ダイエットの助っ人

これなんだかご存知ですか？何かの豆？乾燥させたとうきびのようにも見えます。

答えは「フェヌグリーク」です。

パウダーは日本でも普通に販売されているようなので、ご存知の方も多いのでしょうか・・・？料理しない・できない・する気もないの真木ですが、見たことのないハーブとか香辛料についつい手を出してしまいます。というのも、「これを一振りすれば、お肉も野菜もたちどこに美味しくなるのでは？！」という淡い期待を抱いてしまうのです・・・もちろん幻想に終わるのですが。

そんな私が今、気になっているのがフェヌグリーク！
フェヌグリークが日本に持ち込まれたのは、徳川吉宗が江戸幕府将軍だった1716年から1736年の間だそうですが、農作物として栽培されることはなかったそうです。

地中海地方原産のハーブで、インドやアフリカ、中近東などではよく使用されているそうです。ちなみに1枚目の写真のコーンみたいのが種子の部分です。

なんと、ギリシャ神話では、種子を瓶に入れて部屋に置いておくと、お金がたまると言われているそうです😊ますます気になる、フェヌグリーク！

このところ、アメリカでフェヌグリークが注目を集めてきているようなのですが、その理由がフェヌグリークがダイエットの助っ人になりえるかもしれない、ということにあります。

12名の男性に1日1.2gのフェヌグリークの種子抽出物を2週間にわたり摂取してもらったところ、脂質の摂取量が著しく減り、全体のカロリー摂取量も約12％減少した、という論文が発表されたそうです。

また8名の肥満女性にフェヌグリークの食物繊維8gを朝食で摂取してもらったところ、摂取しなかった被験者よりも満腹感が強くなり、昼食の量が減ったという論文もあるそうです。

どちらの論文も被験者が少ないですし、これだけで「フェヌグリーク食べたら痩せる！」とはとても言えそうもありませんが、フェヌグリークの食物繊維が満腹感を高めてくれたら、ダイエットの後押しくらいにはなるかもしれませんね。（食物繊維はフェヌグリークに限らず、満腹感を高めてくれますが。）

また、フェヌグリークにはバストアップや育毛に効果がある、なんていう話もあります。今日、買いに行こうかな・・・。

肝心のフェヌグリークの食べ方ですが、クックパッドを見たら、カレーやら炒め物やら美味しそうな料理が色々とありました。「牛乳＋蜂蜜＋フェヌグリーク」くらいなら私にも出来そうなので、挑戦してみようかなと思います。ちなみにフェヌグリークは香りは甘く、味は苦いそうです。試してみようという方は、香りにつられて入れ過ぎないようご注意を～😊

文：真木