つま先から？踵から？

最初におことわりさせていただきます。今日のブログは、結論があるようで、ないかもしれません😅真木自身、正解がよくわかりません。なので、白黒はっきりつけたい性格の方、どうぞご了承下さい。

シャキットのお客様の中には、「ランナー」がけっこう多くいらっしゃいます。たまにジョギングするという方から、ここ1年は大会等が中止になってしまっているようですが、市民マラソンで10キロやハーフに挑戦する方、フルマラソンどころか、トレイルランニングで100キロ以上走るという方までいらっしゃいます。私自身が走るのは、点滅している信号を渡る時くらいなので、ランニングに関して語る資格は全くありません。今日の内容については、真木はド素人です。ランナーの皆様、ご意見等あれば是非、ご教示ください。

ブログのネタに何か良いものないかな～と色々と検索していたところ、「正しい歩き方」というのが目に付きました。大半は歩く時の姿勢に関することで、要は、背中を丸めないで、骨盤中間位で、地面ではなく正面を見て、お尻の筋肉をしっかりと使って歩く、というような内容でした。

「ごもっともですね～」と思いながら、色々と読み進めていく中で、足のどこから接地するべきなのか、という議論がありました。ちなみに私が理学療法の学校に通っていた時には、「踵（かかと）から接地する」のが「正常」な歩行と習いました。ところが、「足指から接地すべき」とする論調がちらほら見受けられるではないですか！「そうなの？！」と思いながら、つま先接地で歩いてみると・・・違和感が半端ない！つま先接地派曰く、「関節への負担を減らすため」だとか。個人的にはつま先で歩くと、お尻の筋肉を使いづらく感じました。もちろん、踵から接地すべきという人も大勢おり、歩く時にどちらから接地するかに関しては、お好みで良いのではないのかな～と私は思いました。今、現在の歩き方で、歩いていると膝や股関節が痛くなる、という方は、試しに歩き方を変えてみるというのもアリかもしれません。

では、走る時はどうでしょうか？

上の写真と全く同じものですが、もう一度よ～く見てみて下さい。静止画なので判断するのは難しいですが、黄色の丸で囲まれている足は、踵から接地しているように見えます。赤丸が1つだけありますが、こちらは、つま先接地の可能性ありかな～とも思いますが、違うような・・・。

接地の仕方は3パターンが考えられます。踵から接地型、足部の中央で接地型、つま先から接地型です。

走り方の練習をした方などを除いて、屋外で普通の靴を履いた状態で走る時には、多くの方が「踵から接地型」かと思います。（靴底が薄い靴の場合には、走り方が変わる可能性があります。）

結論から言ってしまうと、走る時には、「足部の中央で接地」が推奨され、次いで「つま先から接地」、最も推奨されないのが「踵から接地」という感じでした。チョロッと検索した程度なので、もちろん異論・反論あるかとは思います。

その場でジャンプしてみて下さい。足指の付け根の当たりで着地しますよね？

踵から着地するようにジャンプするとどうでしょうか？試してみたい方は、靴を履いてやってください。素足での踵ジャンプは衝撃が強すぎます。踵ジャンプは高く飛べない上に、膝などの関節にダイレクトに負荷がかかってしまいます。

ではつま先ジャンプはどうでしょうか？足指の付け根ではなく、つま先のみでのジャンプです。踵ジャンプよりは、飛びやすいかとは思いますが、衝撃吸収は十分とは言えない感じがします。

何も考えないでジャンプする時には、上述のように付け根で着地する方が大半だと思いますが、これはそこで着地することが、一番衝撃吸収されると体が知っているからだと思います。親指の付け根を母趾球（ぼしきゅう）、小指の付け根を小趾球（しょうしきゅう）と呼びます。この「球」こそが着地の時の衝撃を和らげてくれるのです。

走っている最中に、膝などに痛みを感じるというランナーの方が、今現在、「踵から接地型」の走りをしているようでしたら、「球」で接地する走り方に変えてみると、もしかすると痛みが和らがぐかもしれません。

人間にも肉球（？）あったんですね・・・😄

文：真木