ダックウォーク

こちらの方、ご存知ですか?

 

ロックの殿堂入り第1号のチャック・ベリーです。(ロックの殿堂は、

ロックンロールの歴史や発展に影響を与えたアーティストなどを展示しているアメリカにある博物館)

 

殿堂入りを果たした際には、「ロックロールの創設者を1人に限定することはできないが、最も近い存在はチャック・ベリーである。」と評されたそうです。「ロック界の伝説」と呼ばれる方です。2017年に90歳で逝去されました。

 

ヒット曲はたくさんありましたが、その中の1つ、「ダックウォーク」は独特なギター奏法が話題となったそうです。

カッコいいですね~!でもこの動き、とっても膝に悪そうです(笑) チャック・ベリーは膝痛に悩まされていなかったのかな~、といらん心配をしてしまいます😅

 

今日のブログのタイトルを「ダックウォーク」にしましたが、挑戦してみていただきたいのは、チャック・ベリーのダックウォークではありません。前回のブログで、「可動性」は大事ですよ~と書かせていただきましたので、モビリティ(可動性)トレーニングとしての「ダックウォーク」をご紹介したいと思います。

 

 

それほど難しいようにも見えませんが、「正しく」行うのは、実はけっこう難しいのです。

 

前回も書いたように、モビリティ・トレーニングの醍醐味は、ストレッチの要素に筋力とバランス力のトレーニングが加わることにあります。では、正しいダックウォークでは、どこがどのように働くのでしょうか?

 

 

ダックウォークの体勢で歩く前に、まずは、そもそもこの姿勢になれるのか?という問題があります。この姿勢になるには、足首・膝・股関節・背骨(特に胸椎)の柔軟性に加え、背筋を伸ばし、キープするための筋力が必要となります。

 

一番多い間違えは、左側の写真のように、腰からお尻にかけてのラインが、丸まってしまうことです。骨盤が後傾しているのが原因です。正しくは、右側の写真のように、骨盤を真っ直ぐのまま(前傾でも後傾でもない)に保ちます。こうすることで、お尻の筋肉はストレッチされ、背筋を伸ばすための筋力も使われます。

 

 

また、正面から見た場合には、このように膝が外を向くようにします。これには、股関節の柔軟性が必要となります。

 

 

正しい姿勢がつくれたなら、あとは巨大ラバーダックのように、しっかりと前を見つめて、前進あるのみです!

 

文:真木

 

下記の動画はおまけです~。タイの田んぼに放たれた1万羽の「アヒルの軍隊」です。アヒルが害虫を食べてくれるので、農薬をまく必要がなく、米農家は大助かり。おまけに、アヒルのフンは肥料にもなるそうです。アヒルを提供する業者としても、アヒルのエサ代が浮くそうです。アヒルもおいしい(?)エサにありつけ、みんながウィンウィンですね!