高血圧の発症率が低い国もあります。韓国はアメリカの2倍以上の塩分摂取量があるにも関わらず、韓国の高血圧発症率は世界でも有数の低さなんだそうです。この2つの例を見るだけでも、塩分と高血圧はなんら関係がなさそうですね。
スーパーに行くと圧倒的に「減塩」が優勢で、「塩分たっぷり😄」というふれこみにお目にかかることはありませんが、実は塩分不足は体にさまざまな悪影響を及ぼします。
例えば、めまいやふらつき、脱力感や疲労感、頭痛、頻脈、食欲不振や吐き気などです。そしてシャキットのお客様に忘れていただきたくないのが、脱水症状と筋肉への影響です。
汗をたくさんかくと、当然、水分の補給が大切になります。ただし、体内の塩分濃度が低いと、体は水分補給によって更に体内の塩分濃度が下がるのを抑えるために、余計に水分を排出しようとします。これが脱水症状や熱中症の原因となるのです。
また、筋肉が働く時にはナトリウムを必要とします。そのため塩分が不足していると、筋肉痛が起こりやすかったり、痙攣(けいれん)や筋力低下などの原因にもなります。
レッスン中に水をがぶ飲みにしても喉が潤わないという方や、筋肉痛が辛い、筋トレを頑張っているのにイマイチ成果が見えない、よく足をつるという方は、もしかしたら塩分不足かもしれません。レッスン中に飲まれているお水に塩を少し加えると良いかもしれません😄また、野菜に含まれるカリウムには塩分は排出する働きがあるため、野菜を沢山食べる方は、塩の摂取もお忘れなく😊
塩と言っても、なんでも良いわけではありません。スーパーの総菜や加工食品、外食産業で使われている塩はほとんどが精製された食塩だと思われます。残念ながら、精製塩は天然塩のようにミネラルが豊富に含まれてはいません。
塩が大事とは言え、濃~いラーメンや濃~いポテチをおすすめしているわけではありません。塩分は是非、天然塩から摂取して下さい😊ちなみに私は最近は画像の『海の精』を使っています。海に囲まれた国に住んでいる日本人の体質には、岩塩より海塩の方が合っているという話を聞いて、ヒマラヤンピンクソルトからこちらに鞍替えしました。正直、違いはよく分かりません😅皆様はお気に入りの塩はありますか?
文:真木
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西谷 (土曜日, 18 12月 2021 22:45)
何故こんなに塩分が嫌われるのでしょうか?梅干しは塩分の低さを強調するものばかりでスイーツみたいですし。必要な塩分まで減らして添加物たっぷりは疑問です。昔から敵に塩を送ると言うくらい塩分は生命に必要なものですよね!そもそも塩味美味しいし塩好きです。
最近は沖縄の海水100%【ぬちまーす】パウダー状のボトルを使っています。にがり成分が豊富なので塩分75.5%と塩分カット( 笑 )100gあたりマグネシウム3360mg、カリウム970mg、カルシウム700mgとありますが違いはわかりません。塩も醤油も味噌も元々安いものなので、そこはケチるところでないなと思っています。
シャキット真木 (日曜日, 19 12月 2021 08:50)
全く同感です。塩分減らして、その分の塩味を補うために添加物やら保存性を高めるための保存料を加えたり・・・本末転倒も甚だしいと思います。
「カロリーゼロ」の謳い文句の裏には人工甘味料がたっぷり、味噌には発酵が進まないよう酒精やアルコールが加えられ・・・。身近なスーパーから政治まで、最近の世の中はでたらめばかりだなとつくづく思います。本物探しが大変です。
ぬちまーすも良さそうでうね~!