以前のブログにも何度か書いたことがあるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は断食をしています。もう1年以上経ちました。
断食と言っても何日間も水しか飲まないといったハードなものではなく、なんちゃって断食です。プチ断食とか間欠ファスティングなどとも呼ばれるもので、1日のうち16時間は食べ物を口に入れないという形で行っています。
ここ何日かの間に複数のお客様に私がやっている16時間断食のことを聞かれたので、改めてブログに書こうかなと思い立った次第です。
まず、16時間断食をやってみようと思った経緯ですが、メンタリストDaiGoさんの動画がきっかけだったかと思います。断食は体に良いというイメージはあったのですが、なんせ私は食欲が具現化したような人間なので、断食と聞いただけで、「絶対無理」と思っていました。
そんな中、「下腹部の脂肪燃焼にはプチ断食を」というDaiGoさんの動画を見て、12時間くらいの断食ならできるかな~と思って始めました。動画は下に貼っておきますので、ご興味のある方は見てみて下さい。私自身は特にDaiGoさんのファンというわけではなく、最近はあまり見なくなったのですが、一時期は彼の健康関連の動画はよく見ていました。というのもDaiGoさんが発信する内容は、「彼の個人的な持論ではなく、論文等から情報を収集して、その時点で最新かつ正確と思われるもの」なので、何か役立つ情報を得られるのではと思って視聴していました。
「下腹部の脂肪が取れない、下腹部が出ている」というのは、30代以上の女性の多くが感じることだと思います。私自身ももちろんその一人です。なので、プチ断食で効果を感じることができれば、シャキットで情報提供できるかなという思いもありました。痩せたいというよりは、人体実験してみようという気持ちだったかと思います。
断食にはさまざまなやり方があるようです。それこそ水しか飲まないものから、具なしの味噌汁だけでしのぐという方法、私のように1日のうち〇時間は食べない方法などなど。また断食の期間もさまざまで数日から数週間も続ける形もあれば、1日おきとか1週間に〇日は断食する、などです。
ちなみに私はDaiGoさんが女性は最初は12~14時間と言っていたので、その形で始めた記憶があります。家で朝食を食べることをやめ、午前中の1本目のレッスンが終わる11時に朝食兼昼食を食べる形にしました。前の日の最後の食事が夜の21時だとすると、次の1食目が11時でちょうど14時間食べない時間を作れます。
最初の頃はそれなりに辛かったように思います。空腹が辛いというのもありますし、食べ物に対する執着が強まるというか、「食べれる時間まであと30分、あと20分、あと10分・・・」などというように頭の中がそれでいっぱいなんてこともあったと思います。ただその感じは徐々に弱まっていった気がします。
ここで少々話がそれます。お客様からいただく質問にはさまざまなものがありますが、一番返答に困る質問の1つがこれです。
「プロテインは飲んだ方が良いですか?」
一般的には「飲んだ方が良い」と答えるインストラクターが多いかと思います。私個人の意見としては・・・
私自身も飲んでいたこともあるけど、今は飲んでいない。だからと言って否定するわけでもない。一般的には糖質を抑えて、たんぱく質の量を増やした方が、痩せると言われているけど、「健康」という視点で考えた時に、本当にそれが正しいのかを私自身は疑問に感じる。栄養学や西洋医学的に考えれば、それは正しいかもしれないけど、古来からお米を食べてきた日本人にも同じことが言えるかどうかは私にはわからない。そもそも私は栄養学に若干の不信感を持っているし、最近は摂取カロリーを抑えれば痩せるという理論さえもどうかと思っている。ホルモンのことだって解明されていないことだらけだし、そもそも「痩せる・痩せない」という視点のみで食物を論じるのは、「シャキットのお客様に本当の意味での健康を手に入れてほしい」と考えている自分のポリシーに反するのでは・・・なんたらかんたら・・・(こういうことを言うと大体、山内に「面倒くさい。もういいわ。」と言われます。)
ということで、早い話が「わかりません」ということです😭ごめんなさい😭プロテインを飲む飲まないはご自身で情報収取をして、ご自身で判断して下さい・・・。
なぜこんな話をしたかと言いますと、ここからはプチ断食の感想を書きたいと思うのですが、あくまで一個人の感想であり、私に合うから万人に合うということを主張したいわけではありません。
お客様の中にも16時間断食を始められた方がいらっしゃるようで、「痩せた」というコメントを何人かの方から頂きました。私自身はどうかと言いますと、12~14時間断食から始めて、今は16時間~18時間です。1年以上が経ち、どんな変化を感じているかと言いますと・・・
😊朝食を食べなくなって、朝の出勤前の準備が楽
😊朝食分の食費が浮く
😊眠りが深い
😊食べる時はアホみたいに食べるのに太らない
😊午前中すこぶる調子が良い
😊下っ腹は確かに少しサイズダウンした(DaiGoありがとう)
😊空腹が苦痛じゃない
😊快便が過ぎる
思いつくだけでもざっとこれくらいあります。
今は「努力して断食をしている」という感覚は皆無で、このスタイルがすっかり定着しています。おそらくこのまま、今後もいくと思います。上記にあげた自分が感じる変化の中でも、特に「プチ断食を始めて本当に良かった」と思っている点が3つあります。
1つ目が「眠りが深い」です。今は大体18時くらいに最後の食事が終わるので、23時に寝るとして、食事から就寝まで5時間あります。これくらい開けると良い感じの空腹状態になり、すっと眠れて、夜中も目を覚ますことなく、朝もスッキリと目覚めます。たまに夜に外食をして、22時位まで食べると決まって眠りが浅く、朝も爽快感ゼロです。就寝中も消化のために胃が全力で働いているという感じがするんです。
2つ目が「アホみたいに食べる時もあるのに太らない」です。Facebook等の投稿で私の大食いっぷりをご覧になられた方もいらっしゃるかと思のですが、我ながらよく食べます。高校生の息子より食べます😓ちなみに自己弁護させていただきますが、外食時はドカ食いすることが多いですが、毎日ドカ食いするわけではないです。たくさん食べた時は次の食事までを18~20時間あけて調節することもあります。そうするとドカ食いした罪悪感が帳消しされるので・・・😅
そして3つ目が「空腹が苦痛じゃない」です。これが自分が感じる一番大きな変化です。以前はお腹が空くとあからさまにイライラしてしまうという重大な欠陥を持っていました。他にも色々な欠陥を兼ね備えているんですが、この欠陥に関しては克服いたしました😆最近では空腹が若干快感でもあり、お腹が鳴ると嬉しくなります😆変態ですね。
ということで、今回のブログは単なる私の感想文になってしまいましたが、今現在、体になんらかの不調を抱えている方、体重がどうしても落ちないという方、私のように料理が大嫌いでその労力を少しでも減らしたいという方、断食おすすめですよ😊
文:真木