「何か面白そうなトレーニングはないかな~」とYouTubeを「物色」し、良さそうなものを見つけたら、「頂戴」し、ブログネタとして勝手に使っています。
日本人の方のトレーニング動画でも良いものはたくさんあるのですが、それはわざわざ私がご紹介する必要もないですし、さすがに勝手に転用はできないので、バレそうもない外国人の動画を使っています😅
本日、「頂戴」した動画は、ロサンゼルスでセレブ相手のトレナーをしているマーク・ワイルドマンさんのものです。
「ワイルドマン/ワイルドな男」という苗字(本名だそうです。)の通り、ホームページを見てみると、なかなか激しいトレーニングの画像がいろいろとありました。ちなみにこちらの画像は「sword(剣)トレーニング」の様子です。
今日、ご紹介するのはスウォード・トレーニングではありません。シャキットのレッスンでもあまり重点的には動かしてこなかった、「あそこ」を動かしていきます。その部位とは・・・
首です!
首ももちろん筋肉がたくさんありますので、首の筋トレというのも存在します。ただ、シャキットのお客様の中には、「これからラグビーを始める」という方もいらっしゃらないかと思いますので、筋トレではなく、首のモビリティ・トレーニングをご紹介です。
1つを除き、特に難しい動きがあるわけではないのですが、実際にやってみると、今まで首をしっかりと動かしてこなかったな~ということを実感できるかと思います。
1つ目は左右に回す動きです。痛みが出ない程度に、いけるところまで回します。画像の中のワイルドマンさんは胸の前に手がありますが、手の位置はどこでもOKです。また、全ての動きに共通する注意点ですが、背中を丸めて行わないようにします。動く前に背筋を伸ばし、肩甲骨を少し背骨に寄せ、胸を軽く開いた姿勢で行って下さい。回り具合に左右差があると思います。回数の指定はありませんが、各動きをゆっくりと10~20回ほど行ってみると良いと思います。
2つ目は上下の動きです。この動きの時には、胸骨の辺りに手を当てて下さい。上を向いた時に、胸骨や肋骨が一緒に上を向くような動きをしたら、軽く手で押して、動きを止めて下さい。胸骨や胸郭、胸椎が一緒に動いてしまうと、首の前面が十分に伸びません。
また、下を向く時には、あごが「二重あご」になるくらい、あごを首に押し当てます。
3つ目は左右に傾ける動きです。左に傾ける時には、「左耳を落とす」ではなく、「右耳をできるだけ右肩から離すように高く上げる」という意識で行います。右に傾ける時も同様です。傾ける側と逆の側の伸びを意識して下さい。
4つ目は前後の動きです。最近は頭が前に出た姿勢の人が多いので、この動きはとても重要だとワイルドマンさんは言っています。前方へめいっぱい突き出し、後方へ引く時には、二重あごになるくらい引きます。(2つ目の動きとは違い、下を向かないで、二重あごにします。)
5つ目は「首のアイソレーション」と呼ばれる動きで、唯一、できない方も多いかと思います。正直、私もまともにできません。目の高さを一定に保った状態で、頭を左右にスライドさせる動きです。
ワイルドマンさんは「ジャネット・ジャクソン」と呼んでいる動きなのですが、残念ながら、ジャネット・ジャクソンがこの動きをしている動画は見つけられませんでした。ちなみに、マイケル・ジャクソンなら思いあたるものがありましたので、下記に貼ります。
舞台はエジプト。ファラオ(エディ・マーフィ)が、妻(イマン、デビット・ボウイの奥さん)の「退屈だから楽しませてちょうだい。」という要望に応えるシーンから始まります。最初に登場するのは、スティック・マン(棒男)ですが、ファラオの妻に「ライオンのエサにしなさい。」と言われてしまいます。ちなみに、銅鑼(?)を叩いているのは、マジック・ジョンソンです。2番目に登場するのは、火を食べる男、こちらは首を切られてしまいます😅そして3人目に登場するのが、マイケル・ジャクソン・・・ファラオの妻は心を鷲掴みにされてしまいます😍6分あたりにはファラオの妻とマイケル・ジャクソンのキスシーンもあるのですが、この動画を初めて見た時に高校生だった私は、「なんでそうなるんだよー!!」と絶望しました・・・(笑)
あ・・・話がめちゃくちゃそれてしまいました😅ちなみに6分10秒あたりからダンスが始まりますが、1番最初に出てくる女性ダンサーが首のアイソレーションやってますし、その後も首のアイソレーションは沢山出てきますので、ご興味あれば見てみて下さい。
ということで、最後、話がズレにズレましたが・・・首のモビリティ(可動性)は忘れ去られがちなので、ぜひ日課にしてみて下さい。
文:真木
マイケル・ジャクソンの動画の下に、ワイルドマンさんの元動画も貼ります。字幕はありませんが、動きを確認されたい方は5分ほどの動画ですので、ご参照下さい。
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