丸まるなら開く

上の写真、日常生活でよく見かける光景ばかりです。こんな風に、現代人の生活は「背中が丸まる」ことばかりです。

 

逆に、背中を反らせるような動きが日常生活の中にあるかな~と考えてみても、これといって思いつきません。すご~く高い所に洗濯物を干す?畑を耕すために鍬(くわ)を振り上げる?お餅をつくために杵(きね)を振り上げる?ん~・・・やりませんね。

 

 

背中が丸まっている時、肩甲骨は理想の位置より、外側にずれています。肩甲骨が背骨から離れている状態を、「肩甲骨の外転」と呼びます。

 

 

丸まった背中を伸ばすには、肩甲骨の外転と逆の動き、つまり肩甲骨を背骨に寄せることが必要になります。これを「肩甲骨の内転」と呼びます。

 

「肩甲骨を寄せる感覚が分かってきた」という話を、時々お客様から聞くことがありますが、それはとっても良いことです😊肩甲骨を動かす感覚は、是非ともシャキットのお客様全員に体得していただきたいと思っています。

 

 

 

背中を伸ばす時に、肩甲骨を内転させることと同時に、体得していただきたいことが、「胸を開く」です。ちなみに「胸を開く」と「腰を反る」はイコールではないので、要注意です。

 

昨日、3回目のスティック・モビリティのレッスンがありました。このレッスンは筋トレとは少し違うので、筋肉痛が来る方も来ない方もいらっしゃるようです。筋肉痛が来ている方も、その部位は千差万別で、これまでに聞いたのは、「お尻、お腹、腕、背中、脇腹、肋骨辺り」などでした。筋トレであれば、「ターゲット・マッスル」、つまり「鍛えたい筋肉、目的の筋肉」が明確なので、その標的に合わせた動きをします。お尻を鍛えたいのに、筋肉痛がふくらはぎに来てしまった、という場合には、どこか姿勢が間違っていたと推測できます。その点、スティック・モビリティは、どこかの筋肉を局所的に鍛えることを狙っているわけではないので、筋肉痛の出る部位がその方によって違うことは、問題ありません。

 

と、前置きした上で、スティック・モビリティを受けられた方には、是非とも感じ取っていただきたいのが、「胸を開く」です。レッスン後に3名の方からラインでのメッセージを頂いたのですが、その内容がとても嬉しかったので、勝手にご紹介させていただきます。(送ってくださったY様、M様、F様、ありがとうございました!勝手に載せてスミマセン😅)

 

●強制的に胸を開いて、肩甲骨を意識しざるを得ない状態で、じっくり運動するので、運動中は逃げ場がなく、しんどい場面もありましたが、次の日になっても、胸を開く形状記憶が残っている。

 

●筋肉痛が肩甲骨付近、背骨、肩、とにかく上半身にキター(゚д゚)ー!胸が開いた感じ、背筋が伸びた感じで、筋肉痛で重だるいけど、シャキーンとする。背筋が伸びて呼吸がしやすかった。

 

●胸が開くような気がして、気持ちよかった

 

3名様とも「胸が開く」感覚を感じ取っていただけたようで、私としては万々歳!です😄

 

 

では、最後に、「スティック・モビリティ受けたいけど時間が合わない、受けたけど2度と受けたくない😅」という方に、お家でもできる「胸を開く」をご紹介します。

 

ストレッチポールをお持ちでない方は、2枚目の画像のようにバスタオルを丸めたり、枕などで代用できます。腰の下には入れないでくださいね。先ほども書きましたが、「胸を開く」と「腰を反る」は違います。むしろ、腰は反らないように気をつけなければいけません。手の平は天井に向けて下さい。

 

「胸を開く」動きは他にも色々ありますよ😊

 

 

どれが一番効く、ということはありません。ご自身が一番、胸の開きを感じ取れるものが、一番効くものです。丸まりがちな私達の日常生活、1時間に1回くらいは胸を開くクセをつけると良いかと思います。

 

文:真木